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たぶん、それは紅葉よりも赤い花  作者: 松乃木ふくろう
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第0話  廊下 ― 掲示板前にて ―

楽しんで頂ければ嬉しいです。オリジナル小説は初めて投稿となります。



 掲示板の前で悲鳴が上がる。誰かが聞き覚えのある名前を叫んでいた。


 自然と身体が動き、人波をかき分け前に進む。視界には気を失った一人の少女。

露わになった額から見える古い傷痕。いつかの夕日が甦り全身に鳥肌が立つ。

 青年は少女の呼吸と脈拍に問題がない事を確認すると、彼女の身体を揺らさぬ様ゆっくりと抱き上げた。


 後ろでは、誰かが囃し立てるような声を上げている。


 青年はそんな声を無視して保健室へと急いだ。


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