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フェイの賑やか家族観察  作者: L☆E
とある一日
26/77

お使い組2人と高校生が帰宅


「ただいまぁ」

「買ってきたよ!」

「すごく安かったんだよ~(喜々)」

「ただいま。腹減った・・・さや姉~早めにお願い」


 買い物に行っていたるりことちなみがいつもより随分と早く部活から帰った翔平と恭助が一緒に帰ってきた。

 帰りが一緒になって荷物を乗せて貰ったのか、るりこにもちなみにも持っている荷物の推定重量に反比例して疲労の色がない。自分達の買い物に対する期待にこたえられたことを嬉しそうに報告する2人を見て、後ろの兄2人が辛い部活や面倒な勉強で疲れた心を癒している。・・・翔平の口がだらしなく開いているのがすごく笑えてしょうがない。

 やや遅れて・・・


「疲れたぁ・・・ただいま」


 かんなも帰ってくる。

 かんな帰宅と同時に受験組の強制(サボっている者もいるのだが)勉強終了時刻を迎えた。各自自由に休んでも勉強してもよい時間になる。真面目に勉強しているのは汐見家の娘達だけだが・・・

 あんずや喧嘩していた隆星や勉強に疲労困憊のななこ他、やることがない暇人どもがたまっていつも賑やかになる。その輪に加わることは出来ないけれど入るのが大好きだ。

 帰ってきた男2人も部屋に荷物を放り込み、リビングに入る。

 るりことちなみは買った物をさやかに渡すと皆がいる輪の近くで腰を下ろした。


「かんな姉、皿洗いしてるから少し休んでいいよ?そのうちるりこ達が料理は手伝ってくれるから」

「ん~、じゃあ10分だけ」


 かんなもさやかの気遣いにそう答えて椅子に座ってリビングの惨状を眺め始めた。

 オレはいつものように結城の肩に乗って眺める。


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