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第9クレイジー 「恐るべきイェーガー!!!」

 一方その頃ダンテは! 突如目の前に現れた暗黒反乱軍ダークネス・レジスタンスのリーダー、イェーガーとにらみ合っていた!


「クックック、予想通りここに来てくれて助かったよ、ダンテ総理……!」


 イェーガーがそう言って、妖しく微笑んだ! ウェーブのかかった艶やかな銀髪を肩まで無造作に伸ばし、おしゃれな黒いロングコートを羽織った、いかにも悪の組織の親玉といった風貌!


 だがその整った顔立ちはどこか幼げで、何を考えているのかまるで読めない!


「……“予想通り”、だと……?」


 するとイェーガーは、地面に寝転がって気絶するアンナを指さして


「その子に追跡装置がついていることは、最初から分かっていた。だから、お前をここにおびき寄せるためにあえて追跡装置をそのままにしていたのさ」


と言った!


「クッ、なるほどな……!」


 つまりダンテは、まんまと敵の策にはまってしまったというわけだ!


「さて……それじゃあ今から、あんたを始末させてもらうとするか」


 そしておもむろに、右手を前に突き出すイェーガー! するとそこに、まばゆい輝きを放つ光の球が出現した!


 球はみるみるうちに形を変え、気が付くと──鋭い刃を持った、大鎌になった! そう、暗黒反乱軍ダークネス・レジスタンスのリーダー、イェーガーのクレイジー・ウェポンは大鎌! その風体はまさに死神である!


「それがお前のクレイジー・ウェポンか!」


「ああ、そうだ!」


 彼は頷きながら、白く輝く大鎌を両手で掴み、構えた!


「お前の命を、こいつでいただく……!」


「やれるもんなら、やってみろ!」


 ダンテも自らの得物である日本刀を構え、イェーガーを鋭くにらみつける!


 一瞬の静寂!


 ──先に動いたのは、日本のキング・オブ・クレイジー、ダンテ!


 目にもとまらぬ速さで敵に肉薄すると、日本刀を軽々と振って横なぎを繰り出した!


「遅いな!」


 イェーガーは余裕綽々で言いながら、ダンテの斬撃を大鎌の刃の部分で受け止める!






 ガキィィィンッッッ!!!






 甲高い音と共に、激しく火花が散った!


「うおぉぉぉ!」


 ダンテは雄たけびを上げ、さらに2度、3度と刀を振る!


 だがイェーガーは、驚異的な反射神経でその斬撃を避け、いなし、紙一重で潜り抜けた!


「やるな、イェーガー!」


「ああ、俺もそう思う!」


 そして、ダンテの腹に鋭い蹴りをお見舞いするイェーガー! もろに喰らってしまったダンテは、「ガハッ!」と苦し気に息を吐きながら後ろへジャンプ! 素早く相手と距離をとった!


「ふっ、良い判断だ。だがこれで分かっただろう。お前に勝ち目はない」


 勝ち誇るように言い放つイェーガー!


 だが……ダンテには、まだ奥の手があった!


「……いまだ、ジャスティス!」


 彼が叫ぶのと同時に、これまでただの死体に過ぎなかったジャスティスが、ムクリと起き上がる!


「なんだと!?」


 これには思わずイェーガーも驚愕!


「ジャスティスは確かにアンナがとどめを刺したはず……ま、まさか! 復活したというのか!? キリストですら復活に3日もかかったというのに!」


 唖然とする彼を横目に、復活したジャスティスはクレイジー・ウェポンを発動させた!


 光り輝くガトリングを抱え、躊躇なく引き金を引く!


「うおぉぉぉぉぉお!!!!!」


「なんのこれしき!」


 果たして、イェーガーの運命やいかに!?


 次回、「佐賀のジャングルは迷宮!!!」に続く!!!

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