17話
勇者でしょ?いえ農夫です。のその後の魔王ミラ・レティスの物語です。
物語を楽しむために
勇者でしょ?いえ農夫です。https://ncode.syosetu.com/n3769hp/
を先に読んで頂けると幸いです。
閉店の後片付けを終わらせたカイトは身支度を整えました。
カイト「母ちゃん!ちょっと小児学舎の同級生と飲みに行ってくるよ」
カイト母「あまり飲み過ぎないようにね」
カイト「俺はもう子供じゃないんだよ?」
カイト父「若いうちは浴びるほど飲むもんだ!がはははは」
外にでると
リーナ「おっきたきた♪みんな待ってるよ!行こう♪」
カイト「服を引っ張るなよ!リーナ、それより俺魚臭くないかな?」
リーナ「魚というよりカイトは昔から海のにおいがしてた。それがカイトのにおいよ!」
カイト「大丈夫かな?我が家でも俺は臭かったのかもな…」
リーナ「え?なになに?」
カイト「なんでもないさ、お店で飲むのって俺初めてかもしれない」
リーナ「そうなの?着いた!ここよ!」
立派な居酒屋に入るやいなや
同級生達「おかえりカイト〜!」
同級生「よっ覇者様!大地の救世主様!」
同級生「俺達もあの日グレーゾーンに行ったぞ!」
同級生「命がけで戦ってくれてありがとう!」
同級生「レッドアイズ島の誇りだ!」
カイト「みんな…」
リーナ「カイトは王様席に座ってグラスを持ってちょうだい♪」
カイト「なんかわるいね」
リーナ「今日は私達のカイトの帰省を祝しまして乾杯!」
全員「乾杯!!」
皆の近況報告を聞きながらどんどんアルコールがすすんで行きました。
リーナ「カイト!あなたの英雄譚を聞きたい!」
同級生達「聞きたい聞きたい!」
カイト「仕方ねぇな!俺の中にいるのが青龍っていう霊獣でさ」
カイトは麒麟との戦いを熱く語りました。そして話が一段落すると
女同級生達「カイトは彼女いるの?」
リーナ「聞きたい!どうなのよカイト?」
カイト「彼女か…。」
暗い顔になるカイト。
リーナ「あれ?ごめん、悪い事きいたかな?」
カイト「いや〜、ついこないだ好きな子に振られたばかりでさ!」
女同級生達「本当!?やった!チャンス到来〜!」
女同級生「私小児学舎の頃からカイト好きなのよね!」
女同級生「ちょっと抜け駆けしないでよ!」
リーナ「中等学舎に行かないって知った時はみんなで落ち込んだわよね…」
カイト「そ、そうだったんだ。俺は勉強出来なかったし、父ちゃんの片足なくなっちゃったし、色々あの時決断したんだよね。中等学舎に行かなかった事を後悔した事は一度もないけどね!」
男同級生「カイト!な〜に女に囲まれて鼻の下伸ばしてんだよ!こっちで男衆と飲むぞ!振られたんだろ?励ましてやるから今夜は朝まで飲むぞ!」
カイト「よっしゃ〜!上等な島酒もってこーーい!」
同級生「覇者様の良い所見てみたい!ハイ!いっき!いっき!」
カイト「ゴクッゴクッ!ぷは〜〜!」
同級生「カイトいつまで島に滞在するんだよ?」
カイト「特に決めてないんだよな」
同級生「島で暮らせばいいよ」
カイト「う〜ん、まぁぼちぼちやるさ!ほらお前も飲めよ!」
リーナ「ちょっとカイトを返してよ!心の傷は私が癒やしてあげる♪」
女同級生「出たビッチめ!無垢なカイトを汚すんじゃないわよ!」
荒々しい島の宴は朝まで続いたのでした。
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