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第一話 日常!?

ドカ!!!!!・・・バキァ!!


「ぐはぁ!?」


腹に強烈な痛みを感じながら目覚めた俺、森本 もりもとあきら。黒目、黒髪な男。

ベットの横にたたずむ鬼・・・・もとい針元 はりもとあや。赤い髪に赤い瞳、傍から見れば美少女に見えるこの女・・・・しかしこの拳はすべてを粉砕する。


「なにすんだ彩!!」


「いつまでも起きないバカを起こしに着てあげたんじゃない!感謝しなさい。」


こいつ・・・


「頼んだ覚えはないぞ??」


「あんたは、起こしに来なかったら絶対に遅刻するでしょう。だからこうしてきてあげたのよ」


まったくこいつはお節介なやつだな〜

俺だって、一人でおきられっるわい!!!!!昨日から目覚ましをセットしておいたからな・・・・あれ!?目覚ましがない!!!!?????

あいつ何持ってるんだ!?


「彩!?・・・・・見間違いじゃなければその手に持っているものはもしや目覚ましかい???」


「これ!?・・いきなり鳴るから殴ったよ!!!」


おい!!!なに自分は悪くないみたいな言い方してんのじゃ!!!無事か〜キャシ〜(目覚ましです。)


「とにかく目覚ましを返せ!!!!」


彩からキャシーを取り戻すが・・・・


「ん???時計って針が一本だったっけ!?」


あいつ、まだ何か持ってないか!???


「彩、お前その棒はどこから待ってきた」


彩の手には細長い棒が、握られていた・・・・・・


「これ??あんたが今もってるものの中からよ??」


キャシーーーー!!!!




これが俺の朝の出来事である・・・・・・キャシー・・・・


「災難だったな・・・・・」


今俺同情している男の名前は、最上 もがみなお青い髪に緑色の瞳、整った容姿をしていて美少年の類に入る。幾度となく告白を受けている男の敵である。しかし付き合った女性はいないらしい。


「ああ・・・誰かあいつを止める勇者はいないのか!?」


「無理だな・・・・あいつは拳だけでなく魔法もトップクラスだからな」


そうあいつは、ここメルギアース魔法学園のトップクラスの実力を持っている。(俺たちはこの春に三年になった。)

魔法とは、かつて地球に隕石が落ちてきた際に発せられた放射線の影響で、汚染された大地が新たに手に入れた力が魔法である。それが役5千年前の話。

そして人間はそれを操る力を身につけた。これが役3千年前の話である。


しかしすべての人が使えるわけでなく、力の強さも様々で、強いやつもいれば弱いやつもいる。

主に魔法の力は、五つに分けられている。攻撃魔法、防御魔法、補助魔法、精霊魔法、召喚魔法である。

すべてが使えるわけではなく、人それぞれ得意なものがあり、この五つのどれかに特化している。

彩は、あの性格にふさはしく、攻撃魔法に特化している。しかも、かなり・・・・・ガクガクガクガク。直のやつは、防御魔法や補助魔法に特化している。確か精霊魔法もそれなりに使えたような・・・・

この属性の相性は髪の色や瞳の色である程度わかるらしい・・・・

赤は攻撃的な色で、青がおとなしい色で、緑が中性的な色らしい。すべてがわかるわけではないが、ある程度参考はになる。

そして彩は、三年にしてこの学園のトップクラスにいる。この学園は六年制でその三年にしてトップクラス・・・・・恐ろしい・・・・・ガクガクガクガク


「確かに彩は、攻撃魔法ならトップクラスだけど、防御とかは全然だめだし。その点、直は防御や補助ならトップクラスじゃん!?お前なら彩を抑えられる!!!あいつを止めてくれ!!!!!!」


直も、三年にはなるのがほぼ不可能なトップクラスの実力を持っている。


「無理だな・・・・その役目はお前にこそふさわしいだろ」


「なぜだ!?あんな凶暴な女、いや人間には例えられない、いうなれば鬼・・・悪鬼だ!!!!」


「ほぉ〜・・遺言はいいおわったか?」


はぅ!!!!!・・・・

背後には笑顔で佇んでいる鬼が・・・・


「あ、彩さん!?いつからそこにいらっしゃったのですか????」


「最初っからかな〜??」


え、笑顔が怖い・・・


「は、ははははは・・・・・」


乾いた笑いしか出てこない・・・・

ダッシュで逃げようとするが・・・・・

彩の周りに火の玉が浮かんでいる。


「死んで来い!!!!!」


「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


無数の火の玉が当たり目の前が真っ白になった。

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