表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法で世界を救います!  作者: しゃのん
1章 : 魔法の世界
6/97

5 : 戦いの後で(side:アオイ)

「マリナちゃんは何か隠してるねー」


 マリナとの戦いを終え、マリナを帰らせるとリコと2人きりの会議室内であるが、リコは小声で言う。


「そうね。でもあの子は変なことする子じゃないし…気にはしとくわ」


「アオイはマリナさんには優しいよね〜?大好きな妹だもんね」


 うるさいリコの頭をとりあえず叩いておく。


「あんたみたいに力を制御してる感じに見えたわね。本気出せばAランクレベルの魔法使えるんじゃないかしらね」


「アオイがそう言うってことはそうなんだろうね。

 なら…守るためには……………ね?」


「分かってるわよ。私が専属で付くから無茶はさせないし、守るわよ」


 いきなり力を得た子がどうなったか…過去何人もそういう人がいた。

 そして無茶をして死ぬ事もかなりの件数あったことも。


「気をつけてね」


「何かあったら直ぐに離脱するから大丈夫よ」


「それならよし。……じゃあ私は報告書作らないとかなー…」


 何かイレギュラーがあった場合は報告する義務がある。

 中四国支部長のリコの仕事になる。


「リコ…わかってるよね?」


「わかってるよー。マリナちゃんから聞いた事しか書かないから」


 そのままリコは部屋から出ていく。


 リコなら安心できるけどこれからどうなるか分からない。


 あの子を守らないと…

 魔物からも魔法局からも…

 それが私の生きる意味だから…


 私は涙を拭い、部屋から出る。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ