螺旋の言霊《エル・ペセラ》

『永久の願い』を成就させるために、その『工房』は存在していた。月の半ばの『望月』の時にしか開かれないそこは、異なる平行世界の『喫茶店』を通してしか行けることしかできない。依頼人は自身が一番苦手となる『食物』を克服することを対価に遂行人となる『創珠』が契約を担う。その『依頼』は決して不可能と言われていることでも、必ず成就される。すべては『永久の願い』のためにあったものだった。