表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

41/46

第四十一話 聖なる海のダンジョンに突入!

 翌日起きるとリクの周りに女性陣が集まって寝ていた。

「ちょっと、みんな起きてよ~」

「フフフ、リク様逃しませんわ~」

「リクは私の物だ!」


 セリーナ様とシェンナ様はもはや寝言かわからないセリフを呟いている。

 だがセリーナ様は服で隠しているが、黒い痣が薄く広がっていた。


 リクは天使の回復魔法(極)を掛けて、セリーナ様の様子を見る。

 セリーナ様の皮膚は綺麗になるが、少しだけ息が荒い。

 やはり、早く、聖なる海のダンジョンに行って、聖光魔法を覚える必要がある。


 リクは起きてきた女性陣に声を掛けつつ、朝食の準備をするのであった。

「今日の内に、聖なる海のダンジョンの五階層に行くよ」

「うむ。それが良かろう」

「リク様の言うことに従いますわ」


 シェンナ様とセリーナ様の言葉に皆も頷く。

 優星団とシェンナ様とセリーナ様とリリーナは聖なる海のダンジョンに向かう。

 聖なる海のダンジョンは海の入り江の洞窟の中にあった。


 他の冒険者たちがリク達を見て、ギョッとする。


 おいおい、めちゃくちゃ美人な一行じゃねえか!

 あれ、セリーナ様もいるぜ。病に臥せっていたと言われていたが。

 パーティーの中心にいる王子様は一体どなたかしら?


 リク達はヴィクトール伯爵の書面によって、列に並ばずに、聖なる海のダンジョンの入り口に向かう。


「おう。貴方たちは優先して通すようにと、領主様からお達しが来てるぜ」

「助かりますわ。私たちは五階層に用がありますの」

「勿論、先に向かってください。セリーナ様、ご武運を」


 どうやらこのギルド職員はセリーナ様の病状を知っているようだ。

「勿論、目的を果たしますよ! 皆行こう!」

「「おう!」はい!」


 皆の号令がかかったところで、聖なる海のダンジョンの一階に入る。

 中は広いホール状の空間で床は少しだけ水が張っている。

 白い大理石の柱が立ち並び、壁には古代文字の文章が刻まれていた。


 天井からは淡い光が差し込み、幻想的な雰囲気を醸し出していた。

 これまでのダンジョンとは違い、洞窟ではない。


「気を引き締めていこう!」

 リクの号令で、浅い水の張られたダンジョンを進む。


「気配察知(中)! この先に三体の敵がいるよ!」

「私たち、蝶華優閃に任せてもらおう」


 マキさん達が前に出る。

 最初は水色だが光を放つ、聖水スライムという魔物だった。

 意外と素早く、体当たりとウォーターボールとライトアローを撃ってくる。


 マーレッドがウォーターボールを切り伏せ、クルミが打撃で聖水スライムの核を潰す。

 難なく、敵を倒す。


 リクのゴミ拾いで手に入れたスキルは水魔法(中)だった。

 どうやら、このダンジョンはランク的にはAランク。

 雑魚敵もランクが高いようだ。


 三体のスライムを倒して進んでいると、リクの気配察知(中)に反応がある。

 閉じた貝が三体待ち構えていた。

 アナリス曰くシャインシェルというらしい。


 遠くからアナリスとサラが風魔法と火魔法で攻撃する。

「ストームトルネード!」

「ボルケーノフレイム!」


 シャインシェルは二枚貝を閉じて、二つの魔法に耐える。

 魔法が収まると、貝を開いて、光魔法を撃ってくる。


 リクはグリフォンと戦った時に覚えたブレス(大)を試すことにした。

 リクの漆黒のハルバードから炎のブレスが放たれる。

 それはシャインシェルを焼き尽くし、貝だけにする。


「それがグリフォンから得たブレス(大)か!」

 リリーナが驚いたように言う。


 セリーナ様はブレス(大)を手に入れた? と首をひねっていた。

 慌てて、リリーナや他の面々に口止めをするリク。

 セリーナ様のジト目が強くなった。


「むう。私だけ仲間外れにするのですね!」

 だが、こればっかりは会ってすぐの人には話せない。

 リクはセリーナ様をなだめて、第一階層を進む。


 ちなみにシャインシェルからは防御(中)と光魔法(中)を得た。


 すぐに次の階層への下り階段が見つかった。


 セリーナ様は少し顔色が悪い。早く浄化(大)を手に入れなければ、呪いはセリーナ様を蝕んでいくだろう。


 第二階層へ降りる。

 先程より、足元の水量が多い。


「む。これは水量が増えているな。第五階層では腰ほどまで水量が増えるかもしれんな」

 ハクが指摘をしてくれた。


 これは飛翔(大)を使って戦うことになるかもしれないね。

 グリフォンからスキルをもらっておいてよかった。


 リクは自身の幸運に感謝しながら、第二階層を進む。

 ライトジェリーフィッシュという、光のクラゲが行く手を阻む。

 ここはアナリスの弓術(大)が役に立った。

 その後はリクが槍術(極大)で倒したり、ハクのブレスで一掃されていた。


「このパーティーは全く危なげないですわね! ここはAランクダンジョンなのに!」

 セリーナ様は喜んでいる。だが少し冷たい汗をかいていて、ギンが抱っこをしていた。


 ギンもイケメンだからギンに惚れてもいいんだよ? と思っていたのだがリクに熱視線を向けてくる。


 その他にも聖水エレメンタルという人型の精霊が出てきたが、マキとリリーナが簡単に倒していた。二人は姉妹という事もあって息ぴったりだった。


 ライトジェリーフィッシュからは麻痺(中)と飛翔(中)がもらえた。 

 聖水エレメンタルは水魔法(中)だった。


 よし、順調に進めているな。


小説をいつも読んで頂きありがとうございます。面白かった、また読みたいという方は高評価やブックマークをお願いします。作者の励みになります\( 'ω')/


⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎を★★★★★にしてくださると作者が大変喜んで更新頻度が増えるかもしれません。よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ