新型メカ
真理絵は、休日を利用して知り合いの博士の家に遊びに来ていた。
[グイーン!バチバチッ、バチッ!]
と、音がしたり、火花が散ったりしていた。
気になった真理絵は、博士に声を掛けた。
「博士、何を作っているんですか?」
「君に新しいメカを作っているんじゃ。」
白衣を着用し、小太りで顔がコアラみたく、眼鏡を掛けた名探偵コ○ンのそれに似た男が言った。
「よし、此処を調整すれば、と。」
[カチカチ、カチ!]
「これで完成じゃ。」
「何これ?
ただのベルトじゃない?」
後ろで様子を見ていた真理絵が言った。
「ふっふっふ、これはただのベルトでは無いのだよ真理絵君。」
博士は自慢げに言った。
「で、どんなベルトなの?」
「それは実際に使いながら説明しよう。
はい、ベルト付けて。」
博士はベルトを渡した。
真理絵は受けとると、言われた通りに、腰へ巻いた。
[ピカーン!]
真理絵の体が光だした。
「な、何これ!?」
真理絵は驚いた。
「成功じゃ、成功じゃぞう!」
博士は大喜び。
「だから、何なんですか!?」
真理絵は問う。
「それは、大喜びの博士に代わって、この名探偵が答えよう。」
ちょっと作者さん!?
何出ちゃってんですか!?
真理絵は、突然の声に驚いて振り向いた。
「ど、どちら様?」
真理絵は聞いた。
「天の道を往き、総てを知る男・・・天道 総知だ。」
突然現れた謎の男は、軽く自己紹介をした。
「で、これは何なの?」
「それは、君の全身をヒヒイロノカネで出来たアーマーで、瞬時に身を包む為の完全防御型システムだ。
作動させる時は、『装甲』と叫べ。」
「装甲?」
真理絵がそれを口にすると、ベルトからアーマーが瞬時に形成され、真理絵の全身を隙間なく完全に包んだ。
その姿は、仮面ライダーカ○トの、マス○ドフォームのそれに近かった。
実はこれ、博士がカ○トの大ファン、と言う理由から来ている。
「どうやら、巧く形成された様じゃな。」
博士が呟いた。
「で、どうやったら戻るの?」
「ベルトを外すか、『キャストオフ』と叫ぶのじゃ。」
「キャストオフ?」
[ドフィユーン!]
真理絵が口にした為、アーマーが瞬時に吹き飛び、真理絵の生身が現れた。
「うわ!」
博士は素早く伏せた。
「いきなり飛ばす馬鹿がどこにおる!?」
博士は激怒した。
「私のせいじゃないわ。
それより、ありがたく貰っておくわ、これ。」
真理絵はそう言って、家を出ていった。
こうして、真理絵は、新しいメカを手に入れた。
ついに、仮面ライダーカ○トまで敵に回してしまいました。
この先、一体どうなるのだろうか?
作者と真理絵ちゃんの雑談
「ねぇ、作者さん。」
どうした?
「何で出て来たの?
しかも、天の道を往き、総てを知る男・・・天道 総知って・・・。」
それは、どうだってよいだろ。
「そう。
じゃあ次、あのアーマーはどう言う仕組みでくっついてるの?」
それは、ファンデルワールス力と言う電気的な力で接着してあるんだ。だから、簡単に吹き飛ばせる。
「何でそんなシステムを?」
ナレーターさんにどうしてもやれと言われ!?
[ゴチーン!]
「作者さん!
私はそんな事は言ってません!貴方がやるって言ったんでしょうが!」
あ、いや、逃げるが勝ち!
作者は、目にも留まらぬ速さで逃げ出した。
作者は、99999Exp手に入れた。
レベルが∞になった。
HPが∞になった。
MPが∞になった。
力が∞になった。
守備力が∞になった。
速力がマックスになった。
1,000,000,000円を拾った。