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初っ端から…

目がさめると、俺は崖の上に立っていた。

「は?」

四方八方断崖絶壁でどう考えても飛び降りたらゲームオーバーだ。慌ててメニュー画面を開く。


チュートリアルを起動させてみると、そこには「崖から何とかして出てみて下さい。以上」とだけ書かれていた。

他に手掛かりはないか探してみてもスキル1つ所持品すら無かった。


「何考えてんだ…」

思わずゲームから退出ボタンを押しそうになるが、何か作者の嘲笑いが目に浮かんでくるようで腹が立つ。


状況を整理してみよう。

所持品は0、スキルはまだ使えない(スキルポイントがない)

四方八方崖(ビル14階ぐらいか?)


どん詰まりである。

とりあえず、落ちないように周囲を手探りしてみるがアイテムらしきものはなかった。


思わずへたり込んで途方にくれる。最近はユーザーフレンドリーなゲームばかりしていたからこんな理不尽は久しぶりだ。 ごろーんと地面に寝転がる。空気とか天候は素晴らしく良い。と…


「何だこの盛り上がり」

端の方に何かがある。

ポンポンと地面を叩くと剣の柄のようなものが見えた。

ぐっと引き抜くと…

「う、うわぁ!!」

たちまち地面が割れ俺がいる崖が真っ二つに亀裂が走って行く。慌てて亀裂から逃げ回ったが、どうする事もできず

遂に下へと吸い込まれていった。

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