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世界が受け入れなかった二人  作者: 緋依
むかしばなし
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彼のむかしばなし

 初めまして。

 最初のうちは頑張って投稿するつもりです。よろしくお願い致します。

(褒められたらのびるタイプです。たぶん)

 とある時代の、とある場所。


 彼はそこに住んでいた。


 彼はどこかで生まれて、


 彼はどこかに棄てられて、



 彼は独りになった。



 彼は誰かに拾われて、


 彼はそこで育っていった。


 なぜあるのかは誰も知らないが、

 彼には不思議な能力(ちから)があった。


 彼はちからを持っているだけで、


 彼は気味が悪いといわれ、


 彼は化け物扱いされた。


 

 初めは些細なものだった。


 少し違和感を感じるくらいで、


 みんなは気にも留めなかった。


 身体(からだ)が大きくなるにつれ、


 ちからも大きくなっていき、


 十二年ほど経つ頃には、

 ちからは災厄(さいやく)になっていた。



 彼のちからは大きくなって、


 彼のちからは手に負えなくなって、



 彼はどこかに連れてかれ、


 

 彼はそこに置いてかれ、



 彼は独りへ逆戻り。



 そして、



 そして彼は旅に出た。


 目的のない独り(ひとり)旅。

 感想よろしくお願いします

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