七人目 登美永雄姿Ⅲ An Old Friend
私たちはもう、元の三人に戻ることは出来ないから。
機械部にはもう、入れないから。
でもね、私まだ退部届けださないで転校したんだよ
「ふざけんなよ。」
俺はセロンの手をはたき落とす。
俺たちは若いなんて子供のようにきれいにいかない。
もう子供ではない。
仲良しこよしの「ごめんね」なんかではすまないことを知っている。
大人でもない俺たちは、醜いやり方も知らない。
だから、解決方法は力ずくだと思ってしまっているだけだ。
とにかく、許さない。
俺はセロンを
許さない。絶対に。
俺はカロンを
「誰が俺とお前の楽しかったときの約束を言えって言った?俺はお前何かって聞いたんだ。コトバアソビをお前としてぇーんじゃねぇんだよ・・。謙太ぁ!いい加減にしろよ・・・」
しまっていたはずの剣を再びつかから出す。
「俺はお前に何かって真剣に聞いてんのによ、おまえはいってぇ、なんなんだぁぁぁぁあああぁ!」
狂乱しながら剣をひたすら振り回す。
「お前は俺に聞いただろ・・。俺はお前にとって何者か。答えただろう。」
にやっと笑って俺の剣を弾き飛ばす。それはメリアの付近の床に刺さる。
俺の首にサバイバルナイフを突きつけて、口を開いた。
「おれたちさぁ、し・ん・ゆ・う。だろ・・・」
手が自然とこぶしになって、震える。
「っざけんなぁ!」
ナイフを殴り飛ばし、反対の利き手でセロンの頬を思いっきりぶん殴る。
「お前は、どこまでふざけんだ。俺は、親友じゃねぇだろぉがぁ」
馬乗りになった俺はセロンの頬を殴り続ける。
セロンの頬は血で染まる。俺のこぶしから流れ出る血だった。
突然手がつかまれ、横倒しに飛ばされる。
「いつまでも博士だと思っていい気になってんじゃぁありませんよぉ・・・。ゆーしくん♪」
俺たちが最初に出会ったとき、セロンが話しかけてきた。
「ねぇ、君ゆーしって言うんでしょ、ぼく、けんた。これからよろしくね!」
初対面は印象が大事だった。けど、本当は内面が大切だと今子供でも大人でもないチュウトハンパな俺が気がつく。
俺はそのまま転がり続け、メリアの傍らに飛ばされた剣を拾い、構える。
「も・・・やめ・・て」
メリアがつぶやく。
「ごめんな、由香利。おれたちさぁ、もう、殺したいやつと殺したいやつになってんだよ。あのときみたいにもう三人じゃ研究できないな。ごめんな。でも、俺は・・・。我輩は必ずお前ともう一度楽しいことすんだ」
メリアがゆっくり頭を上げて俺に聞く。
「また、私を・・・・。からかうんですか・・・・?」
その顔を見て俺は仮面をはずす。
「ちょっとさ、血で汚れちゃったけど、預かっててくれっかな、必ずとりにくっからさ」
死者の面の紐を切ると、メリアの首にかける。
「あのときの答えだけどさ。俺はお前のことを好きだし、楽しかったさ。だから必ず・・・」
カロンとセロンの剣の刃が再び交じり合う。
「いいご身分だなぁ。フッタ女に付き合えだぁ、俺はお前みたいな神経もてねぇよ!」
俺は目ですべてを語る。
「うるせぇよ。殺人鬼」
「だから必ず・・・我輩の研究に付き合え。p-177.我輩の命令だ」
カロンは雄姿だ。セロンは謙太。私はどっちを応援すればいいんだろうか。
ねぇ、パロ。私はどっちが好きでここに居るのかなぁ・・・。
冷たくなっているパロを抱きしめ、体温を分け与えるかのように包み込んでいった。
私にはもう、貴方達を止める事は出来ないから。
殺めることは出来るとしても。
今回のタイトルの日本語訳は旧友。
なんか英語でも辞書引けるのは単語だし。
英文を日本語に変換するようなソフト入れたいなぁ。
どんなのがあってドン位するか知ってたら教えてくれませんか。
それで今後のタイトルに英語が出来るTAT Y
感動もんやで。
なんかエーゴできるやつっぽくてかっこうぃい・・・。




