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今日のおはなし  作者: 溝口智子
金の糸 15
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デブリ問題

デブリ問題

 地球の衛星軌道上を漂う宇宙ごみ、スペースデブリが問題になっている。デブリはただ漂っているわけではなく高速で移動しており、人口衛星や宇宙ステーションなどにぶつかれば大変な損害を与える。

 使用の終わった人口衛星や切り離し型のロケットの切り離し部分のように巨大なものから、デブリが削り取った別のデブリの破片などの小さなものまで多種多様なものが浮いているという。もちろん大気圏に落ちて燃えるものも無くはないが、多数は衛星軌道上にとどまり、その層はどんどん密になっていっているらしい。

 この現象は他人事ではない。なぜなら私の腹回りでも同じような事象が起きているからだ。


 デブリが止まらない。

 いわゆる正月太りだ。

 腹という地層の上に脂肪というデブリが密に蓄えられていく。正月は終わりなのにデブリは止まらない。増加の一途をたどっている。由々しき問題である。さらなる被害を防ぐために、宇宙規模の対策が必要だろう。

 まず行うべきはこれ以上のデブリを増やさないことである。打ち上げ禁止だ。

 次にすでにあるデブリを排除する必要がある。大気圏(体内)に取り込み燃やすのがもっとも効率的だろう。そのためには地球(私)の引力(燃費)を上げることになるだろう。これは地球深部のマグマの量(内筋)を増やすことが必要になる。


 今月のミッション。マグマを燃やせ!!


 少年漫画のタイトルのような結論を提示して、本日の決意表明を終了させていただきます。

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