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フェイの賑やか家族観察  作者: L☆E
とある一日
31/77

食事の配膳だけは全員で

本日のメニューはカレーと野菜サラダ。それと一人コップ一杯の麦茶。

毎日そのときそのときのメニューに合わせて配膳の役割を分担している。

るりこが大量のコップになみなみと麦茶を注ぎ、ちなみはスプーンと箸を配膳していく。

その2人の分のカレーはきりかとあんずが運んで、ななことみさきがかんなとさやかの分を運ぶ。両手に一皿ずつ持って運んでいるが、あんずだけは今にも落としそうで見ててはらはらする。

ちなみがサラダも皆のところに置きなおして、きりかがおかず戦争組みの分のサラダを運んでやる。

ななことみさきは調味料を選んでかけ始める。

おかず戦争組は翔平と秋光が代表して折りたたみの机を2つ並べて置くと、麦茶やサラダを取りにいく。

その2人の分を和茂と恭助が運び、隆星は自分のカレーとおかわり用のカレーを置く鍋敷きを持ってくる。

その後ろで結城がカレーと自分の好みの調味料を手に席に着く。

入れ違いにキッチンに入った和茂がかんなから大きなカレー鍋を受け取る。まだ熱いため、ちょっとメルヘンチックな鍋つかみを使っているのは見慣れてしまったが、まだちょっとギャップに笑う。

軽々運び終えて、準備が一段落した。


「いただきます」


全員が席についたのを見計らってかんなが箸(今日はスプーン)をとる。それを合図に全員が食べ始める。

オレはもちろん食べないのだが、朝食同様に参加する。結城と向かい合わせの位置に座るが、奪われる心配のないサラダを無視してカレーに手をつけたということは結城の分は今日安全だろう。

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