準備
最初の何話かは早めに投稿します。
私の名前は高橋麗幸。あるきっかけでこの世界が「花咲く恋道」だと言うことに気付く。そして前世の記憶が蘇り自分は死んだんだと認識した。記憶を取り戻した理由がなんと主人公なのである。あるパーティで主人公の名前を聞きあ、この世界ってあのゲームだ的な感じで記憶を取り戻した。そして主人公が私に
「あなたは多分死ぬか、捕まるかしか無いのよね?ふふふやったわ幸一郎様と一緒になれるわ!」と言って来た。普通そんなこと言われたら意味不明に感じるが私にはわかる。
そうわたしレイコはライバル女の中でもかなりキツイ嫌がらせを主人公にするのである。
そして高校に上がったらさらにエスカレートし最終的には死ぬか捕まるしかルートが無いのである。レイコの母と父は海外に行っておりあまり家にいないのである。そのため母の弟の総慈の家にいる設定である。始めて幸一郎にあったときはビックリするほどの美少年であった。が、最初の発言が「提灯アンコウ見たいだね」と言われたので思わず殴ってしまった。幸一郎は子供のときからかなりクールだったはずなんだけどまあ多少は違ったりするのかな。
「一緒に風呂に入ろうよ」と言ってみるが恥ずかしがって入ろうとしない。あ、そういえば前世の私は確か会社の旅行でハワイに行って海で泳いでたらたしかあしがつって誰にも発見されずに死んだんだっけ…カッコ悪…
新しい人生を棒に降りたくないので主人公が入って来る、中等部ではあまりちょっかいをかけないようにしよう。
うーん説明書を見るにレイコはまさしく悪役みたいな性格と書かれているが全然違うんだが。まだ子供だからか?まあ中等部からゲームはスタートするらしいがそれまでに悪役みたいな性格にならないようにしないとな。にしてもあれはあれで鬱陶しい。読書をしていても
「ねぇねぇどんな本読んでるの?ねぇ」と言って来たりするから集中できない。俺は一応東大合格レベルなのでそれを忘れないために勉強しようと書斎に行くんだがやっぱりついて来て見てくる。設定ではレイコは幸一郎に対して好きと言うより兄のように扱っている。憧れの兄に悪い虫がつかないように主人公も恋の邪魔をされるらしい。そういや小中高大を通してあまり友達がいないな。学園に入ったら最初は友達作りからだな。この頃習い事を始めた。ピアノとか習ってどうすんだと思ったが抵抗しても強制的に行かされ、武術に関してはなんと母の父つまり警視総監から直々に教えられた。あんたそんな暇無いだろ…
まあ頭は高校までなら楽勝だから運動を頑張りたいな。おっともうこんな時間か明日は入学式だから早く寝るか。おやすみ