1周年記念:ヤンデレフェスティバル
祝・総合評価750突破!さらにさらに〜800突破!!
そして………1周年!!!
友人2人と冗談で『なろうで小説投稿してみるかー(笑)』と話したのが今から約1年前。
今でも書き続けているのは俺だけになってました。
(友人達に)勝ったな、ガハハ!
5月から月1投稿になったにもかかわらず、それから毎話『祝・総合評価◯◯突破!』と書けたのは全てこの作品を閲覧してくださる読者様方のおかげです。本当に、本当にありがとうございます!!
ちなみにこれは総合評価が50上がるごとに書いてます。
話の構成を考えれてもなかなか文章にできなかったり、月1投稿でもキツかったりと大変ですが、これからもほそぼそと、エタらずに頑張っていきます!!!
だからこれからも、よろしくお願いします!
お詫び
前話が番外編でしたから今回は本編をやるつもりでしたが、風邪やらレポート提出やらであまり書けず、今日の朝になってこれでは間に合わないと判断したため、急遽また番外編をやる事にしました。
番外編が続きますが、ゆっくり楽しんでいってね!
『 ヤ ン デ レ 』
ヤンデレとは、好きになった対象への好意が強過ぎるあまり病んでしまった状態である。
三次元だとストーカー等ホラー要素通報要素だが、二次元だといわゆる一つの萌え要素になる。
ヤンデレの種類としては、
『束縛系』『依存系』『執着系』『狂気系』
の4つが有名だが、細かく分ければさらに増える。
だから、今日は多くのヤンデレのタイプを紹介していこうと思う。
『 依 存 型 』
あなたがいなけりゃ生きていけない!だからずっと離れない♡
「お兄ちゃん……どこ行くの?」
「トイレだよ。大丈夫、すぐ戻ってくるから」
「本当?すぐ戻ってきてくる?すぐ?………やっぱり行かないで、私を置いて行かないで私を1人にしないで私を見捨てないで!」
「そうは言ってもなぁ…。さすがにトイレまで付いてこられても。蓮名だって嫌だろ?」
「嫌じゃないよ?だって私はお兄ちゃんが全てなんだから。トイレだってお風呂だってお布団の中だってお墓の中でだって私はお兄ちゃんの隣に居たい」
「お…おぅ」
「私はお兄ちゃんと一緒にいられるならなんだってする。だからお兄ちゃん、どうか私を末長く側にいさせてね?」
・・・・・・・・・・・・・・・
「蓮名、依存型を演じてみてどうだった?」
「気持ちはわかるかも。だって実際にいつだってどこだって私はお兄ちゃんの隣に居たいし、お兄ちゃんが私の全てだし」
「想愛はどう思う?」
「私も気持ちはわかるのですが…ちょっとこれは嫌ですね。外から見て思ったのですが、『見捨てないで』とか『置いて行かないで』とか…まるでお兄様を信用していないかのような言動が私は気に入りません。お兄様は絶対にそんな事はしないというのに」
「私はちゃんとお兄ちゃんの事信用してるよ! さっきのは演技だから!お兄ちゃんを信用してるし信頼してるし信仰してるし私はお兄ちゃんの妻だし…」
「どさくさにまぎれて何言ってんだ」
『 独 占 型 』
私はあなたのもの、だからあなたは私のものだよね♡
「お兄様、お兄様ぁ、どこですかぁ?」
「どうした想愛、何かあったのか?」
「あっ♪やっと見つけました♡」
ガチャン
「ガチャン!?え、何コレ?手鎖!?」
「私の右手がお兄様の左手と繋がった♪もう離しませんよ♡……二度と」
「えと…どゆこと?何で俺は今捕まってんの?」
「お兄様が悪いんですよ?今日の朝、保健室の前にいたあの女に優しくするから。私だけに向けられるあの笑顔を私以外の人に向けるから」
「いや、あの子は道に迷っていたから助けてあげただけだから!他意はないから!」
「他意があっては困ります。私の、私だけのお兄様ぁ♡」
・・・・・・・・・・・・・・・
「想愛、独占型を演じてみてどうだった?」
「気持ち良かったです、とても」
「ノリノリだったもんな。……ところでこの左手の手鎖、そろそろ外してくれない?」
ガチャン
「俺の右手が蓮名の左手と手鎖合体アクエリオン。何これ両手が動かせない!」
「想愛、違うよ。『私だけの』じゃなくて『私達だけの』だよ?」
「えぇ、わかってますよ蓮名。あれは演技です。お兄様は私と蓮名で2人占めですから♪」
「あの…手鎖は……」
『 排 除 型 』
あなたは何も悪くないよ?だってあの淫乱女が媚びを売ってきたのが悪いんだから
「蓮名ー?想愛ー?どこだー?……蓮名と想愛が見つからないなんておかしい…まさか何か事件に巻き込まれたのでは!?」
「なに?お兄ちゃん」
「うおぅっ!?いつの間に俺の背後に……。ってあれ?蓮名だけ?想愛は?」
「想愛はあとしまt……クラスで用事があるから遅れて来るよ」
「そうか、なら納得だ。事件に巻き込まれたわけじゃなくてホッとしたよ」
「大丈夫だってお兄ちゃん。むしろ私達が事件を起こs……ゲフン!最初は2人で作業してたんだけどお兄ちゃんが私達を呼んでる声が聞こえたから私だけが先にこっちに来たの」
「そうか…それは悪かったな。別にたいした用じゃなかったんだ。戻ってその作業を続けておいで」
「ううん。こっちもたいした仕事じゃなかったから大丈夫!だからもうすぐ想愛も来ると思うよ♪………ところでお兄ちゃん。最近よくお兄ちゃんと話してる女の子がいるよね?………あの人、迷惑じゃない?」
「ん…?あぁ、あの子か。別に迷惑なんかじゃないよ。この前道に迷っていたのを助けてからよく相談とかされるようになったんだ」
「そう…なんだ。でも大丈夫!もう人に相談される事はないと思うよ?だからこれからも私達のことだけを考えてね♪」
「え?それってどういう———」
「あ!想愛、おかえりー♪」
・・・・・・・・・・・・・・・
「なにこれ怖い」
「演技だよ、演技。……まだ、ね」
「そうです、演技です。………まだ」
「ちょっと待ってその『間』はなにぃぃぃ!?」
『 攻 撃 型 』
あなたには私だけってこと、身をもって教えてあげないといけないみたいだね
「———あ♪おはようございます、お兄様♡目覚めは如何ですか?」
「うん、おはよう想愛。本当はもう少し前に目が覚めたんだけど身体は縛られて動けないし想愛が何か物騒なモノを持っているしで声をかけずらかったんだ。……それで、どうして俺はベッドに拘束されてるのかな?」
「話は蓮名から聞いています。この間蓮名と一緒に歩いていたにもかかわらず、前を横切った巨乳の女の子に目を奪われたみたいですね?」
「いや、その、あれは…だな。………質量の暴力に勝てなかったんです」
「お兄様のそういう正直なところ、愛してます。ですが、これは許されざる事件です。そのせいで蓮名は多大なショックを受けて寝込みそうになってしまいました」
「だから蓮名じゃなくて想愛がこうして叱りにきたのか」
「いえ、これは私の方がここにある機器の扱いが得意だからです。小さなミスが大きな事故を招きかねないので」
「OK落ち着こうぜ想愛。俺が悪かった、大いに反省している。……だからスタンガンはやめて!?」
「これからお兄様を私と蓮名の胸にしか反応しないように調教します。覚悟して…くださいね?」
「ちょっ、待っ……ぎゃあぁぁぁ〜〜〜!?」
・・・・・・・・・・・・・・・
「なにも本当にやらなくったって…」
「すみません。でも巨乳の女の子に視線がいったのは事実ですよね?」
「………いつも蓮名も想愛も俺を持ち上げてくるからかな、あぁいう立場逆転したものも新しい魅力があって俺は良いと思うな」
「あ、誤魔化そうとしてるー!……そんな悪いお兄ちゃんには…こうだ!」
ダキッ ムニュー♡
「うおぉぉうぅ!?」
「…あ、反応しました♡調教成功です♪」
『 ス ト ー カ ー 型 』
あなたの事なら何でも知ってるよ♪だっていつも見てるから♡
「あれ?サイフがない…どこに置いたっけかなー?」
「はい、お兄ちゃん。サイフだよ♪」
「おぉ、ありがとう蓮名。よくどこにあるかわかったな」
「約26分前に電子レンジの上に置いたでしょ?それを覚えてただけだよ♪」
「……よく覚えてるな、本当に。さすがは俺の妹だよ」
「私はお兄ちゃんの事ならなんでもわかるんだー♪だっていつも見てるから♡いつも、いつでも、いつまでも」
「えっと…いつでもってどこまで?」
「お風呂でもトイレでもベッドの中でも、かな?なんならお兄ちゃんのモノのサイズも答えられるよ?答えよっか?」
「いや、いい!言わなくていい!わかった!わかったから!!」
「お兄ちゃんのオカズに私と想愛、どっちが多くなっているかは…」
「もうやめてぇぇぇ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・
「プライバシーって言葉、知ってる?」
「もちろん知ってるよ?」
「俺のプライバシーは!?」
「お兄ちゃん。夫婦の間に隠し事は無し、だよ?」
「それとも……お兄様は何か、私達に知られてはいけないことでもあるのですか?」
「ナイデス。……ただ、こういう事はもう勘弁
してほしい、デス」
『 無 害 型 』
あなたの幸せが私の幸せなんです、それだけで良いんです
「想愛ー、想愛ー?どこだー?」
「お呼びですか?お兄様」
「なんで蓮名も想愛も俺の背後に立つのが好きなの?……まぁいいや。ここ最近想愛とあまり話してないと思ってな」
「わざわざすみません…。お兄様のお手を煩わせるなんて一生の不覚です…」
「あぁ…いや大丈夫だよ。それで、元気がないみたいだけどどうした?何かあったのか?」
「お兄様、私…気づいたんです。私達の愛が世間に認められないのは私達とお兄様が兄妹だからじゃなくて、私達2人がお兄様のお嫁さんになりたいと思うから問題なんだって」
「(本当の血の繋がった兄妹なら問題はもう一つ増えるがな)」
「だから蓮名だけだったら…蓮名だけならそこに障害はないのかな、と思いまして」
「……おい、想愛。なに言ってんだ…?」
「私がいなければお兄様は幸せになれる…。蓮名にならお兄様を任せられる…。なら、私は…私は……!」
「想愛…?想愛!?」
「私は………穴掘って埋まってますぅ〜〜!!」
ダッシュ!
「想愛ぁぁーーーー!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・
「演技です」
「うん。わかってる」
「演技ですからね」
「わかってるって」
「もう二度とあんな悲しい嘘はつきたくないです」
「そうだね。だって私達は2人でお兄ちゃんのお嫁さんになるんだからね」
「蓮名…頑張りましょうね!2人で!!」
「想愛…頑張ろうね!2人で!!」
「うん、イイハナシダナー」
『 崇 拝 型 』
あなたの為なら何でもします♡あなたの為なら…たとえこの命だって惜しくない
「ねぇお兄ちゃん。私も想愛みたいにお兄ちゃんのこと『お兄様』って呼んでいい?」
「……え?蓮名、急にどしたの?」
「……ダメ?」
「いや、別にいいんだけど…どうして今更呼び方を変えようと?」
「私気づいたの。私はお兄ちゃんのためだけに存在してるんだって」
「(本当に蓮名はどうしたんだろうか)」
「私の瞳はお兄ちゃんを見つめるために、耳はお兄ちゃんの声を聞くために、唇はお兄ちゃんを感じるために、手はお兄ちゃんに触れるために、足はお兄ちゃんに近付くために、そして心はお兄ちゃんを想うためにあるって気づいたの」
「蓮名?おーい蓮名ー?」
「私はお兄ちゃんのために存在してる。お兄ちゃんが私の全て。ならそんな神にも等しいお兄ちゃんを様付けで呼ぶのは当然かなーって思ったの。だから呼んでいいよね?お兄様♪」
・・・・・・・・・・・・・・・
「蓮名が私の個性を奪おうとしてる!」
「待って想愛!演技だからー!」
「それにしても凄かったな。蓮名が俺のために存在してるってとこの迫力が尋常じゃなかったぞ」
「だってそこは演技じゃないもん。私はお兄様のために存在してるんだよ♡」
「蓮名ー!それは私のセリフですー!」
『 妄 想 型 』
あなたは私の王子様♡え…忘れたの?あのステキな思い出の数々を
「お兄様♪突然ですが今日が何の日かわかりますか?」
「えっ?」
「えっ?………もしかして、覚えてないの…ですか?」
「待って想愛!大丈夫、思い出す。思い〜出〜す〜から〜!!」
「……………」
「う〜〜〜ん…」
「思い出せ…ないのですね…」
「……うん、ごめん。今日っていったい何の日だったの?」
「今日はなんと……私とお兄様の初体験の1周年記念です!」
「ゔぇ!?」
「あの熱くて甘〜い初夜からもう1年経ったんですよね♡時間の流れは早いです♪」
「(今から1年前の今日に想愛と…!?そんなわけは………あ)」
「思い出しましたか?お兄様♡」
「あぁ。確かあの日は寝る前に蓮名と想愛が薄いネグリジェ姿で俺の布団に入ってきて———俺が何か行動を起こす前に2人して先に寝たな」
「違います!蓮名が先に寝たから私だけがお兄様と一線を超えたじゃないですか!」
「(いや、想愛も蓮名と一緒に寝てたぞ?そのせいで俺があの時どれほど悶々とした時間を過ごしたものか…)」
「それで…ですね。実は少し前から生理がこなくて…ですね」
「え''……」
「私とお兄様との子どもの名前…考えておいてくださいね?……あなた♡」
・・・・・・・・・・・・・・・
「演技だよね!?もちろん作り話だよね!?想愛だけがお兄ちゃんと先に一線超えちゃってたりはしてないよねぇ!?」
「大丈夫。残念ながら作り話だから安心して、蓮名」
「あぁ、あの日は蓮名も想愛も2人してぐっすりだった。だから俺は何もしていないぞ」
「……お兄ちゃんの意気地なし」
「……お兄様の根性なし」
「なぜだ!?」
『 孤 立 誘 導 型』
あなたの味方は私だけ、私だけを頼って♪私だけを信じて♡
「う〜む…」
「どうしたの?お兄ちゃん」
「あぁ、蓮名か。背後に立たれるのももう慣れたよ。いやな…最近俺人から避けられてるような気がするんだよ。特に女子から」
「そうなの?……でも大丈夫、安心して。私は絶対にお兄ちゃんから離れないから。いつまでも、生涯ずっとお兄ちゃんの側にいるから!」
「ありがとう、蓮名。……でもどうして俺は急に女子から避けられるようになったんだろうか……」
「そんなに深刻に考えなくて大丈夫だよ♪だってお兄ちゃんには私がいつも側に居るんだから♪それだけで十分だよね♡」
「蓮名…!うん、そうだな!その通りだな!」
翌日 学校にて
「あ、おはよーキクゴロー。……どうした?そんな真面目な顔をして。似合ってないぞ」
「なぁ銀河。お前が蓮名ちゃんと想愛ちゃんの両方の初めてを奪ったって噂が流れてるんだが……本当なのか?ついに本物の二股をやってしまったのか?それもまだ中学生相手に…」
「………え?なにそれ…」
・・・・・・・・・・・・・・・
「俺、これと似たような事体験した事あるんだけど。変な噂が広まった黒歴史が確かにあるんだけど」
「あの時は私達が噂を広めたわけじゃないよ!?勝手に勘違いした人達が広めただけだよ!!」
「あの噂のせいで血気盛んな野郎共から襲撃されるようになったんだよなぁ…」
「あの時はお兄様が無傷で本当に良かったです。もしお兄様が襲撃でケガをされてたら……私も蓮名も正気ではいられなかったでしょうから」
「……黒歴史が増えなくて良かったぁ…」
このように、ひとえにヤンデレといっても数多くのタイプが存在する。
今回ここで紹介した以外にも、細かく分ければさらにもっとヤンデレのタイプは増えるだろう。
諸君、私はヤンデレが好きだ。
諸君、私はヤンデレが好きだ。
諸君、私はヤンデレが大好きだ。
しかし、世間ではヤンデレはあまり広く浸透していない。
ヤンデレとメンヘラの区別がつかない者も大勢いる。
この小説だって私が作者でありながら私が望むヤンデレを未だ書けずにいる。(ただの文章力不足)
それでも!私はヤンデレが好きだ。これからもヤンデレキャラを愛し続ける事をここに誓おう。
諸君、私はヤンデレを、底無しの狂愛を望んでいる。
諸君、ここに集まりしヤンデレ好きの同志達よ。
君達は一体何を望んでいる?
更なるヤンデレを望むか?
いろいろな種類のヤンデレを望むか?
\ヤンデレ!/ \ヤンデレ!/ \ヤンデレ!/
よろしい、ならば執筆だ。
……何が言いたかったかというと『もっとヤンデレ作品増えて!』って事です。
保健室の前で道に迷っていた女の子は第1話にて銀河が助けた女の子という謎の裏設定。たぶんもうこの娘の出番はないでしょう
実は雲居千枝をメインヒロインにした異世界転生ものを投稿しようとしていたのですが、話の構成はできていてもいざ文章にしてみると全然書けないというなろう作家ならほとんどの人が体験したであろう状態になっています。




