第六十三弾 小説ジャンル解説! 第19位~20位
『おしえて!エリックさん』
エリックとぽん吉の小説ジャンル解説! 第19位~20位
エリック
「みなさんこんばんは! 最近私、黄泉の国で文法基礎編の修行を終えて……ふと思ったんだよね。文法が分かってくると、今度は、どんな小説の世界があるのか知りたくなってきてさ!」
ぽん吉
「せやなぁ。文章が整うと、『ほな自分は何を書きたいんや?』って自然に気になるもんや。ジャンルっちゅうのは作家の航海図みたいなもんやしな」
エリック
「そこで! 今日から新コーナー《おしえて!エリックさん 小説ジャンル解説編》をスタートすることにしました! ただ辞書みたいに並べてもつまらないから、ランキング形式で代表ジャンル20個をピックアップして解説していくよ!」
ぽん吉
「堅苦しく聞こえるかもしれへんけど、番組そのものは真面目にやるで。……せやけどボケは多少ゆるしてな?」
第19位 実験小説・純文学(芸術寄り)
エリック
「19位は――実験小説・純文学(芸術寄り)。かなり通好みのジャンルだね」
ぽん吉
「読者は少なめやけど、文学賞や批評界では存在感バチバチやな。『これぞ文学』言われるタイプや」
エリック
「形式そのものを変えたり、あえて物語構造を崩したり……文学の可能性に挑むチャレンジャーたちの領域なんだ」
ぽん吉
「んで、どんな文体になるんか一例ほしいな」
エリック
「じゃあ、短いサンプルを――」
実験小説風・例文(短文)
時計は鳴らなかった。
いや、正確には鳴った記憶だけが机の上に転がっていた。
私はそれを拾い上げ、記憶の針を午後二時へ戻す。
すると、窓の外の街だけが逆再生を始めた。
ぽん吉
「おお、なんや分かったようで分からん感じがええな。世界そのものが比喩で動いてる、そういう味わいや」
第20位 エロティカ/官能小説
エリック
「そして第20位は――エロティカ/官能小説!」
ぽん吉
「ほぉ、ここが20位を飾るんかいな!
せやけど表向きは静かやのに、実は販売力も読者層もムッチャ強いジャンルなんやで」
エリック
「電子書籍や個人出版の世界では特に根強い人気。感情・身体・心理――人の内面に迫る描写力が試される高度な表現分野なんだよね」
ぽん吉
「ほんならこれも、ライトな範囲で例文ほしいとこやなぁ」
エリック
「分かりやすく心理寄りの官能描写にしてみるよ」
エロティカ/官能小説風・例文(安全版)
指先が触れた瞬間、胸の奥で何かがほどけた。
言葉より先に体温が伝わり、思考がゆっくりと霞んでいく。
相手の息遣いが近づくたび、世界の境界がひとつずつ溶けていくようだった。
ぽん吉
「ふむ……直接的すぎへんのに、雰囲気だけでそういう世界が伝わってくる。これが官能描写の技術なんやな」
エリック
「というわけで、第19位と第20位を紹介したところで、記念すべき初回はここまで!」
ぽん吉
「ほんま、小説の世界は広すぎるわ~。これからも真面目に分かりやすく紹介していくから、楽しみにしてな!」
次回予告
エリック
「次回は――小説ジャンル解説 第16位~18位! エンタメ寄りのジャンルが続々登場するので、お楽しみに!」
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