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今日のおはなし  作者: 溝口智子
金の糸 15
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締め切り明日

締め切り明日

 ここ三年、連続して出している『北日本文学賞』の締め切りが明日の消印までなのだ。原稿用紙30枚が規定なのだ。現在、21枚め。私は一時間に二千字未満しか書けない遅筆だ。残り9枚。3600字、2時間以上かかる。しかしこれから『シン・ゴジラ』を見に行く。恐らくその後呑みに行く。呑みに行けばエンドレスで、きっと午前様になる。今日はもう書けない。

 酔った頭で書いてもボツにするしか仕方ない、しょーもないものにしかならないだろうから大人しく寝て明日書くしかない。酔っているから早起きはできないだろう。昼頃から書きはじめて2時間かかるかもしれない。

 それからプリントアウトして推敲して書き直してまたプリントアウトして推敲して書き直して……。

 書き上がったらパンチングしてこよりで綴じて封筒に宛先書いて、あ! 略歴も書かないと。そんで郵便局まで行くのだ。


 明日はご飯食べてる時間ないなあ……。



さて、ここで問題です。

これらの私の行動のうち賞に応募するのに心構えが足りないのはなんなんでしょう。


一、こんな時に映画を見に行く。


二、こんな時に呑みに行く。


三、こんな時に午前様。


四、こんな時に寝坊。


五、こんな時に限ってブリンタのインクがきれる。



正解は!!









六、締め切りぎりぎりまで書かずにいた怠けた姿勢がすべての元凶。


でした!

それでは!

シン・ゴジラ楽しんできます!

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