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私の生きる意味は・・・

作者: COSICK


 私の大好きな「彼」が死んだ。


 私が殺した。私のせいで彼は死んだ。

大人は「貴方のせいじゃない。これは、運命だった」と言う。

けれど、そんな言葉は私の耳には入ってこない。

私は「私が彼を殺したんだ。私に生きる希望をくれた彼を私が殺したんだ・・・」と、

毎日繰り返した。親に精神科にも連れて行かれた。

彼と私を出会わせてくれた大好きだった学校にも行かなくなった。

だって、学校にある彼の座席を見るたびに胸が苦しくなるから。


 そんな生活を一週間続けていると、私の前に、大好きな彼が現れた。

「俺はお前と出会えて幸せだった。だからもう、悲しまないで。お前が悲しむと成仏できない。まぁ本当は成仏なんてしたくないんだけどな・・・」と彼は言った。


 彼の透けた体をみた瞬間私にまた、悲しみが襲い掛かった。

「じゃあ、私もそっちに行くから一緒に成仏シヨウ・・・?」


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