22話
勇者でしょ?いえ農夫です。のその後の魔王ミラ・レティスの物語です。
物語を楽しむために
勇者でしょ?いえ農夫です。https://ncode.syosetu.com/n3769hp/
を先に読んで頂けると幸いです。
翌日
マリア「仕事中に声かけるのは迷惑だから閉店後に会いに行こう」
リサ「そうですね、ご両親に迷惑かけるわけにはいきませんからね」
ミラ「わかった」
みんなソワソワしているうちに夕刻を過ぎました。
マリア「いよいよね。お店の近くで待機しよう」
カイトの店の近くで様子を伺うと店頭にカイトが確認できました。
カイト「いらっしゃい!今日は黒マグロあるよ!閉店前の大安売り!」
威勢の良い声が離れていても聞こえてきました。
ミラ(カイト…)
マリア「よかった、相変わらず元気そうね」
それからしばらくすると閉店作業が始まりました。カイトは手際よく後片付けをしシャッタを閉めると
マリア「ミラ、準備は良い?」
ミラ「うん」
ミラ達がカイトに近づこうとするその時、若い女性がカイトに抱きつきました
リーナ「おかえりカイト!今回の漁はどうだった?」
カイト「びっくりした!急に抱きつくなよ!魚の臭いが移るぞ?」
リーナ「これがカイトの香りだって言ったじゃない、それに私嫌いじゃないのよこの香り♪それより仕事終わった?いつもの所行こう♪」
カイト「またかよ?本当に好きだな。もうちょいまってろよ、シャワーくらい浴びさせろ」
急な出来事に動けなくなるミラ
ミラ「わたし帰る…」
亜空間の扉で我が家に帰るミラ
マリア「ミラまって!リサ、あとお願い、ミラの様子みないと。嫌な予感がする」
転移魔法で我が家に戻るマリア。
カイト(今ミラってマリアちゃんの声が聞こえた気が…)
声の方を見るカイト
カイト(ヘソ出しギャルがいる、こんな島に…、まぁ気のせいか…)
リサ(よかった、どうやら私と気がついてないようですね。それにしてもたった3ヶ月で若い人族の女に乗り換えるとは思いませんでした。これは情報収集をかねて尾行ですね)
リサはカイトとリーナの尾行をはじめました
腕を組んだり抱きつくリーナを振り払いながら歩くカイト
リサ(なるほど、仲は良さそうですが深い恋仲ではないかもしれませんね)
居酒屋に入る2人
リサ(よかった、大人の宿泊施設だったらお終いでしたから。私も潜入調査です!)
女性店員「いらっしゃいませ!お一人様ですか?」
リサ「はい」
女性店員「カウンターでもよろしいでしょうか?」
リサ「もちろんです、とりあえず生をお願いできますか?」
女性店員「はい!生いっちょう!」
カウンターに通されるリサ、カイトとリーナは広い座敷で男女複数人で宴会をしていました。
リサ(よかった、これは普通に地元の仲間との宴会ですね。少し様子を見ましょう)
女性店員「こちら生ビールとお通しの島エシャロットです。卓上のヴァーミリオンペッパーの粉末を少し振ると美味しいですよ!ヴァーミリオンペッパーは激辛なので少量ですからね!」
リサ「ありがとうございます。あと刺身の盛り合わせ、おすすめの島酒をお願いするわ」
生ビールを一気に飲み干すリサ
そしてカイト達の話に聞き耳を立てると
漁師仲間「カイトのおかげで黒マグロの漁獲量がいっきに増えたよ、島内には安くマグロを卸して余った分は冷凍して本土に相場で卸す。漁師も島民も観光客相手の飲食店もみんながカイトのマグロに助かっているよ、本当にありがとうな」
涙を浮かべながら話す漁師仲間
カイト「お前いつから飲んでたんだ?酔っ払うのは早いぞ?」
若い女性「うちの年下の彼氏もカイトの漁に同行させてもらっているからね、漁から帰るとカイトが凄い凄いいつも言ってるわよ」
若い男性「うちの酒蔵の出荷量も増えたよ、レッドアイズ島のマグロ目当てに最近新規の観光客が増えてるからその影響が色々な所に出ているよ」
リーナ「島主様はカイトに頭あがらないわよね!」
漁師仲間「カイトはあの覇者様だぞ?マグロうんぬん関係なく頭あがらねぇって!」
カイト「おいおい、おれはただの漁師だよ」
女性店員「お待たせしました〜刺身の盛り合わせとおすすめの島酒【聖者の雫】です!」
リサ「あら素敵なネーミングの島酒ですね♪頂戴します」
女性店員(このギャル見た目と裏腹に品格に溢れて…ギャップ萌える!)
リサ(カイト様はどうやらシロですね。マリア様に報告しましょう)
一方我が家に戻ったミラとマリアはというと
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