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きもち  作者: 創創帽子
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意識

 私は通学しいつものように、スマホをいじっていた。

 人々が詰め合う電車の中で、人の足を踏めば謝り乗客と目が合えばそっぽをむく。

 車内は静かでイヤホンをしているひとがいれば鮮明に音が聞こえた。

 スマホに飽きたから周りの広告を見ていた。車内にはビールの広告や食べ物の広告などがあった。私はそれをただ無心に眺めていた。沢山の広告を。

 眺めているうちに駅に着いた。

 ドアが開けば人が雪崩のように押し合いながら出て行く。車内から出られた開放感によって感じられる嬉しさと急がないといけないという緊張感で気持ちは混合していた。


 そして学校までの途中でその嬉しさは消え、どっと疲れが寄せてきた、朝から疲れているのは、辛いというより苦しく悔しい、それは自分に対して責めているのだと思う。

 学校に行くことが電車が自分にとって無理なことだと心が受け取ってしまっている。悔しい…。気持ちさえも疲れてしまっているなんて。

 だから私は、「自分を救えるような人間になりたい。」と強く思った。


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