01 新たな出会い
初めての投稿で、少し緊張しています……w
暖かい目で見てもらえると、嬉しいです……!
とある国。「ルビンツ帝国」の、小さな村。「マクベス村」に商人の息子がいた。
「お母さん!じゃあ、僕行ってくるね!」
「本当に大丈夫?モンペはまだ16歳だし……。そんなに早くに行かなくても……!」
「大丈夫だよ!僕はお父さんみたいな商人になりたいんだ。そのためにも、今から外の世界を知っときたいんだ。心配しないで!」
「……うん。息子を守るのは親の仕事よね。でも、息子の夢を見守るのも親の仕事……。」
「よし!わかったわ!もう心配しない!あなたがやるって言ったこと!私は陰ながら応援するわ!」
「お母さん……。じゃあ、今度こそ、行ってきます!」
「行ってらっしゃい!」
こうして僕は「お父さん」みたいな商人になるべく、旅に出ることにした!僕のお父さんは昔、とっても凄い商人だった。困ってる人がいたら、安く物を売ってあげたりしていたから、生活は楽ではなかったが、お父さんを慕う人は沢山いた。そんなお父さんのことを誇りに思っていた。そして、僕もお父さんみたいな「商人」になりたいと思った!
でも、何も考え無しで旅に出るほど、頭は悪くない!適当にブラブラするのではなく、この国の4大街として数えられる南の街「サウスティー」に行って、物を売るんだ!
一応家にあった、大きめのバッグと、少しの回復剤や、MP回復剤などは持ってきた!
商人として最低限の装備だけど……
そして、サウスティーに急いでると、茂みから青い「何か」が襲いかかってきた……!
「うわ!なに?!ベトベトする……」
それは、スライムだった……。
「え……?待って……。僕戦えないよ……!」
モンペは戦い方は愚か、武器すら持ってなかったのです……。
「ピキャ!ピキャー!」
「う……うわー!来ないで〜!」
モンペは逃げるばかり。何とか回復剤を使って、凌いでいたら……
「魔法弾!」
シュッ
「ピギィ!」
何者かが、スライムに攻撃をしたのです。ただ、少しスライムに苦戦してる様子でした……
「お姉ちゃん!逃げて!スライムの攻撃が来るわ!」
「え?」
ドン!
「キャっ!」
「お姉ちゃん!!’’生命の輝き’’をお姉ちゃんに!」
「イッシュありがとう……!……魔法弾!」
ピュン!
「ピ……ピギィ……」
やっとスライムは倒れました。モンペが安心してると、さっきの少女が
「あの……。大丈夫ですか?」
「あっ!大丈夫です……。助けていただきありがとうございます……!」
「あんたの為に助けたわけじゃないわ!私たちは早く強くなりたいだけ……!」
「お姉ちゃん……。そんな言い方可哀想だよ……。」
「あっ!あの、助けてくれたお礼に……」
と、モンペは持っていた回復剤とMP回復剤を渡しました。
「わぁ!ありがとうございます!私達、黒魔道士と、白魔道士なのにMP回復剤を持ってなかったんです!」
「まぁ、駆け出しだけどね……。とりあえず、ありがと……」
「え?魔道士なのにMP回復剤を持ってないんですか……?」
「えぇ……。恥ずかしいことに、半分家出みたいな感じで飛び出してきたので、魔法の杖など以外ほとんど何も無いんです……」
「だから、MP回復剤などの面で困ってるのよ……。駆け出しだから、すぐにMP無くなっちゃうし……」
ここで、モンペは思いつきます。
(僕は戦えなくて、守ってもらいたい。あの子たちはMP回復剤などを貰いたい……。)
「あっ!あの!僕とパーティー組んでくれませんか……?」
「え?」
「僕は戦えないので、守って欲しいんです!でも、その代わり僕からはお礼として、MP回復剤や、回復剤などを渡します!どうですか……?」
2人は少し考えて、
「私達も困ってたので、ちょうどいいです!駆け出しなので、しっかり守れるかわからないですが、1人よりは安心でしょうし……!」
「やったー!えっと……。まず自己紹介ですよね……!僕の名前はモンペです!凄い商人になるために、旅にではじめたところです!今はサウスティーに向かってるところです!」
「えっ!サウスティーに行くんですか?私達もそこに行きたかったんです!やっぱり丁度いいですね!
……っと!私の自己紹介ですよね……。私はイッシュです!」
「で、私がアッシュ。私達双子なの。私が姉ね。私が黒魔道士で、攻撃専門。」
「で、私が妹で、白魔道士の、回復など援護専門です!」
「よろしくお願いします!」「よろしく」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
こうしてモンペはサウスティーに新たの仲間と共に向かうのでした。
次の投稿は早めにできるよう頑張ります!
これからも、読んでいただけると嬉しいです!