第3話
いつの間にか誘われたのは巨大な森林。
「ここ一体どこ?」
彩華は目の前に現れた巨大な世界に息を飲む。
「バンデミック森林、こちらで言うところの危険地帯だね」
隣にいるベクトールは静かに呟く
「・・ちなみにギルドとかあんの?」
「あるよ、ライトノベル読んだりしてたら大体そんな感じ」
彩華はため息をつくと
「最初からハードモード?」
「そうだね」
彩華は肩を落とすとまたため息をついた。
とりあえず彩華はベクトールを伴って、探索をすることにした。とりあえずへクレシアからこの世界の常識とその他諸々の事は魂に刻まれていたので問題はなかった。
「てか、私のステータス破格よね」
ステータス
イロハ・サイトウ
年齢16歳
称号
破格の異世界人
美少女商人
神如き者
へクレシアの使徒(隠蔽)
レベル1
体力999/999
魔力1200/1200
知力1000
賢さ2000
力1500
速さ2000
幸運9999
器用さ9999
スキル
詳細鑑定
超成長
商才の才能
全魔法適正
全召喚
状態異常無効
剣術
アイテムボックス
魔法創造
スキル詳細
詳細鑑定
鑑定を越えた最強の鑑定
ありとあらゆるものを解析する
超成長
全ての能力を最速で成長させる
ありとあらゆる可能性を内包する
商才の才能
全ての商人を統べる可能性を孕んだ才能
全魔法適正
あらゆる魔法を操り全ての属性を使える
全召喚
全ての世界のありとあらゆるものを喚び出す
状態異常無効
全ての状態異常を無効にする
ONoff切り替え可能
剣術
剣を扱う術
アイテムボックス
異空間にありとあらゆるものを
いれられる
魔法創造
新しい魔法を魔力尽きるまで創造できる
「私の魂が原因なのよね、きっと、剣術とか習ったの学校くらいなんだけどな、多分剣道よね」
そして称号も鑑定してみる。
破格の異世界人
あらゆる可能性を秘めた最強かつ最凶の異世界人
美少女商人
商才のある美少女商人
神如き者
いずれ神に至る者
へクレシアの使徒(隠蔽)
創造神の加護と使命を与えられし者
「またややこしいのが…」
彩華はため息をつきベクトールを見る。
「ベクトール君、君のお父さんて結局なんなの?」
いつの間にか出した刀を磨きながらベクトールは答える
「父さんはよくわからない、でも悪いようにはしないとおもう、でも彩華さん変なひとだね、俺を恨まないの?」
「別に、勝手に死んだのは私だし、窮屈だったからね、丁度いいわ」
「そう」
「とりあえずここでレベルあげするんでしょ?いくわよ」
「うん」
こうして2人の旅ははじまった。