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第一章 気付き

「もう、また?」


私の中に湧き上がる感情は、普通の人とは、違うんだ!


それに、気づいたのは、多分、5歳位の時。周囲からは、仲良し3人組と思われていた、、


私と理沙と、恵美、子供心に、理沙が大好きで、恵美のことは、正直にいえば、嫌いだった。


いつも理沙を、取り合っては、喧嘩を繰り返していた。


理沙は、その頃、人気のアニメの主人公に、似ていたのもあって、理沙の一番の、友達になりたくて、独り占めしたかった。


小学生に、なって3年間、私達3人は、クラスが、一緒だった、ところが四年生に、なると、私だけ、別のクラスになった、当然、ショックを受け、親に泣きついたが、どうにもならず、新しいクラスになって、数日で、仮病を使い休んでしまった。

クラスは、変わっても、3人で登下校していたので、

きっと、優しい理沙は、学校の帰りに、心配して来てくれると、思っていた、だけど、二人共、3日休んでも来てくれない。朝、母がお休みします。って、二人のお家に電話をしているのを、


「もう、電話しなくていい。」って言ったのは、休みが一週間過ぎた頃。


子供なりの絶望。人間不信。何故?理沙は来てくれない?

恵美が来ないのは、どうってことない。

胸が張り裂けそうな、思いが、行き過ぎて、私は嘔吐反応が出るようになった。  


母親を、あまり心配させたくなくて、無理して学校に、通ってはいたが、5年生になると、恵美と、同じクラスに、なってしまった。

恵美と理沙はクラスが変わっても、登下校していて、相変わらず仲良し。


そこから、私の中に、何かが、起こった。

「なに?この悪魔的な、感情は?」


今まで、あんなに、理沙が大好きだったのに、理沙を、許せない!絶対に許してやらない、あの二人を、引き裂いて、恵美を奪ってやる!













































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