閑話 性教育 実験
閑話の理由は、年齢制限に引っかかった時用です。
警告が出次第、ノクターンに移動します。
私が動けるようになってから数日後に、急遽用意された部屋(既存の部屋に、防音/内部反響処置)にて、女生徒全てが集められ、澪様からもたらせました、異世界の性知識(むしろ、人体の仕組み)について、講義が始まりました。
講師は女性(ステラン様と、他数名)。
概要は、
①【ストレス(肉体/精神)がもたらす、性行為時分泌ホルモンの作用】の理解。
②【ホルモン(依存系)への、理解と慣れ(耐性)】
内容は、
⑴性行為時分泌ホルモンについて。
種類/効能/依存/汎用性等の、現在解っていること。
⑵性感帯=神経の集合体について。
③【性感染症】について。
このことに、全員、驚いていました。
中には、「あの時、大事に接してあげたら良かった」「演技すればよかった。」と、悔しがられていた人達や、
「不満を言っても良かったんだ。」「言いなりにならなくてもよかったんだ。」と、ホッとした感じの人達がいました。
講義の後は、実習。 内容は、
①【性感帯の把握】
その場所に攻撃を受けた時に、冷静に対処できるようにするため。
②【性的絶頂=体の危険信号の実体験】
数日かけて、【慣らす】予定。
体力のある人/慣れるのが早い人/慣れている人は、期間が短くなるらしい。
③【最大性的絶頂】の実体験。
②まで体験した後の予定。
気絶/呆然自失の体験(映像記録つき)。
それ以上は、講義ではしないらしい。
全員がいる教室で、数人ずつ、スタッフ(♀)の前に呼ばれ、下着姿になり、全身を弄られました。
探し終わると、休憩を入れて、性感帯を弄られます。
………正直に言うと、これがどう気持ちよくなるか、疑問です。
希望者は、機能していない性感帯の開発をされていました。
こんなことで、ストレス発散/肉体と精神の健康/運動能力向上/依存への慣れになるのか、不安です。
男性の生徒は、別館にて、講義と実習をされる予定です。
ただし、澪様は受けないようです。
今頃、何をしているのでしょうか?
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side澪
「媚薬についての、考察を述べます。」
目の前には、縛られた死刑囚(邪教徒)。 その奥に、研究者達。
「発情の条件は解りませんが、私の世界の媚薬と言われた食材や、様々な情報から、共通する部分を抜き出しますと、【血行の促進】、もっと言えば、【血液に関する事】が、関与していると思われます。」
「なので、先ずは私が知っている、【血行の促進】に関与している情報を、この世界でも使えるか、試してもらいます。」
「それでは、食材から。」
「用意していただきましたのは、①辛味などの、体に刺激を与える食材。」
「②冬に食べる食材。 ③酒や紅茶などの、発酵した飲料水。」
「④酒に漬ける果物/紅茶に使える果物の2つに共通する果物(りんご/ブドウ/桃/柑橘類/etc)。」
「⑤薔薇。 ⑥薄荷やミント。 ⑦カモミール。 ⑧カカオ。 ⑨アーモンド。」
「これらから作りましたのが、こちら。」
「各種鍋に洋菓子と、蒸留酒にリキュール、フルーツティ、ココアなどの飲料と、炭酸飲料水になります。」
「………これ、俺達が食べていいのか? メッチャ赤いけど(鍋)。」(死刑囚(♂))
「そうですよ。」
「毒は?」
「[パクリ]この通り、入っていませんよ。」
「「「よっしゃーーーーー。」」」
「研究員の人達は、経過観測をお願いします。」
「「「はい。」」」
「[小声]毒は入っていませんが、錬金術で成分を凝縮してます。」
「[小声]理解しています。」
「[小声]熱中症のような症状が出たときは、止めてください。」
「[小声]はい。」
「貴女達には、別の実験に協力していただきます。」
「私達も、あっちの方がいい。」
「こちらが終わったら、貴女達にも用意しますよ。」
「その言葉、忘れんなよ。」
「はい。
それでは、あなた達は向こうの研究員の所に、あなた達はこちらに来てください。」
「それでは、あなた達にすることを説明します。」
「あなた達にすることは、エステマッサージです。」
「はあ?」
「向こうの人達は、【精油を使ったマッサージ】で、あなた達は、【筋肉の凝りをほぐすマッサージ】となります。」
「………まあ、意味のわからん実験動物扱いよりマシか。」
「それでは、始めます。」
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side聖女
「!ん、通知?」
《勇者澪が、筋肉の凝りほぐし用の魔法(熱/電気/振動)を習得しました。》
《【神聖魔法】に統合します。》
………何してるの?
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side澪
「エステ/マッサージは、これで終わり。
他にできることは、指圧/経穴/鍼(?)/リンパ系だけど、こっちは情報を持ってないから、そちらに丸投げになりますけど、よろしいでしょうか?」
「先代勇者様方からの情報も有りますので、御任せてください。」
「お願いします。」
「あと、風呂/サウナでの経過観察も、お願いします。」
「承りました。」
「これで残っている情報は、運動と心理的なものだけど、死刑囚は前線で戦わせているんだよね?」
「はい。 殺す手間も惜しいので、前線で戦闘員兼捌け口として使われています。」
「男女関係なく?」
「はい。 そうです。」
「なら、あとできるのは、心理的なもの、罪悪感/背徳感/高揚感などの、【感情が大きく動くもの】と、【かい放感】。」
「開放感、ですか?」
「開放感、解放感などの、縛られているものから解き放たれた時の感情が、ホルモンの分泌に関与している、って論文があったんだよね。 例えば露出とか。」
「死刑囚で試すのは、不可能ですね。
露出も、先代勇者様方から、ビキニアーマー等が伝わっておりますから、今更恥ずかしいと思う人は、この世界には少ないかと。」
「そうか。 それならシチュエーションや舞台設定などで、感情を沸き立たせれるかもしるないから、試してもらえませんか?」
「研究員達と相談してみます。」
「最後に、酒についての観察を頼めますか?」
「すでにしておりますが?」
「酒には、最低でも5つの効能が見込めるんですよね。」
「①【酩酊時の判断能力の低下】 ②【不満の発露/ストレスの発散/かい放感】 ③【体温の上昇/血流促進】 ④【鎮痛作用/痛覚の麻痺】による、性感帯を弄られた時に、性欲のみを感じられる可能性 ⑤【人格が変わること(=トランス状態)】。」
「………どれも、見たことも聴いたこともある症状ですね。」
「特に⑤番が厄介でして、」
「?」
「⑤番の症状に加えて、強めにストレスを与えると、」
「与えますと、」
「酩酊状態に似た症状になるそうです。」
「………直ぐに実験します。」
「オマケに、」
「まだ有るんですか。」
「⑤番に至る条件には、酒/麻薬/集中状態/心理的なもの/瞑想(?)などがあるんですよね。」
「………確か今、性教育をしている理由が、【依存への共存】でしたよね。 ホルモンに依存物質が含まれているのが理由で、」
「そうですね。」
「………検証後、事実と判ったら、女生徒に、いえ、これから先の未来も含めて、全ての女性に、耐性をつけさせるようにします。」
「お願いします。」
「それにしても、」
「どうかしましたか?」
「実験の為とはいえ、死刑囚を健康にして、さらに美容にまで気を使うなんて、複雑な気持ちです。」
「はは。 私も同じ気持ちです。」
私個人としましては、ここまで義務教育でするべきだと思っています。
死者が出ていない(?)とはいえ、
①性感帯(=神経が集中している)
②性的絶頂(=危険信号)
③最大性的絶頂(⇒気絶/呆然自失)
は、理解と体験をしてないと、本当に危険だと思いますので。
それと、(ホルモン)による依存と、性感染症についても。
後日、酒に対する耐性付けも、行う理由です。




