1/1
ビードログラスに口づけを
ビードログラスの澄んだ青を見つめていると、日常から離れてしまう瞬間がある。
夕暮れの琥珀色とビードログラスの濃い青には魔法が宿っているのかもしれない。
脳内のどこかが共鳴してしまう。
家から電車で30分ほどで海が真正面に見えるカフェがある。
そこで夕暮れの海を見ながらひとり水割りを飲む。
バッグから小さなビードログラスを取り出して、それを眺めたり、夕暮れの海を見たり、
約1時間程、長居はしない。
暗くなりかけた頃、店を出て寄り道せずに、そのまま電車で家に帰る。
車で海岸沿いを走るのも好きなのだが、水割りを呑みたいので、いつもここには電車で来る。
夕暮れの琥珀色とビードロの青を1杯の水割りで脳に取り込んでゆく。
深い青色のビードログラス越しに夕日の海を見る時、手のひらに宇宙が舞い降りる。
至福の時だ。
裏切られたことは一度もない。
適応障害に苦しむ貴方へ
至福の時は貴方の心のオアシスになるかも...




