第三部登場人物
反逆児アトラス 第三部~沈み行く大地~ 主要登場人物
()内は第三部開始の時の年齢です。登場人物たちは若いように見えますが、物語の舞台になるアトランティスの人々の平均寿命が40代後半で、16歳になると成人として扱われます。50代、60代は長老という雰囲気です。ということで、( )内の実年齢に+4~+5歳していただければ、現代の私たちの年齢のイメージに近づくかと思います。
例えば、アトラスやエリュティアは現代で言うと20代前半の年齢の男女のイメージです。
◆ルージ国
◇アトラス(18)
本編の主人公で若きルージ国王。アトランティスの腐敗の元凶の最高神官を除き、平和を取り戻したかに見えたが、人の心に潜む憎しみと、大地が海に沈むという破滅に向き合うことになる。
◇エリュティア(17)
本編のヒロイン。今は亡きシュリーブ国王女で、今はアトラスの妻。大混乱の中アトラスと支え合い、彼に進むべき未来を示し続ける。
◇ピレナ(15)
アトラスの妹。快活で兄譲りの決断力で人々を導くがルージ島の海没で人々と共に死ぬ。
◇リネ(36) アトラスの母で、ヴェスター国王レイトスの妹。
◇ラヌガン(18) 元はアトラスの側に仕える近習の一人だったが、今は騎馬部隊を預かり、広大な領地の治安維持に当たる。
◇マリドラス(37) 父が亡くなった後、頭主となったラヌガンを支える叔父
◇テウスス(19) アトラスの近習の一人。冷静さと度胸を見込まれて他国との交渉を行う事が多い。
◇スタラスス(16) アトラスの近習の一人。無邪気さ残し、アトラスに対して誠実な忠誠心を持っている。
◇レクナルス(17) 領主ラクナルの孫。彼がルージ国に寝返った時に、人質に差し出されてアトラスの近習の一人になった。
◇クセノフォン(44) 解放と自由を条件にアトラスの配下になった元ギリシャ人奴隷の兵士たちの総指揮官。
◇リシアス(10) リマルダの地を治めていた領主ガルラナスの息子。アトラスはガルラナスの後を継がせて領主にした。
◇ユリスラナ(20) エリュティアの侍女。物事に拘らない明るい性格で、いつしかギリシャ人のエキュネウスと恋に落ち、彼の子を身籠もる。
◆ヴェスター国
◇レイトス(39) ヴェスター国王。過去に妹のリネをルージ国のリダルに嫁がせている。アトラスの叔父に当たる。
◇オルエデス(22) 子どものないレイトスに、世継ぎとして迎えられるが、能力を発揮できず養父を失望させている
◆レネン国
◇デルタス(19) レネン国の世継ぎとして生まれたが、幼くしてシュレーブ国へ留学という名目で実質上の人質に取られて育つ。その為にリュティアやシュレーブ国の旧臣と親しく交わっている。
◆グラト国
◇トロニス(44) グラト国王。誠実そうに見える人柄の裏に底知れぬ野望を秘めている。
◇クスニルス(24) トロナスの長子。勇敢だが短気で、隣国のラルト国と小競り合いを起こしている
◇ルタゴラス(23) トロニスの次男。性格は父親譲り。
◆ラルト国
◇シミナス(43) 国王。最高神官たちから神帝の座を餌に兵を挙げるように迫られていたがその機会を失ったしかし、今でもそ資格があると考えている
◆その他
◇エキュネウス(19) アトランティスの支配を画策していたギリシャ軍諸部族の生き残り。エリュティアにあこがれを持っていたが、いつしかその侍女のユリスラナと恋に落ちる。
その他にも数多くの人物が登場しますが、大臣○○○○という具合に、その人物の肩書きなど表記して区別がつくようにしていきますね。
では、本編をお楽しみください。