第5クレイジー 「ダンテ、佐賀上陸!!!」
早速ダンテとジャスティスはプライベートジェットに乗り、佐賀へと向かった!
そして佐賀の空港に降り立ったダンテは、開口一番に
「ちくしょう! 佐賀になんか来ちまったぜ!」
と叫んだ!!!
「なあダンテ、なんでお前そんなに佐賀のことが嫌いなんだ?」
「特に理由はない!」
説明しよう、ダンテは特に理由はないが佐賀のことを嫌っている!
「よーし、早速追跡装置が反応している場所に向かうぞ!」
「おう!」
──それから2時間後──
「やっと着いたな……」
「ああ、やっとだぜ……」
ダンテとジャスティスは今、佐賀県の県庁所在地である佐賀市にやって来ていた!
だがそこは、見渡す限り森! 森! 森!
西暦2100年にもなって恐ろしいほどの田舎ぶり!
佐賀は完全に、世界の近代化の波に乗り遅れていた!
「なあダンテ、本当にこんな無法地帯のジャングルにアンナがいるのか?」
「ああ、そのはずだ! それにこのジャングル地帯なら、姿を隠すのにうってつけだからな……もしかしたら反乱軍のアジトがあるかも!」
「お、もしかしてあれか?」
そう言って前方を指さすジャスティス!
そこには、木々の中にひっそりと隠れるようにして研究所のような建物が佇んでいた!
「間違いない、あれは反乱軍のアジトだ! きっとあの中にアンナがいるはず! 正面からクレイジーに乗り込むぞ、ジャスティス!」
「ああ!」
そしてダンテはおもむろにクレイジー・ウェポンを発動!
光り輝く日本刀を握りしめ、アジトの前で警備をしていた2人の男を、目にもとまらぬ早業でバッサバッサと切り捨てた!
「ヒュー! 相変わらず見事な剣さばきだな!」
「入るぞ!」
何の躊躇もなく、正面の入り口から堂々とアジトに殴り込みをかけるダンテとジャスティス!
中に入るとそこは、広々としたエントランスだった!
「……誰もいねぇな!」
無駄なものが一切置かれていない、病的なまでにきれいに整ったエントランスを見渡しながら叫ぶジャスティス! 壁も天井も真っ白で、アジトというより何かの医療施設のような内装だ!
と、その時! 天井がパカっと開いて、そこから白いスーツに身を包んだ男がCOOLに降りてきた!
「誰だ貴様!?」
「私の名はアズマ! 暗黒反乱軍佐賀支部アジトの警備係だ!」
そう名乗りながら2人の前に仁王立ちするアズマ!
「手荒い歓迎だな! やってやろうぜダンテ!」
「ああ! そうだなジャスティス!」
「クックック……どうやってこのアジトを見つけ出したのかは知らないが、飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのこと! ここで私がダンテを倒し、日本の政権を反乱軍が奪い取ってやる!」
するとアズマは右手を振りかざし、クレイジー・ウェポンを発動させた!
彼の右手に、白く輝く一本の剣が握られる! その剣は、細身で先端が鋭くとがった、刺突に特化した形状であった!
「説明しよう! 私のクレイジー・ウェポンはレイピア! 美しき私にふさわしい、美しき武器!」
「そうか! そんじゃあ……俺のウェポンも、見せてやるぜ!」
ジャスティスは力強く叫ぶと、腰を低く落として両腕を開く!
それと同時に、彼の目の前にまばゆい光の球体が現れた! その光はみるみるうちに全長1.3メートル程の巨大なガトリングガンへと形状を変化させる!
「へっへっへ……撃ち尽くしてやるぜ!」
そう! ジャスティスのクレイジー・ウェポンはガトリング!
彼は白く輝くそれを両手でしっかりとつかみ取り、敵であるアズマを見据えながら構えた!
「ふん、野蛮な武器だな」
「ほざきやがれ!」
そしてジャスティスは、一切の遠慮なしにトリガーを引く!
次回、「ジャスティス暴れる!!!」に続く!!!




