第四十六弾 魔法探訪 火属性魔法の世界
『おしえて!エリックさん』
魔法探訪:熱く燃えるぜ!火属性魔法の世界
オープニング
エリック
「どうもみなさん、こんにちは!
焼きマシュマロ職人兼・風の申し子、エリックです!
今回のテーマは――ズバリ火!
料理、焚き火、爆発、青春、汗……そして熱中症!(※違う)」
「解説はこの方! 火の超位精霊――イフリート様です!」
イフリート
「人の子らよ、よく聞け。火とは無を有に変じ、有を無へ還す循環の象徴。
すなわち存在そのものが、燃え尽きることの必然を――」
エリック
「えっと……はい! 深い! たぶん深い! ではまず生活魔法から!」
【生活魔法:チャッカ】
イフリート
「チャッカとは、世界に潜む潜熱を呼び起こす技。
指先に宿るは、太古の炎の記憶なり。
それは灯火にして滅びの種……」
エリック
「訳すと、ロウソクに火をつける魔法です!」
カメラマン(小声)
「※便利だけど寝ぼけて使うと布団が燃える」
【攻撃魔法:ファイ → ファイノ → ファイノン】
イフリート
「初級ファイは、存在の端に宿る焔。
中級ファイノは、己の意志が具現化した憤怒の奔流。
そして上級ファイノン――それは大地の心臓が噴き上げる、終焉の詩だ……」
エリック
「訳すと……小さい火の玉、大きい火の玉、超やばい火の玉ってことです!」
イフリート
「軽く言うな! 火は軽んじられるものではない!」
【防御魔法:バックファイ → ファイウォール → ファイノンウォール】
イフリート
「防御とはすなわち、他者を拒み、自己を隔絶する哲学の具現。
バックファイは逃避にして反発、ファイウォールは境界の顕現、
ファイノンウォールは――生命を焼き尽くす隔離の牢獄……」
エリック
「……えー、はい! つまりおしりから噴射で逃げるとか炎の壁とか鉄も溶ける防御壁です!」
カメラマン
「※スタジオ、暑すぎてカメラ曇ってます」
【解説チェンジ!】
アクアディア(乱入)
「ちょっと待ちなさいーーー! イフリート!
あなたの解説、哲学講義みたいで分かりません!」
イフリート
「火とは深遠な真理……理解できぬ人間が浅いのだ」
アクアディア
「分かりやすく、噛み砕いてこその解説です!
もう私がやります!」
エリック
「助かったぁ! じゃあ、ここからはアクアディア様にチェンジ!」
【アクアディアの解説タイム】
アクアディア
「はいはい! 私が分かりやすく説明しますね♪
まず 生活魔法『チャッカ』。
これは指先で火を灯す魔法です。ロウソクや焚き火にピッタリ。
ただし消し忘れると危ないから注意!
次に 攻撃魔法のファイ系。
『ファイ』は小さな火の玉、ちょっとした牽制に使える。
『ファイノ』は中級、威力と射程が伸びるから、しっかり狙う必要あり。
『ファイノン』は上級。広範囲を焼き尽くすから、うっかり使うと味方まで危険!
そして 防御魔法のファイウォール系。
初級『バックファイ』は、おしりから勢いよく高圧ガスを噴き出して、後ろから奇襲してきた相手にけん制しながら、自分もガス圧で避難できる魔法。
中級『ファイウォール』は炎の壁を立ち上げて敵の進行を防ぐ、いわゆる火のバリア!
上級『ファイノンウォール』は近づくだけで大ダメージ、鉄も溶けるほど強力……でも使いどころを誤ると防御どころか火葬場になるから要注意です!
つまり火魔法は、便利さと危険さが紙一重。
消火魔法と一緒に使うのが鉄則ですよ!」
イフリート
「……真理を削ぎ落とし過ぎだ」
アクアディア
「解説番組なんですから分かりやすさ優先です!」
エリック
「ぼくも分かりやすい方がありがたいです!」
【まとめ】
エリック
「火は便利で力強い。でも危険もいっぱい。だからバランスが大事!」
アクアディア
「そうです。そして水魔法は、その火をうまく調整するために不可欠なんです」
イフリート
「フン……次はアクアディアが出しゃばる番か」
アクアディア
「もちろんです! 次回は私が主役、水と氷の世界をご案内します!」
次回予告
『おしえてエリックさん』
魔法探訪:ずぶ濡れ上等!水と氷の属性魔法!
提供
ファイノン被害者の会
消火魔法研究所
一家に一台ホットプレート推進委員会
ご覧のスポンサーの提供でお送りしました




