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ーー6ーー

枢が倒れてから、そろそろ二時間。

私は、彼の婚約者が教えてくれた病院の廊下を歩いていた。

「枢くんのお友達なんでしょう?目を覚ましたから、声かけてあげて」

枢が救急車に乗せられる時、私はついていけなかった。彼女は婚約者だし、大人だから一緒に乗っていったけれど、私はただの同級生。こういう時は、ただ待つしか出来ない。

救急車が出発する直前に、彼女が連絡先を教えてくれた。

だからこうして、私は枢が運ばれた病院にいる。

「リリ、大丈夫だからな。落ち着けよ?」

一緒に病院まで来てくれた花火は、最後に私のことを強く抱きしめてから帰った。ファミレスの時ほどではないけれど、おかげで少しは落ち着くことができたので感謝している。

枢の病室へ向かいながら、前を歩く婚約者が枢の詳しい状態を教えてくれている。

「過労のところへ急にストレスがかかって倒れちゃったみたい。最近ずっと忙しかったから……」

馬鹿が。

あれほど身体に気をつけろと言ったのに。倒れるまで働くなんて。

「ちゃんと休みなさいって言ってたんだけどね。全然聞いてくれないのよ」

彼女も、どこか疲れた様子で呟いた。その声から、枢のことを心配している様子がよく分かる。

枢が倒れてからの行動も早かったし、救急車が来てからの対応も的確だった。やっぱり大人はしっかりしている。

私なんかいなくても枢は大丈夫、と思えるくらい、彼女はとてもちゃんとした大人だ。

「ここ。私は枢くんのご家族に連絡してくるから、少し話してあげて」

病室のスライドドアを指差して、彼女はそう言ってすぐに行ってしまった。私は会ったこともないけれど、彼女は枢の家族の連絡先まで知っている。大人だからだろうか。それとも、婚約者だからだろうか。

「……枢」

なんだか急に自分がひどく矮小な存在に思えてきて、うんざりしつつ頭を振る。

そうだ。ファミレスで花火に慰めてもらったから、私はもう大丈夫。倒れた友達が目を覚ましたから、お見舞いしてやるだけ。

もう大丈夫。

そう言い聞かせながら、スライドドアに手をかける。

病室に入ると、ベッドはひとつしかなかった。

その上に寝ているのは枢。

こちらに背中を向けているけれど、きっと枢だ。

「……すみません。迷惑かけちゃって」

私に背中を向けたまま、枢が投げやりな声を出す。

「僕は大丈夫ですから、今日はもう帰って休んでください」

「ダメだよ、心配してくれた人にそんな態度とったら」

きっと婚約者に向けて言ったつもりであろう枢の背中に声をかけると、彼は跳ね起きるほどの勢いで顔をこちらに向けた。

「リリ、きてくれたんだ」

そのまま身体を起こそうとする肩をおさえて、久しぶりに会った枢の顔を見つめる。

前よりも痩せた。病室の雰囲気と照明のせいで、五割増しくらいに疲れて見える。

「だって目の前で倒れたんだよ?こんなになるまで働くなって言ったのに」

「……ごめん」

久しぶりに会ったというのに、以前のような優しい笑顔ではない。右手に点滴をしている枢が、自由な左手を私に伸ばす。

私は、それには応えなかった。

「早く元気になって、減らせるようなら少し仕事減らしなよ」

枢の手から逃れるように一歩下がって、とりあえず当たり障りのないことを言う。この程度でじゅうぶんだろう。

このままここで話していて枢の笑顔を向けられたら、自分でもどうなってしまうか分からない。

「……じゃあ私、行くね。お大事に」

これ以上ここにいてはいけない。

そう思って枢に背中を向けると、彼の声が私を引き留めた。

「待ってよ。話を聞いて」

ただ声をかけられたくらいなら、きっとそのまま病室を出ていたと思う。

けれど、今回の枢の声は、これまで聞いたことのないような強い語気だった。怒ってはいないけれど、無視するのは許されないような、そんな強引さだ。

「リリ、おいで」

振り返ると、枢が私に手を伸ばしている。

このままここにいたら、婚約者が帰ってきてしまう。

「久しぶりに会えたんだから、もっと近くにきて」

こんなことをしてはいけない。

いけないのは分かっているのに、私は枢の手をとってしまった。

「全部話すからよく聞いてね。最後まで聞くんだよ」


枢が寝ているベッドの横に丸椅子を置いて、私はそこに腰掛ける。

自由な左手で私と手を繋いだまま話し続ける枢は、時折こちらを見つめてその手に力を込めてきた。

「……だから、僕はいろんな人と取引した。どうしてもお金を稼がなきゃいけなかったんだ」

枢の話してくれた内容は、馬鹿らしいくらい規模が大きくて、赤面するほど純情だった。

「枢、そんなに無理してたの」

「無理しなきゃいけないんだよ」

枢が、私を見つめて微笑む。

あの微笑みだ。

優しい微笑み。

今この瞬間、私だけに向けられている笑顔。

「なんで最初に全部言ってくれなかったのよ……」

枢が最初にこうしようと決めた時に話していてくれれば……。なんて思いながら、また流れてきてしまった涙を拭う。今日はよく泣く日だ。

「ごめんね。それだけは本当に言い訳のしようがない」

「私がどれだけ悲しかったと思ってるの」

「ごめん」

枢に新しい婚約者がいると知った日に彼の話をほとんど聞かず電話を切った私にも非がある。とはいえ、この場ではただ文句を言ってやりたかった。

「枢が優しいから、一緒にいて幸せだったから好きになったのに、全部無しなんて聞いたら悲しいよ……」

「そうだよね」

「枢と結婚するのもいいかな、なんて、ちょっとくらい思っちゃってたんだから」

「リリ……」

枢の左手が、私の頬に伸びてくる。

指先が温かい。今日はよく泣くし、よく触られる日だ。

「ごめんね、リリ。大好きなんだから、もっと早く言えばよかったね」

「ほんとにね」

触れられている頬がくすぐったい。

「でも、そういうことだから。あと少しなんだ」

「まだ頑張んなきゃいけないの?」

「あとちょっとだけね。ほんとあと二週間くらい」

「そっか……」

枢の顔が、少し元気になっているような気がする。

「枢」

「なに?」

けれど、このまま働きはじめたら、また倒れてしまうかもしれない。

「元気になるお薬、あげようか」

「うん」

頬に触れている枢の指先に、私の手を重ねる。

「私のこと好き?」

「大好きだよ。愛してる」

椅子から腰を浮かせて、寝そべったままの枢を見下ろした。

何回か言われているような言葉でも、今だけはこれまでよりも胸を激しく揺さぶる。

もう、この人とは離れられない。

枢との距離がどんどん近づいていって、ゆっくりと唇が重なった。

「……枢?」

どれくらいくっついていたか分からない。

唇を離してから枢に向けて発した声がやけに高いことよりも、今はもっと気になることがある。

「これ、すごいね」

初めてやってみたけれど、これはなかなか良いものだ。柔らかいし、温かいし、胸がきゅんきゅんする。我ながら馬鹿みたいだとは思うけれど、きゅんきゅんするとしか言いようがない。

「リリ、もう一回する?」

「え、もう一回?」

「僕はもう一回したいな」

枢が私の首に左腕を回して、また頭を引き寄せる。

二回目はやや強引だ。

「だめだめ、これはおかしくなる。こんなのだめだって」

胸のどきどきがおさまらない。

このままではまずいことになりそうなので、私は自分でも驚くほどの精神力で枢から距離をとった。

「はぁ……幸せだなぁ」

枢が満たされた顔でため息をつく。

「お若い人たち、もう入ってもいい?」

私の背後から、枢の婚約者の楽しそうな声が聞こえてきた。

「あ、どうぞ。ごめんなさいなんか長居しちゃっ……て……」

終わった。

浮かれすぎだ。

まだ何も解決していないことを忘れていた。


微笑みながら隣に立った婚約者が、私の肩に優しく手を置く。そのどこまでも優しい力の入り具合が、なんとも言いようのない緊張感を醸し出していた。

「あの……」

背中に嫌な汗が噴き出してくる。これは修羅場だ。いつから見ていたのか知らないけれど、どこから見られていても言い訳のしようがない。

これはぶん殴られるパターンのやつだ。何とかならないものかと枢を見たら、彼はなんと普通の表情で私と婚約者を見つめていた。

こいつ開き直る気だ!

「えっと、なんて言うか……」

何をどう申し開きしてもどうにもならないのに、口が勝手に何かを言おうとする。やめとけ、やめとけ、刺激するな。そう頭では分かっているのに、何か言わないと動揺で倒れそうだ。

そんな感じで私がひとりあわあわしていると、彼女が耳元に顔を近づけてきた。

「……ただのお友達じゃなかったみたい、ね?」

「ひぃっ」

耳元で優しく舐めるように、くすぐるような高い声が鼓膜にするりと入り込んでくる。

これは殴られるどころの騒ぎではないかもしれない。

「ひとの男にあなた、何してくれたのかしら?」

「ご、ごめんなさい、ごめんなさい!」

彼女が私の正面にまわり、優しく両肩を掴んできた。あくまで優しく。それがまたおっかない。

「ひとの婚約者にキスしてたよね?」

「あの……」

「どうしてくれようかしら……」

ぐぐっと、鼻先数センチの距離までゆっくりと彼女の顔が近づいてくる。まるでキスでもするみたいに。大きな瞳が、まるで獲物を前に舌舐めずりをする獣のようにうっとりと細められた。

「なんてねー」

食われる!と思って思わず目を閉じると、彼女がくすくす笑いながら私の肩を離した。

「……あれ?」

恐る恐る目を開けてみたら、彼女は枢のベッドに軽く腰掛けて私を見ていた。

ものすごく楽しそうな顔をしている。

「からかっちゃった」

「あの……」

「知ってた。最初から全部知ってるよ。この子と付き合ってたんでしょ?」

「えっ」

話についていけなくて枢を見ると、彼は彼でさも当たり前のように私と目を合わせて微笑んだ。ちょっとむかつく。

「初めて会った日に言われたんだよ。結婚なんかしませんよって」

ね?と同意を求めるように枢に顔を向けて、彼女が私を手招きする。

「会ってすぐだよ?挨拶もそこそこにそんなこと言う?」

彼女に引っ張られるまま、私も枢のベッドに腰掛けた。

それにしても、枢は会ったばかりの婚約者に対してそんなことを言ったのか。

「枢、それはちょっと失礼なんじゃ……」

「でしょ?」

枢がずっと私のことを考えていてくれたのは嬉しいけれど、いくらなんでも冷たすぎる。

「さすがにお説教だったよ。ね?」

「反省してます……」

再び目を向けられて、枢が気まずそうに顔を背けた。見たことのない顔だ。あの枢がこんな顔をするなんて。

「ものすごい怒られたんだね」

「ボコボコにされた……」

「あぁ……」

彼女は意外と強い人らしい。

さっきのが冗談で本当に良かった。


一時は本当に食い殺されるかと思ったけれど、枢の婚約者だった朝倉椿はものすごく優しい人だ。彼女は、枢のことをからかいつつ、私と別れてからの彼の行動を事細かに教えてくれた。

「べつに普通に断ればいいって言ってんのにね、この子ってけっこうガキンチョ丸出しなとこあるじゃない?」

私と別れてからも、枢はずっと働き通しだった。椿と結婚するのは嫌だけれど、ただでさえ会社同士、金の動きを強く意識した結婚を理由なく断ることもできない。自分が椿との結婚を破談させることによって、将来椿の親が経営する会社との取引で生み出せる予定だった利益が、跡形もなく綺麗に吹き飛んでしまうからだ。

そこで、枢はこう考えた。

相手方の会社と取引して得られるほどの利益を、別のところから引っ張ってくればいい、と。

最初に椿との婚約を聞かされ、その計画を決意したのが私と別れる三週間前。枢がそれまで以上に忙しくなったのもこのあたり。方々の伝手を頼り、枢は精力的に取引の相手を広げていった。

まだまだ高校生の子供、というのが役に立つことが多かったらしい。子供だからと舐めてかかってきた相手なら、ちょっとそれらしい結果を見せてやれば簡単に評価してくれたんだそうだ。

「ものすごく頑張って、あと少しで目標の試算額に手が届くってところになって、リリちゃんにバレちゃったんだよね」

枢との婚約話が無くなったと聞いたあの日、彼は「無理をしないとだめだ」と言っていた。今にして思えば、あれは私と一緒にいるために無理をして働いていたということだ。

「リリちゃんに振られちゃって、でもこのお馬鹿さんは諦めなかったの」

あの時、私は枢の話を少しも聞かなかった。それでも、彼は私と一緒になるために無理な仕事を続けて、頑張り通した結果が今日だ。

ふらふらになるまで毎日頑張っているのに、よりによって椿と一緒にいるところを、他の誰でもない私に見られた。

ただでさえ疲労が溜まっているところへ、この私に他の女と一緒にいるところを見られてしまったものだから、枢のストレスがついに限界まで達してしまい、その場で気を失った。

最悪な気分のまま目が覚めたら病室に私が来て、もうここしかチャンスはないと思った枢は、私に全てを打ち明けた、というわけだ。

「回りくどい真似を……」

「ほんとにねぇ」

私と椿は、何故か示し合わせたように同じタイミングでため息をついた。

頭も良いし、仕事も人より圧倒的にできるのに、たったひとつの簡単なことを、枢は思いつかなかった。

「最初に一言あれば全部丸く収まったんじゃないの?」

「そうそう。私それ何回も言った。リリちゃんももっと言ってやって」

新しい婚約者が出来たけど、その相手との結婚を回避するためにものすごく仕事を頑張るから気にしないで欲しい、とか言っておいてくれれば、私だって……すんなり納得したかどうかは怪しいけれど、ここまで拗れることはなかったはずだ。

「まったく……」

またため息をつく。

けれど、まあ、最終的には丸く収まったのだから、過程はどうあれ、許してやらないこともないか。枢が私と一緒にいたいがために倒れるまで頑張ったなんて、正直に言えば嬉しいに決まってる。

しかし、これはこれでいいとして、疑問がひとつだけある。

「それじゃあ、椿さんは、枢といつも何してたんですか?」

結婚しないというのに同意していたなら、椿が枢と一緒に行動する理由があまり見当たらない。

「ん?あぁ、仕事の進み具合を聞くついでに、ろくに食事もとらないこのガキンチョとご飯食べてたりとか。こいつひとりだとほんと何も食べないのね」

「あぁ……」

枢が頑張りすぎるから、優しいお姉さんが無理矢理にでも食事に誘ってくれていたのか。

椿がいなかったら、もしかしたら枢はもっと早くに倒れていたかもしれない。

「なんか、ありがとうございます」

私が頭を下げると、彼女は笑いながら軽く手を振った。

「いいのいいの。頑張ってもらわないと私も困るんだよね」

「あ、そうなんですか?」

「うん」

なんでもないように軽く頷いた椿が、首元に手をやって呟く。

「枢くんが頑張って婚約をなかったことにしてくれないと、私も彼氏と結婚できないのよ」

「あぁ……」

だからか。それは、たしかに大変だ。枢のサポートをしてやりたくなる気持ちも分かる。

「私の代わりに婚約を潰すだけのお金を稼ぐって言うじゃない?なら私はこの子が倒れないようにサポートさせてもらったの」

「私の知らないところでドラマがあったんですね」

なんだか、当事者のはずなのにすっかり蚊帳の外だ。

「あれ?」

いつのまにか大変なことが起きていたんだなぁ、なんて納得しそうになって、またひとつ疑問が浮かんだ。

「でも、今回の婚約がなくなって得するのって、枢だけじゃないんですか?椿さんのお父様の会社はただ横のつながりがなくなるだけだから、また他のところを探すんじゃあ……」

「あ、それは大丈夫。今度は大丈夫」

自分だって枢に働かせていたばかりじゃない、と言って、椿は意地悪そうに笑った。

「時間があったからね。お父さんの弱みを握ってやったんだ」

「すごい」

大人の世界ってすごい。

枢もそうだけれど、椿だって自分の未来は自分で掴み取ろうと必死に頑張った。

私にも出来るかは分からないけれど、いつかは私も椿みたいに強くて優しい大人になりたいものだ。

「ところで……あら?」

しばらく私と話し込んでいた椿が、少し前から全然話に入ってこなくなっていた枢に目をやる。

私も椿につられて枢を見ると、いつの間にか彼は眠っていた。

「どんな顔して空気でいるのかと思ったら」

「疲れてるんですね」

枢の寝顔なんて、初めて見た。

大人に混じって倒れるほど頑張った枢でも、やっぱり寝顔は高校生だ。私が言うのもおかしな気がするけれど、まだまだあどけなさがある。

「リリちゃん、枢くんのこと好き?」

枢の寝顔を眺めたまま、椿が呟く。

「好きですよ。負けました。大好きになっちゃった」

離れたら寂しいし、会えたら嬉しい。私はもう枢のことが好きで好きで仕方ない。

「この子、これからも無理するかもしれないけど、支えてあげてね」

「はい」

「会いたくなったら会いたいって言わないとだめだよ?」

椿が私の肩を小突いてそんなことを言うので、つい笑ってしまった。

「友達にもそんなこと言われました」

花火も同じことを言っていた。いまは、それを身に沁みて実感している。

会いたい時には会わないといけないし、話が足りないと思ったら話をしなければいけない。今回の私にはそれが難しかった。

「枢はよく好きだって言ってくれるから、私もちゃんと応えてあげないと」

「周りにウザがられない程度にね」

そう言って腕時計を確認した椿が、枢のベッドからゆっくりと立ち上がった。

「もう遅いね。私の車で送ってくよ」

「え、そんな」

「いいからいいから」

椿が私の手を引いて言うので、ここは厚意に甘えさせてもらうことにした。

枢の枕元にメモを残して、ふたりで部屋を出る。

今日はいろいろとありすぎた気がする。

朝起きた時点では、枢と再会してキスまでしてしまう日になるなんて、想像もしていなかった。一日のうちに嬉しいことと悲しいことと幸せなことが全部起こったものだから、さすがにちょっと疲れた。

そうだ。今日ものすごく世話になった花火に、あとで連絡しなければ。

枢とまた一緒にいられるようになったって、私の大親友に伝えたら、なんて言われるだろう。

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