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2話

勇者でしょ?いえ農夫です。のその後の魔王ミラ・レティスの物語です。


物語を楽しむために


勇者でしょ?いえ農夫です。https://ncode.syosetu.com/n3769hp/


を先に読んで頂けると幸いです。

マリア「我が家から直通の扉はやっぱり便利よね」


リサ「ミラ様の力はやはり凄いですね」


ミラ「これに慣れちゃうと羽根で飛ぶの面倒になるのよね…」


魔力を使わないで移動できる亜空間の扉に関心する二人


ミラ「でも設置する時には結構力使うけどね」


そして大浴場に着きました。


リサ「マリア様、ミラ様、着ていたお召し物はこの袋に入れてください、私が家に戻ったら洗濯致しますので」


リサの裸体をジロジロと確認するミラ


ミラ「リサは本当に芸術のような身体しているわね」


マリア「乳もすごいけど尻がエロいのよね」


ミラ「男が女の裸を見て興奮する気持ちがわかったわ」


マリア「あんたのその白い綺麗な羽根がリサについてたら完全に女神だからね」


リサ「なにをブツブツ言っているのですか?先にマリア様のお背中流しますからね、ミラ様はその間に前を洗っておいてください」


ミラ「へ〜い」


手際よくマリアの背中を洗うリサ


リサ「はい、終わりましたよマリア様。次はミラ様のお背中と羽根を洗いますね」


ミラ「羽根洗うの本当に面倒だから助かる〜」


ミラの背後に座るリサ、そしてリサの後ろに座るマリア


マリア「リサの背中は私が洗ってあげる!」


リサ「マリア様にそのような事させるわけには!マリア様は女王陛下なのですよ!」


マリア「リサ!私がそういうの嫌いなの知ってるでしょ?女王がなんなのよ、私もただの人族なんだから!私はリサの背中を流したいの!いいからミラの背中を洗っていなさい!」


リサ「はい…。ありがとうございますマリア様…」


マリア「やさ〜しく、やさ〜しく…。おっと手が滑った!」


リサの乳を揉みしだくマリア


リサ「マ、マリア様!」


ミラ「何やってんのよ二人とも!」


リサ「マリア様、背中だけでお願いします…」


マリア「へ〜い」


そして三人は大きな湯船に浸かりました。


マリア「この大きさはもうプールね」


リサ「普段使用しないのはもったいないですね」


マリア「そうね、一般に開放しても良いかもね」


ミラ「私達が入れなくならない?」


リサ「開放する時間を制限すれば問題ないと思います」


マリア「男女さえわけて民と一緒に入ればいいのよ」


ミラ「なるほどね」


マリア「お湯も地下から沸いてくるし清掃の問題だけ片付けばって所ね」


リサ「少しだけ入浴料をとってそれを清掃費にあたるのが良さそうですね」


ミラ「ところで二人は人族で言う所のお年頃って時期でしょ?結婚とか子作りとか考えているの?」


顔を真っ赤にして慌てて話しだすマリア


マリア「な、なによ!?急に!」


ミラ「私は寿命が長いからね〜、まだまだ子作りとか無関心。あと魔族は発情期があるから人族みたいに繁殖しないのよね」


リサ「魔族の繁殖力が低いのは有名な話ですよね」


マリア「縁談の話はもちろんあるんだけどね…。王族や貴族の男性はなんというか頼りないと言うか」


ミラ「なんだかんだウチの男子は自活力あるからね〜。野菜育てたり魚採ったり鍛冶打ったり」


マリア「そうなのよね、あと覚悟が決まってる男性は格好良いのよ!」


リサ「私はそもそも結婚するつもりはありません、マリア様にこの身を捧げる事が全てですから」


マリア「リサ、わたしはあなたの幸せを見つけて欲しい」


リサ「未来の事はわかりませんが今はマリア様のおそばにいる事が最高の幸せなのです。結婚しない未来であっても今の私の幸せが色あせる事はありません」


ミラ「でマリアはアムスとどうなのよ?」


マリア「ちょっと!急になんなのよ!」


ミラ「マリアはアムスが好きなんじゃないの?」


リサ「私はかなり前から知っていましたよ?」


マリア「リサもミラも何を言っているの!好きな人なんているわけないじゃない!」


ミラ「何顔真っ赤にしてんのよ、そんなに大好きなの?」


マリア「違うわよ!少しのぼせただけよ!先に出るわね!リサ!出るわよ!」


リサ「私はまだミラ様とお話してから」


マリア「リサ!でーるーわーよーー。」


ミラ「なによ〜。人族の女は恋話が大好きってきいたのに。2人が出るなら私も出るわよ!きっとカイトがウニを食べやすく殻から出していてるはず!」


マリア「そういうミラこそカイトの事が好きなんじゃないの?」


ミラ「好きよ?大好き。でも私は魔族だからこれ以上進めないわ。あ〜あ〜、カイトが魔族だったら完全に惚れてたと思う!」


リサ「ミラ様…」


マリア「種族なんか関係ないじゃない!」


ミラ「マリア、じゃあ愛する人が死んで1000年近く1人で生きて行くのってどう思う?」


言葉に詰まるマリア


マリア「ミラ、ごめんなさい。私無神経だった…」


ミラ「いいのよ!あんまり関係ない話だけど魔族は長寿ゆえに子育て後は大半が別れてるし、そもそも夫婦別姓だし。子供も20歳過ぎて親元を離れたら会う事も極端に少なくなるのよね。長寿ゆえにそういう愛とか家族とか継続するのが大変な事に少し無関心にしていないと大変なのよ。それより早く戻ろう!ウニウニが待ってる!」


マリアとリサは魔族ゆえの問題をミラは抱えている事に気がつきました。


そして3人は我が家に戻りました。


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