妖精と出会ったのは河川敷
物語を書くのは初めてで、至らない点が多いとおもしますが温かい目で見てくれるれれば幸いです。
最後に忠告として国語力皆無なので途中文がおかしくなっていることがあると思いますがそのようなときはアドバイスをくれると嬉しいです。
キーンコーンカーンコーン。
受業終了のチャイムが鳴り、クラスの人全員が帰る支度を済ませ教室を出る。その雰囲気はいつもと違い少し開放感に満ちていた。
それもそのはず、今日は、入学して初めて行われた中間テストの終了日、みんなテストという魔の手から開放されそれはもうたいへんうれしそうな顔をしている。
俺、東春斗もその開放感に酔ってい真っ最中だ。
俺は、昇降口を出て家へ帰ろうといつもの道を通ってた。そして河川敷の辺りを通っておると、一人の少女が堤防の斜面にすわって本をよんでいた。
可愛いと綺麗という2つの表現が似合いそうで整った顔立ち、多分手入れにかなりの時間をかけている肩より少し長めに切り揃えられた髪。
俺は彼女を知っている。
彼女の名前は、久保冬華。
俺と同じ愛知県立滝ノ宮高校に通う一年生。大人しい性格で、放課後はいつも図書室で本を読んでいる。その姿は日の光が透き通った森の中にいる美しい妖精のように見えるということで学校の連中には“図書室の妖精”と呼ばれている。
ちなみに俺と同じ1-Cでだからよろしく。
どうせ早く家に帰っても暇だし、彼女に話しかけてみることにした。
「久保さん?」
久保さんはこちらが話しかけているのに気づいてないのか反応してくれない。それどころか本以外のものなんか目に入ってないかのように読書に集中している。
だから俺は久保さんにしっかりと聞こえるようにさっきよりも少し大きい声で名前を読んだ。
「久保さん。」
「わぁっ!びっくりしたぁー。」
そうすると久保さんはかなり驚いた様子でこちらを見た。
「ごめん。驚かす気はなかったんだ。一度話しかけたんだけど聞いてる様子がなかったから少し大きい声で呼んでみたんだけど。」
それを聞いてホッとしたかのように手を胸に当て、フッと息を吐いてから話し出した。
「あぁそうなんですか。それでなんのご用件でしょう。」
「用件という言うほどのものじゃないんだけど、なんでこんなところで本を読んでるのかな〜って。」
「いえ特に理由は無いんですけど、この場所はこの時期になるととても日当たりがよくで気持ちいいんです。だから本を読むのに最適化な〜と思って。」
そうやって話している姿は本当に妖精の様だった。
かわいいなちくしょうっ!
すると、先程までの優しい目とは違い、久保さんは少し真剣な眼差しで俺に質問してくる。
「突然こんなことを聞いて変だと思いますが、あなたの世界は何色ですか?」
はじめましてかるたというものです。
この話を読んでくださった方ならわかる通り文を書くのはド素人なので至らない点がかなりあると思います。なので気になる点があればアドバイスなどをよろしくお願いします。