み~にゃ会話する
第7話 お留守番
動物と暮らしてる飼い主さんは皆さんそうだと思うが、私も顔を見るとどうしても話しかけてしまう。
そのせいだろうか?み~にゃは本当によくしゃべる。何やら独り言も多い。
それもバリエーションが豊富なのだ。
例えば、私が出かけていて帰ってきた時の場合は…
その① 1~6時間程留守にした時
「ただいま~」
トコトコ玄関に歩いてくる。
「んにゃん?」(どっか行ってたの?)
「みーちゃん買い物行ってきたよー」
買い物袋を置く。
フンフン (美味しそうなのあるかにゃ?)
めぼしいものがないとフン!(何もにゃい!)と奥へ戻って行く。
気になる匂いがすると袋に顔を突っ込み漁る。
こうなると無理やり引っペがし奥に連れて行くしかない。
その② 朝から夕方くらいまで留守にした時
玄関にちょこんと座って待っている。
「ただいま~」
「にゃーーーん」(どこ行ってたの?寂しかったのよー)
私の周りをウロウロしながら甘えた声を出す。
なー んなん なーん
しばらくくっついて離れない。
その③ 朝から夜中、または次の日の朝くらいまで留守にした時
もはや座っていない。玄関で仁王立ちしている。
玄関を開ける前から文句を言っている。
にゃー!にゃー! んにゃー!
私の顔を見るとさらにヒートアップ。
んにゃにゃにゃ にゃにゃ にゃにゃにゃにゃんにゃにゃにゃ…
(こんな時間までどこ行ってたのよー!この不良娘!)
「ごめんごめん」
とりあえず缶詰をあげる。(カリカリは常備置いてある)
食べながらも文句を言い続ける。
はぐはぐ…ふぎゃん! はぐ…フン!にゃ! はぐはぐ…
食べ終わっても小1時間文句を言い続ける。
まるで母親の小言のようである。
散々文句を言い気が済むと私の前にゴロンと横になり、「撫でろ」とばかりにンニャン!
撫でてあげるとようやくゴロゴロ…と喉を鳴らすが、その間もニャーン ンニャー とひたすら鳴いている。
とまあこんな感じである。
他にもホントによく喋るが、独り言などは何を言ってるかサッパリわからないので、猫語がわかるといいのにな~と常々思うともりんなのであった。