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み~にゃ家にやってくる

第1話  み~にゃとの出会い


ある昼下がり………

あー眠い……ウトウト…ウトウト………グワーグゴー…ガッ!…ふしゅー…


………バタバタバタ!バン!!!ガチャッ!「ちょっとーーーーー!」

ふわっ!!何事!?

うたた寝からガチで寝に入っていたともりんは思わず飛び起きソファーから転げ落ちた。

ドキドキ ドキドキ…


声の方を恐る恐る見ると、有香が息を切らして半泣きで立っていた。


ハフー…ハフー…「ともりんーーー」 


…何なんだ一体。人がいい気持ちで寝てたってのに。

有香だとわかってほっと胸をなでおろし、起こされたことにイラっとしながらぶっきらぼうに口を開いた。

「ちょっと~今すごく気持ちよく寝てたんだよね~なんなの?」

大体有香はいつもどうでもいいことに大騒ぎするのだ。

今回もそうだろうと大アクビをしながらまたソファーに寝転がった。


「もう!寝ないでよーーー!!」

あえなく起こされ座らされる。

有香 「実はさ~友達から子猫もらったんさ」

なんですと!

一気に目が覚め話を急かす。

以下有香の話。

子猫をもらったのはいいが世話の仕方がよくわからず、1日2回ミルクをあげてたが栄養失調になって死にかけてる。

病院に連れてったら「今夜が峠です」と言われ、怖くてよう面倒見れない…ということらしい。


なんてことだ!

ともりんはカッと目を見開き「はよ連れてこい!!!」 

ともりんの形相に飛び上がり有香は慌てて家に戻った。

子猫は大丈夫だろうかとともりんはやきもきしながら有香の到着を待っていた。


約1時間後有香が荷物を抱え戻ってきた。

子猫は?

ドキドキしながらキャリーケースをそっと開けると…「みゃ~」か細い声で鳴きながらこちらを見上げるつぶらな瞳!

「ちっちゃ!」「にゃ~」「ちっちゃ!!」「みにゃにゃ」…何度か繰り返し

まだ生後2ヶ月くらいの手のひらサイズの大きさで、ミルクしか飲んでないとのこと。

これは何とかしなくては!

「とりあえず何とか頑張るよ!」と有香を早々に返し、早速スポイトでミルクを飲ませてみた。

チュッチュ…チュッチュ…

あなた結構飲みますね。

今夜が峠とか聞いてたけど割と元気そうね。

飲み終わるとタオルにくるまってひたすら爆睡。

あまりにも動かないので死んでるんじゃないかと何回もめくって確認。2時間くらいで「みゃ~」

またミルクを…これをひたすら繰り返し、次の日にはすっかり元気になりましたよ!

ん~いい仕事したわ~


しかし元気になるとよく鳴くこと!

何言ってるかサッパリですけどね!


まあでももう大丈夫だね。

一応有香に電話してみる。

「猫ちゃん元気になったけど迎えにくる?」

「もう飼うの怖いようシクシク」

…やっぱそうなるよね。

子猫を見つめるともりん。ともりんを見つめる子猫。

よし!今からうちの仔だーーー!!!

ってことでグダグダのままうちの仔になりましたとさ!


ちなみに「みゃーみゃー」うるさいので名前はみーにゃにしました。


このお話はほぼ実話です。






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