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フェイの賑やか家族観察  作者: L☆E
とある一日
32/77

夕食がうるさくなるのは必然

結城から見張りは大丈夫とアイコンタクトがあり、オレは存分に周囲の観察に入った。


「有紗のは別に盛ってあるから、全部食べていいわよ」

「やった、了解(嬉)」

「ちなみ、醤油」

「はい」

「あんず、福神漬け持ってきて」

「こっちも・・・2つ(笑)」

「兄ちゃんたちは自分で持ってきて!」

「また自分入れただろ!!」

「結、うるさい」

『2つのトコ突っ込むべきじゃん?』

「出た、かんな姉さんの必殺言葉」

「・・・ちょっと違う気がす」

おわわい(おかわり)(モグモグ)」

「タイミング悪っ!最後まで言わせろよ・・・って口の中のを飛ばすなあ!(叫)」

「隆、行儀が悪い」

「食べるの速くない?」

「俺もう3杯目だけどね」

「秋!」

『はえぇ!!』

「って、もう鍋空かよっ!?」

「フフン、それは俺が1杯につき1.5杯位入れたからさ!」

「・・・合計4人前(呆)」

「よく噛めと言ってるでしょ!」

「えぇ~私もう少し食べたかったのになぁ」

「それ以上贅肉つけるのか、るり」

「そこまで太ってない!!」

「でも恭兄言ってたぜ~。腹に贅肉ついたのか胸無くなったのかわからないけどるりこの胸は目立たなくなってるって」

「馬鹿!言うな!!」

「ブッ・・!?」

『うわっ、カレーの雨(和茂の唾液雑じり)っ!!汚っ!!』

「和兄、汚い」

「わ・・・悪い、結」

『オレにはねぇのかよ!』

「フェイには無理だろ(小声)」

「なに顔赤くしてるの和!!」

「るりの覗いてる恭兄も想像して赤くなる和兄も最低」

「・・・和兄。るりはかなり幼児体型だから覗くならちなみのほうがいいよ」

「反省の色がないようだね、恭?」

『というかもう見たって認めてるし』

「かんな姉はいいよ。・・・私が徹底的に潰すから」

「・・・(冷汗)」

「さや姉、手伝う」

「ありがとう、るりこ」

「・・・ごちそうさま!!(逃走)」

「フッ・・・逃げられると思ってるのかしらねぇ!!」

「ごちそうさま、地獄を見せなきゃね・・・」

「あぁあ、やっちゃった」

「戦場がここになる前に食べちゃったほうがいいよ、皆」

「そだね」


最後の一言に皆が頷いて皿を空にした。

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