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7話

勇者でしょ?いえ農夫です。のその後の魔王ミラ・レティスの物語です。


物語を楽しむために


勇者でしょ?いえ農夫です。https://ncode.syosetu.com/n3769hp/


を先に読んで頂けると幸いです。

マリア「ミラ!今日は定例会議だから私と一緒にお城に行くわよ」


ミラ「へ〜い。面倒くさいな〜。魔王辞めたいな〜。」


リサ「魔王って辞められるんですか?」


ミラ「力の譲渡をすればね」


マリア「そうなんだ!」


ミラ「譲渡した時点で私の身体は塵と化すけどね〜」


マリア「絶対魔王辞めたらダメだからね!」


ミラ「でもいつか力を譲渡するのは間違いないから。良い人材が現れたら譲渡するわよ、いつになるかは知らないけども」


アムス「ミラも大変な重責を背負って生きているんだな」


マリア「あっ!アムス!私達お昼に戻れないから食事は1人になっちゃうの。おにぎりとおかずを作っておいたからそれを食べてね!今日も暑いからおにぎりの塩分を気持ち多くしたから」


アムス「すまないな、マリア。ありがとう。」


マリア「水分補給もちゃんとするのよ」


アムス「ああ、わかっている」


2人の様子を観察するミラ


ミラ「よく私にはわからないけどアムスとマリアは結婚したほうが良いんじゃないの?」


顔を真っ赤にして驚くアムスとマリア


マリア「結婚!!??ミラ急に何を言って」


ミラ「アムスの事をそんなに心配してくれるのってマリアだけじゃない?」


マリア「心配って!いつも通りの当たり前のあれよ!あれ」


ミラ「アムスだってマリアの事なんだかんだで大切にしているじゃない?」


アムス「マ、マリア!そろそろ城へ行く時間じゃないか?」


マリア「そっそうね!リサ行くわよ!ほらミラも一緒よ!」


ミラ「ねぇリサ?なんか私おかしな事言った?」


リサ「デリケートな部分にド直球を投げ込みましたね。ですが私はマリア様の心に変化が生まれるかもしれないのでミラ様に感謝致します」


ミラ「感謝?どういう事なのよ、それより結婚ってデリケートなの?」


マリア「ミラ!その話はお終いよ!公務に励むわよ!」


亜空間の扉で城内に消えるマリア達


アムス(俺は所詮農夫だからな…、自分の身分をわきまえないと。)


一方その日の昼過ぎにカイトはロイドの家に到着しました。


カイト(ここか)


ベルを鳴らし少し待つと


ロイド「いらっしゃい!入って入って!」


カイト「おじゃましまーす」


そこに綺麗な若い女性が現れました


ローズ「覇者のカイト・ブルーフィールド様ですね、私はローズ・ホワイトスミスです。お話はロイドさんからたくさん聞いております。どうぞゆっくりしていってください」


カイト「結婚式前にお邪魔しちゃってごめんね!これお土産」


マリアからもらった亜空間収納の魔方陣の札を展開すると魚介類の盛り合わせが現れました


ロイド「凄いね!魚は冊にしてくれてあるんだ!」


カイト「新居でマグロ解体ショーは辞めた方が良いってリサちゃんがね」


ロイド「さすがリサさん」


ローズ「こんなにたくさん!食べきれるでしょうか?」


カイト「近所にお裾分け出来るように多めに持ってきたんだよ!」


ロイド「さすがカイト!」


ローズ「生ものですので傷む前にさっそくご近所さんに分けてきますね!」


ロイド「よろしくお願い!」


ローズは魚介類を小分けにして配りに行きました。


ロイド「さて!カイトの用事を聞かないとね!」


カイト「結婚式前にごめんな」


ロイド「準備はほとんど終わっているから大丈夫だよ!で何?」


カイト「これ見てくれないか」


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