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殿方が好き♡

作者: 戯言士

 どうにもホラーが苦手です。

 果たしてこんなのでよかったのか……。

 しくしくしく……。

 月明かり照らす森の中、ひとり私は涙する。


 今年もやってきた、恋の季節。

 人が好きよ、忘れられないの。

 だって殿方の味は格別なんだもの。

 思い出す度に胸がときめく。

 そんな私は魔性の女。



 胸に愛しい殿方を抱く。

 そして私は朱く染まる。

 快楽に身を委せ彼を貪る私。

 ふたりの声が夜空に響き渡る。



 愛しても愛しても、報いられない私。

 銀色の雨が冷たく侘しい。


 紅葉した私と枯れ果てた殿方たち。

 大地へと還る彼らに今日も私は涙する。

 今回のテーマは食欲でした。

 ピンキーでキラーなホラー作品というイメージを狙ってみたのですが、巧くいったかどうかが不安です。(笑)

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― 新着の感想 ―
シンプルでしたが、恋愛の詩かと思いました。はい。
 魔性の彼女の正体が気になってしまいます。声が出るようですし、食するのは人、ということなのでカマキリのメスではないでしょうし、フランスのダームヴェルトゥは生気を吸い取るタイプで肉までは食べなかったよう…
これは……樹霊かな? ドライアド? だとすると物理的には喰わないで、精気と生気を頂きます? ドライアドが紅葉するかどうかは知らないけど。
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