予想外の危機
祝・総合評価950突破!
デレステのガシャで無償10連引いたらSSRの関ちゃん出てきた……無課金だけどこれでSSR11枚目……やったぜ!
これで今月の運は使い切ったかな?と思ってたらこの総合評価950突破ですよ
どうやら俺の運は現実では全然使われないかわりにネットやゲームに全部振り込んでいるらしいなー
今、俺は大きな危機に陥っている。
なぜなら、今現在の俺の状況を詳しく言うと、夕方の俺の部屋で目を閉じて片手で蓮名の、もう片方の手で想愛の生乳を揉んでいるからだ。
………うん、紛れもなく変態だ。
同意のうえ(というか向こうから触らせてきた)だから決して通報される事はないが、このままでは理性が保てない。俺がいつ暴走するかもわからない。だから早くこの状態から抜け出さなければばば…。
この状態から抜け出すには今右手で触っている胸と左手で触っている胸、どちらが蓮名のでどちらが想愛のなのかを当てなければならない。
しかし、蓮名と想愛の生乳を揉んでいるという地球上の幸せを全て集めたような幸福感と、たとえ淫魔でも与えられないであろうと思うほどの快楽を味わっているこの状態で脳が正常に機能するわけがなく、妹の体ことでありながら未だにどちらがどちらかわからずにいた。
さらに理性の崩壊が近づていてきて、俺は本気で困っていた。
俺が本気になって考えればきっと蓮名と想愛が左右どちらにいるのかわかるだろう。
しかし、先程も言ったように今は思考する事ができない。
だからといってこの俺が妹達のことで適当に勘と運で答えるわけにはいかない。それはプライドが許さない。
ならば………最終手段といこうか!
残り僅かしかない理性を総動員し、心を落ち着かせる。
冷静になれる時間はもって5秒……この時間を逃したら俺はオオカミとなって蓮名と想愛を2人まとめて押し倒すだろう。
だからこの間にすべてを終わらせてみせる!
「ハァァァァアアァァアァァアア!!!」
1秒後———2秒かけて体全体から一時的に五感全てを失わせるぐらいに集中する。しかし両手の触覚だけはいくら集中しても消せなかった。
まぁこれは仕方ない。想定範囲内だ。
3秒後———集中力を持続させたまま、俺は己自身に、俺のココロに問う。
『今俺の右手に触れている胸は蓮名か?想愛か?そして今俺の左手に触れている胸は蓮名か?想愛か?』、と。
—————今までの葛藤が嘘のように答えが瞬時に出てきた。
4秒後———愛情と欲情をたくさん込めて蓮名と想愛の生おっぱいを力強く揉む。揉む。揉みしだく。
「!?………ぁん♡」
「!?………ゃん♡」
蓮名と想愛が驚いている。そりゃそうだ、つい先程まで超真面目な顔で鑑真もドン引きするぐらい煩悩滅却しながら考え事していたせいで手は一切動かさなかった。なのに急に煩悩100%の行動をしたんだからそりゃ驚くだろう。
そして実行犯である俺自身も驚いていた。
なぜ俺はこんなことをしたのだろうか?
その質問の答えはすぐに出てきた。
俺はもう左右どちらに蓮名と想愛がいるのかがわかっている。だからもう蓮名と想愛の御胸様に触る権利はなくなった。
しかし俺はこの手を……今この手で掴んでいる幸せを文字通り手離したくなかったからだ。
しかし俺はこの手を離さねばならない。俺の理性のためにも、蓮名のためにも、想愛のためにも。
だからひじょ〜に、とてつもなく、とんでもなく名残惜しいが手の力を緩めた。
そして5秒後———蓮名と想愛の胸から掌を離し、告げる。
「左にいるのが想愛で右にいるのが蓮名、だな?」
そう宣言して、目を開ける。
そこには—————
「お兄ちゃん……!!」
「お兄様……!!」
———俺の宣言した通り、左に想愛が、右に蓮名が手で口を覆い、感極まった様子で立っていた。
そして2人の表情はだんだんと笑顔になっていき—————
「お兄ちゃんっ!」
「お兄様ぁっ!」
———最後には満面の笑みとなって左右から俺に抱きついてきた。
……………胸を露出したままの格好で。つまり上半身裸の状態で。
「ちょっ!?蓮名、想愛、待っ——っっ!?」
「お兄ちゃんっ!あぁ、あははっ……嬉しいっ!ちゃんとわかってくれて……嬉しいっ!!」
「やはりお兄様には私達のことなんて全てお見通しなんですね!?さすがは私達のご主人様です!!」
ちょっと待って!?俺の脳と心臓と生殖器に刺激が強すぎるから!
驚きすぎて今にも倒れそうだが、外面だけはCOOLに、冷静に。熱い視線を送ってくれる2人の前で情けない顔などできない。
そのまま声が上擦らないように気をつけながら言葉を発する。頼れるカッコイイ兄を演じる。
「当然だ。分からないはずがないだろう?妹を……愛する人を間違えたりするものか」
「はうぅ……わ、私も!私もお兄ちゃんのことが好きです!大好きです!!愛しています!!」
「あぁ……お兄様お兄様ご主人様ぁ!大好きです愛しています!!死ぬまで……死んだ後でもずっと側に居ます!」
後で思い出したら床を転がって悶絶するぐらいの恥ずかしい台詞を言ったような気がする、てか言った。
そんな恥じまみれで痛々しい俺を深く慕ってくれている蓮名と想愛。なんて良い妹達なんだろう、たとえ表面上だけでも演技でもカッコよく頼れる兄にならなければ。
でも外面だけではダメだ。やはり内面も改善しないと。
まずは今度似たようなことをやらされた時にはすぐに答えられるように頑張ろう。
今回は即答できなかった。時間をかけて大いに悩んでしまった………俺がもっとちゃんと蓮名個人を、想愛個人を見ていればこんな事にはならなかったというのに。
というか今思えばあれは簡単な問題だったのだ。
俺達は手を繋ぐ時はいつも右手を蓮名と、左手を想愛と繋いでいる。
だからこういう時に蓮名と想愛がお気に入りの方の手を選ぶのは少し考えればわかることだったのだ。
それなのに俺は焦り気が動転していたせいでこんな簡単な事も気づかず、さらには昔誓った『蓮名→想愛の順番で呼ぶ』という約束を忘れて蓮名よりも前に先に想愛の名前を出してしまった。
これは想愛の方が先にわかったからだ。
その理由は俺は想愛の左胸を触っていた→左胸は心臓に近い→心臓は個人を特定しやすいという謎理論のおかげである。今度はこのトンデモ謎理論を使わずに正解したいな。
ただ思考もダメ、直感もダメという条件で本能と絆を使って正解を導き出したのは褒められてもいいと思う。俺、すごーい!
………なんか虚しい。
それにしても……いつも思っていることだが本当に凄いな、蓮名も想愛も。
最近触ったのが約1ヶ月前であったように、ぶっちゃけ言って俺は蓮名と想愛の胸を触った事が何回もある。
それなのに毎回こうやって暴走寸前までドキドキさせられるとは……魅了の魔法でもかけられているのだろうか?……違うな、こっちが勝手に魅了させられてるだけだ。
何度も触ってるのに飽きることも慣れることもなくいられるのは俺が変態すぎるのか蓮名と想愛の胸の成長が著しいのか………中学生の女の子の身体とは実に未知数だな。
中学生の神秘に感動した後、時は順調に過ぎて行き———
「なぁ銀河、GWにどこかに遊びに——」
「悪いなキクゴロー。GW期間中は邪魔者を追い返した後はずっとHomeでランデヴーする予定なんだ」
「……だよね、知ってた。………ん?それランデヴーじゃなくなくない?」
———時は過ぎて行き、ついに運命の日、GWの始まりである5月1日になった。
そしてこの日がとてもカオスな1日になるなど、この時の俺達はまだ知るよしも無かった。
5月1日・午前9時
今日は待ちに待ったGW初日だ。これから休日が5日間も続く。
学生にはたまらない5日間だろう。もちろん俺もたまらなく嬉しい。
———今まで通りであれば、の話だが。
そう、今年のGWは今までと違ってなんと蓮名と想愛の従兄妹である鈴子ちゃんと烈が3日間も篠宮家に泊まるのだ。
鈴子ちゃんだけならともかく、蓮名と想愛に気がある(男ならば当然といえば当然なのだが…) 烈まで神聖なる篠宮家に泊まるというのだからもう心配でしかたない。
俺はこれから3日間、警戒心を露わにしながら過ごさねばならないだろう。
そんな危険人物である烈と、俺が普通に話せる数少ない女の子である鈴子ちゃん。この2人は昼12時頃に篠宮家に来るそうだ。
それまでにいろいろと準備をしなきゃなーということで篠宮家にて準備開始。
・午前10時【烈と鈴子到着まであと2時間】
新斎義父さんが電話で誰かと言い争っている……。
これが国会議員としての新斎義父さんの姿なのか。いつもの優しい雰囲気が霧散しているがこれはこれで格好良いなー。俺も将来はこんな風になりたいもんだ。
憧れるのが実の父親ではなく義理の父親なのは息子としてどうなのだろうか?そんな考えが頭をよぎる。が、無視した。
そんなことをしているうちに電話が終わったようだ。 なんだか深刻な顔をして紅葉義母さんと話している。
そして深刻な表情のまま、俺達を呼んだ。
……あれ?なんかとんでもなく嫌な予感がするんだけど……気のせいかな?気のせいだな、気のせいであれ。
心配している俺達の前で新斎義父さんが口を開く。
「すまない、突然で悪いが急遽仕事に行かなくてはならなくなった。それで、だな……その………今日父さんと母さんは家に帰れそうにないんだ」
突然のことに凍りつく俺と蓮名と想愛。
それは完全に予想外の危機であった。
その昔、偉くてエロい人は言いました。『πは無理数、おっぱいは未知数』と……
1日に投稿したのが投稿できなかった2月分ですから今話が3月分です




