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第六十八弾 小説ジャンル解説! 第4位~6位

『おしえて!エリックさん』

エリックとぽん吉の小説ジャンル解説! 第4位~6位+近況ノート控室コント「曜日の概念が壊れる日」


お知らせ控室コント


――黄泉チューブ株式会社・スタジオ控室。


 収録開始直前。

 エリックが原稿を確認している横で、ぽん吉が腕を組む。


 ぽん吉

「……なあ、エリック」


 エリック

「どうしました?」


 ぽん吉

「今日って、月曜日やんな?」


 エリック(即答)

「嫌だなぁ、今日は日曜日じゃないですか」


 ぽん吉

「……は?」


 エリック

「だって、作者さんがそう言ってましたし」


 ぽん吉

「それ、根拠として一番信用ならんやつや!」


 エリック

「大丈夫です。作者さん、今日はすごく優しい目をしてました」


 ぽん吉

「それ逆に危険信号やからな?」


(遠くで聞こえる作者の声)

「日曜日だよ……今日は、日曜日……」


 ぽん吉

「ほら! 今の聞いたか?」


 エリック

「ほらね?」


 ぽん吉

「ほらね? ちゃうわ! マインドコントロール雑すぎるんや!」


(スタッフがドア越しに)

「本番5分前でーす!」


 ぽん吉

「……まあええわ。曜日の話は後や。番組始まるで!」



 本編


 エリック

「さて! 今回も張り切って続けていこう。

今日は第4位から第6位まで!」


 ぽん吉

「ほな、まずは4位のSFからいっとこか!

……今日は日曜日の気分でな」


 エリック

「そうですね。本日は日曜日ですので未来の話から」


 ぽん吉

「まだ言うか!」



 第4位 SFサイエンス・フィクション


 エリック

「未来の科学技術、宇宙、AI、サイバーパンク……SFは想像力の宝庫だね」


 ぽん吉

「『未来はどうなる?』『人間ってなんや?』って、デカいテーマを投げかけてくれるジャンルや。曜日すら改変される可能性があるで」


 エリック

「それはSFというより作者案件ですね」


《SF例文》

人工知能アルゴが空を覆う都市で、

少年は古びたラジオを握りしめた。

『たった一人でも、まだ電波は届くはずだ』

その声に応えるように、暗い空がわずかに揺れた」


 ぽん吉

「おお、未来の息吹がするわ。

……この世界にもラジオで正しい曜日流してほしい」



 第5位 ホラー


 エリック

「第5位は、人類の永遠の娯楽――ホラー!」


 ぽん吉

「一番怖いのはな、いつの間にか常識がズレとる瞬間や」


 エリック

「……」


 ぽん吉

「なんでワイを見る」


《ホラー例文》

「深夜二時。机に置いたスマホの裏側から、

コン……コン……と、確かに聞こえた。

この部屋に、もう誰もいないはずなのに」


 ぽん吉

「やめぇ! 今日は月曜の朝やぞ!」


 エリック

「ぽん吉なに言ってるの? 日曜朝は、ホラー日和ですよ?」


 ぽん吉

「初耳や!」



 第6位 ヤングアダルト(YA)


 エリック

「YAは、10代〜若者の青春・成長・友情・恋愛……今しかできない経験が詰まったジャンルだね」


 ぽん吉

「明日も休みやと思ってたら学校あったとか、そういう痛みも含めてYAや」


 エリック

「それ、曜日トラウマでは?」


《YA例文》

「放課後の屋上で、彼女は風に髪を揺らした。

『ねえ、来年も……一緒に見よ?』

夕焼けよりも先に、胸の奥が熱くなる」


 ぽん吉

「あ〜青春やなぁ……曜日さえ正しければ完璧やった」



 まとめ


 エリック

「というわけで、小説ジャンル解説、第4位から第6位までを紹介しました!」


 ぽん吉

「未来、恐怖、青春……

どれも心を揺さぶる力があるジャンルやな」


 エリック

「次回はいよいよ――トップ3!」


 ぽん吉

「ほんまに王道中の王道やで!」



 エンディング直前


 ぽん吉

「……なあエリック」


 エリック

「はい?」


 ぽん吉

「念のため聞くけど、今日、何曜日やと思っとる?」


 エリック

「日曜日です」


 ぽん吉

「よし」


(近くにいたスタッフに)

「なあ、今日は何曜日や?」


 スタッフ

「え? 月曜日ですけど」


(間)


ぽん吉

「……」


ぽん吉

「作者はん! マインドコントロール雑やな! スタッフまで染め切れてへんやないか!」


(遠くから作者の声)

「細かいことは気にしない♡」



 エンディング&年末年始ご挨拶コーナー


(エンディング音楽が少しだけ厳かになる)


 プロデューサー鬼(画面奥から登場)

「――皆さま、少しお時間よろしいでしょうか」


 ぽん吉

「急に真面目枠や!」


 エリック

「あっ、これは年末進行の空気ですね」


 プロデューサー鬼

「はい。ここで番組から大切なお知らせです。 本日の番組更新日は――2025年12月29日・月曜日でございます」


 ぽん吉

「ほら見ぃ! 月曜やったやろ!」


 エリック

「……月曜日でした。SFでもホラーでもありませんでした」


 プロデューサー鬼

「さて、年の瀬も押し迫ってまいりました。 本年も『おしえて!エリックさん』をご覧いただき、 誠にありがとうございました」


 エリック

「ジャンル解説に、控室コントに、曜日の混乱に…… 今年もたくさんの世界を旅しましたね」


 ぽん吉

「旅の半分は、作者はんの暴走やけどな」


 プロデューサー鬼

「番組は年末年始のお休みを挟みまして――

年明け、2026年1月3日に更新予定となります」


 エリック

「次回はいよいよ、小説ジャンル解説トップ3ですね!」


 ぽん吉

「王道の中の王道、覚悟しといてや!」


 プロデューサー鬼

「それでは皆さま、 どうか良いお年をお迎えください。 来年も『おしえて!エリックさん』を よろしくお願いいたします」


 エリック

「それでは――良いお年を!」


 ぽん吉

「年明けに、また会おな!」


(去り際)


 ぽん吉

「……なあエリック」


 エリック

「はい?」


 ぽん吉

「1月3日は何曜日や?」


 エリック

「……確認してからスタジオに来ます」


 



 提供


 この番組は――

 未来を先取り! SF総合開発株式会社。

怖さをお届けします 怪談ホールディングス。

青春ぜんぶ詰め合わせ! YAエンタメ商事

の提供でお送りしました。




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