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短編小説を書く前に

作者: でんでろ3

 ネタを思いついた。最っ高の! とびっきりの奴を!

 早速、これを、短編小説にしよう。

 そして、ネットにアップして、称賛の声を浴びるのだ!

 ………………………………………………………………………………………………………………

 ネット、止められてたよ。

 滞納してたからなぁ。

 ま、まぁ、いい、ネカフェで上げよう。

 

 俺は、我が崇高なる思い付きを文字に変換たらしめるために、パソコンのスイッチを……。

 ………………………………………………………………………………………………………………

 電気、止められてたよ。

 滞納してたからなぁ。

 部屋、薄暗いもんなぁ。

 ま、まぁ、いい。ネカフェで清書するとして、紙と鉛筆で下書きしよう。

 

 そうだ! ノッて来た時に、トイレで中座とかしたくないな。トイレに行っとこう。

 ……え、何? どうせ、水洗トイレの水道止められてるんだろうって?

 ちっちっちっ、甘ーい。金がないときは、水だけで何日も命を繋がねばならんのだ。

水道を止められてどうする! はっはっはっ!

 

 ………………………………………………………………………………………………………………

 しまった。下水、止められてた。

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― 新着の感想 ―
[一言] 下水だけ止められるなんて事、実際にあるのでしょうか?
[一言] あまりにも、身近にありそうな内容で、思わず笑ってしまいました。 「こういうこと、あるあるー!」 って思いながら。 「超大作が描ける!」 って思った時に限って、こういう事態に遭遇しますよね?
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