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エイリアンの侵略に人類は魔王と手を組んだ

作者:佐武ろく
<読み切りファンタジー小説>

青く美しい星『アスレラ』は魔王の闇が世界を覆い始めていた。だが魔王ありしとろこに勇者ありというのが世の常。この世界にも例外なく勇者がその聖剣と共に現れた。そして勇敢な仲間と共に魔王城を目指し旅を続け、ついに魔王と対峙する。この世界の命運を分ける大勝負が始まった。光か闇か。この世界が望むのはどちらなのか?そして両者は力と力をぶつけ合い、ついに決着がつくかと思われた。だがその時。突然、魔王城天井を突き破り光線が降り注ぐ。咄嗟に2人は最後の一振りの為に貯えた力をその光線の対処に使用した。そして光線が消えたことで崩れた天井とその向こう側が見え始める。その光景に勇者のみならず魔王までもが表情をこわばらせる。視線の先では空を覆いつくほど大きな空飛ぶ円盤一隻と無数にの小さな空飛ぶ円盤が2人を見下ろしていたのだ。そして固まるように空を見上げていた2人を囲うようにエイリアンが空飛ぶ円盤から下りてきた。もう終わりかと思われた勇者の物語。だが本当の始まりはここからだった。

アスレラを分かつ人類と魔王軍の勢力図に新たに加わったエイリアン。人類と魔王軍は圧倒的戦力を持つエイリアンに対処するため、休戦協定を結び互いに手を取り合った。エイリアンという強大な敵が前代未聞のタッグを組ませる。

※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません
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