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29.万年引きこもり

更新遅れました。すみません。




無理やりクロードやノアに雑巾を持たせているヴィクトリアを見て青巒は心配そうに見た。


「僕は手伝わなくていいの?」


ヴィクトリアは笑って返した。


「青巒は休んでて下ださい。貴方は体が10歳の子より小さいから栄養不足で倒れるとアレなので。」


ヴィクトリアの言う通り青巒は身長が100センチ程度でヴィクトリアの頭1個分小さいのだ。


私より小さい子なんて珍しいわね。

私も年の子より少し...いや結構小さいぞ。

でも私より小さいと弟ができたようね。

こんな風に小動物みたいで可愛いわ♡

おっといけないわ。冷静を保とう...ヴィクトリア、いい子は冷静に判断するのよ。

あら?今気づいたわ。

私ったら青巒って呼び捨てじゃない。

召し使いは様付けするのかしら?

でも今は私たち以外いないから大丈夫だわ(多分)


ヴィクトリアはボロボロの床をバケツの水で濡らした雑巾で拭いた。


このカビ手強いわ。

魔獣だったら殴るだけで済むのですけど...

今力を入れると床が貫通するので止めておきますか。

私はこう見えて頭がいいので。

青巒ってこんな汚い環境で過ごしていたのね。

なぜ召し使いたちは見過ごしたのかしら?

まあまだ新人だから私には分からないわ。


ヴィクトリアが掃除するのを見て宮の柱の材木を直していたルーカスが愛おしそうに見つめた。


「掃除するディアレイドも可愛いね。」


「色ボケするな、クレイア。」


ノアが直ぐにルーカスの言葉に突っ込む。

ノアはため息をつきながらヴィクトリアと同じく床を拭いていた。


ルーカス様ったらこんな所で言うなんて...

嬉しいけど恥ずかしいわ。

空気を読んでほしいわね。


ヴィクトリアもノアと同じくため息をつくと青巒が首を曲げて質問した。


「“色ボケ„ってなあに?」


「「「...」」」


青巒の問いに皆固まってしまう。

ヴィクトリアはすかさず誤魔化した。


「お子様にはまだ早いですよ~」


「え?なんで?君たち僕と同じくらいの年齢じゃないの?だって昨日近くを通った召し使いが噂していたよ?」


「「「...」」」


青巒の返しに三人ともまた固まってしまった。


子供ってああ言えばこう言うのね。

この子は興味がある事には反応するアンテナが付いているのかしら?


ヴィクトリア達は苦笑いして作業を続けた。

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