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撃滅師物語  作者: ぺぺぺぺぺ
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エピローグ

 麗らかな春の日差しが差し込み、安らぎを告げるあたたかい風が、病室の窓からふわりとレースを揺らす。その病室の中では、清潔感あふれる真っ白いシーツとベットが三つほど並んでいて、三人の少年少女の撃滅師たちが病衣を纏いながら、一人の来訪者へと視線を寄せていた。

彼らの視線の先には、どこか浮きがちになりそうな腰まである艶やかな黒髪をそよ風に弄ばれている、制服姿のほっそりとした少女があった。


あたしが病の床に伏して動けずにいたとき、助けてくれたのは凛だった。

 彼女に血清らしきものを呑まさせれたあたしは、いままで身動きすらままならなかった体が嘘のように軽くなった。といっても、激しい筋肉痛はすぐにひくようなものではなかったし、めまいや吐き気ももよおしてはいたが……。まあ、とにかく助かったのだ。

 だが、それからが大変だった。

 おそらくソージがあの《ヨルムンガンド》を倒したという話を、凛から聞いたあと、彼女はそのままチカラ尽きて倒れた。魔力の使い過ぎと戦闘によるダメージによるところが大きいらしい。

 あたしは医術の心得があったので、とりあえず凛は目が覚めるまで放置し、残り二人の様子を探りに行った。

 時雨はすぐに見つかった。彼女の〈騎竜〉はもはや原形を留めていないほど破壊されていが、彼女はすやすや静かな寝息を立てていた。そこでさすり起こして事情を尋ねると、時雨は戦闘途中に意識を失っていたらしい。あたしが《ヨルムンガンド》が倒されたらしい旨を告げると、彼女は大慌てで《核石》の回収に向かい始めた。凛を現実世界へ運び出すのをそっちのけにして……。

 一番手間どったのは、ソージだった。

 彼は厄介なことに《ヨルムンガンド》毒に犯されていた。わずかばかりに突き刺さった牙から毒が入り、道路の真ん中で悶え苦しんでいた。凛が精製してくれた血清を使用し、ことなきを得たが、なぜ道の真ん中で倒れていたのかはその時点で不明だった。

 しかし、それはすぐに明らかとなった。

 どこからともなく大急ぎでソージに駆け寄ってきた時雨は、げっそりとした彼の胸倉を掴むと力一杯揺すり始めた。

「貴様っ! わたしの《核石》をどこに隠したっ!」

「……ううう(喋れない)」

「どこに隠したかと訊いているんだっ!」

「……うぅぅ……ぅぅ……(気絶)」

 ソージにダメ押しの一撃を喰らわせた時雨は、意識のなくなった彼の体を乱暴に検査したが《核石》は見つからなかった。どうやらすでにどこかで処理した後だったらしい。時雨は仕方なくソージと凛を背負って、あたしとともに現実世界へと帰った。

 そこで出迎えたのが、

「よう、お疲れさんじゃのう」

 上機嫌のマスターだった。

 彼の手には、深紅色をしたカットされた宝石のようなものが握られていた。

 時雨がしかめっ面で尋ねる。

「老人、それをどこで?」

「ソージがわしにプレゼントしてくれたんじゃよ。なんでもわしの店の装備のお陰で死なずにすんだって言ってたな。『魔導書がなかったら、俺は死んでたところだったぜ。サンキュー、マスター』と感謝されたぞ。カネに飢えているソージが、わしにプレゼントしてくれるくらいじゃから、よほど魔導書が役に立った見受けられる」

「ソージは魔術を使えないはずだが……」

 時雨は首を傾げながら、肩に担いでいるソージを見る。

 そういえば意識の無くなった彼の右手が、まるで聖典のように、やけに大事そうに大穴の空いた魔導書を握っているのを見つけると、

「そうか。これのことか。……ふんっ!」

 大きな弧を描きながら、魔導書は近くのゴミ箱へと投げ込まれた。

 ついさきほどまで連携しながらと命懸けで強大な敵と戦ってきた仲間同士とは思えないほど、薄情な行為だった。

 その後、あたしたちは神宮司家御用達の病院へと搬送されることになる。

 いまはあの激闘の三日目から、さらに数日が経過し学校は再開され、この街も落ち着きを取り戻しつつあった


「あんたの妹は、心からあんたを信じてた。それなのに、こんなことしてどうするつもりなのよ……」

 九死に一生を得たソージに対し、春奈は一生懸命に語りかけた。

 彼女が真剣であることは、頭と胴体に包帯をぐるぐる巻きにされている彼にもすぐにわかった。いまの森崎春奈の瞳には淀みが感じられず、透き通っていて、ほかにも何か新しい光のようなもの宿っていた。まあ、春は新芽の季節だからなにか芽吹いたんだろう。彼は彼女の成長を快く思った。

「それと、あんたを運んだとき、汚物の臭いがしたわ。下水道のくっさーいヘドロがべっとりとこびれついたイヤな臭いよ。あたしは鼻が曲がるところだったんだからね。この汚物男っ!」

 鼻をつまんで大げさなリアクションを取ってみせる彼女の姿は、少なからず彼に不満を募らせた。クライアントとしてではなく、もっとあたりまえのなにかとして……。

「うるせーな。助かっただけでも、文句言うなよな。俺だってけっこう体張ったんだぞ」

 そう言いながら、ソージは鼻の下をこする。

 毒状態になりながらも、《ハイエナ》根性丸出しで、ちゃんと《核石》を入手していたの彼だ。そしてあたしを助ける前に、それを一度現実世界に持ち帰り、そのあとで虚幻世界のあたしを助けに向かう途中でチカラ尽きた。

 言ってることは事実かもしれないが、どうも納得がいかない。

 時雨が口を挟んだ。

「一番体を張ったのは、わたしだ。……それなのに、また核石を入手し損ねた」

 体を張ったのは、ボコボコでベコベコの〈騎竜〉見れば明らかだったし、現在の彼女は左足をギプスでがっしりと固定され、右腕を首と肩から回した包帯で吊り下げている。一番重症であることは間違いない。それでもその痛みをおしてなお、友達を見捨てながら、《核石》を探しまわる様子を目撃したあたしとしては、どうも素直に感謝し難い。

 凛が口を挟んだ。

「それはあたしもよ。あれだけ頑張ったのに、これだけケガしたから、胸を張って威張れないじゃないの」

 あたしを直接助けてくれたのは、彼女だ。

 人道的見地に則り、《核石》の回収よりも、あたしの救助を優先してくれたらしい。だがケガした理由が曖昧だ。ソージによると、なんでも鳥になって空を自由に飛べると思ったとかよくわからない理由で、ビルに突っ込んでケガしたらしい。

 その件に関しては、凛はなにも覚えていないらしく、ソージの主張のみが真実として扱われている。なにか胡散臭く覚えてしまう……。

 まあ、三人とも生き残ってくれていたのだから、あたしとしては万々歳だ。

 だがどうやら、この病人たちにとっては違うらしい。

「おまえらは生き残っているだけでもいいだろうが、わたしは九ミリ弾の領収書を切れるかどうかさえも、怪しいんだぞ。どっかの《ハイエナ》野郎が《核石》を奪ったせいでな。またわたしの業務成績が落ちてしまった。今度はミリタリーナイフ一本で戦わなければならないかもしれない」

「それも悪くないんじゃないか。《蒼い死神》だから、鎌でもいいと思うぞ」

「経費節約に繋がるんじゃないの。あんたにしては名案ね」

 ソージと凛は口々に小馬鹿にしている。

 そういえば、二人を運んだのは彼女なのに、「助けてくれて、ありがとう」の一言もなかった。

「うるさいっ! そんなチャチな武器で、《化身》と戦えるかっ!」

 時雨も時雨だ。おちょくられて、きになっている。

「はあ~~。みんなして入院してるくせに、元気な人たちね」

 あたしはおもわず、ため息をついた。

 ふとソージがあたしに声をかける。

「おまえはもういいのか?」

「あたしは凛がちゃんと解毒してくれたから、完全復活よ」

「そうじゃない……。都市伝説とかジンクスみたいなやつの方だ」

 少しだけ空気が重くなるような気がした。

「おまえの友達は、みんな生き残っているのか?」

 それは、えっーと――

「あたし……ね。この学校にいるうちは、誰とも友達ができないと思ってたの。ほらっ、《悪魔憑き》っていう噂がいつの間にかみんなに知られて、周りから気味悪がられてたのは知ってるでしょ……」

「いや……。妹以外の女には興味がないから、からっきし」

「ロリコンっ!」

「ロリコン言うなっ! 妹想いって言えっ!」

 あたしは一度大きく深呼吸し、ココロを落ちつかせた。

 そうしてゆっくりと優しく空気を吐きだすようにして、言葉を発する。

「《悪魔憑き》っていうのの真偽は定かではないけど、みんなが生き残ってくれたことが重要なのよ。あたしは……みんなとなら、友達としてやっていける――。ちがう……。みんなと友達になりたいっ! 今日はそれを伝えにきたのっ!」

 三馬鹿トリオがそれぞれに顔を見合わせている。あたしの言ったことがなにか間違っていたのだろうか。

 おもむろにソージが口を開いた。

「……もう友達じゃないのか?」

「で、でも……あたしは、《悪魔憑き》で、このまえだって、みんなを巻き込んで――。それに……あのときはっきりと、ほら、えーっと、その……言っちゃってたでしょ」

面と向かって堂々と、友達じゃない、と公言してしまっていた。

 しどろもどろになって、あたしは説明に窮した。

 おそらく、いまのあたしは情けない顔をしていることだろう。

「巻き込まれたからって恨むようなやつじゃないぞ……。少なくとも俺はな」

 なんでだろう。

 この一言を聞いたとき、胸の奥からなにかあたたかいものが込み上げきた、

 凛がくってかかる。

「それは語弊があるわね。ソージはこのまえ、あたしのとばっちりでミサイル攻撃に巻き込まれたとき、怒ってたじゃないっ! ……もちろん、あたしは怒るようなやつじゃないわ。春奈とはちゃんと友達よ」

「それとこれとは別だ。……それに、あれは時雨が悪い」

「わたしに責任はないぞ。むしろ、わたしの《核石》を奪ったおまえが悪いだろう」

「あたしの〈シャーリーン〉を爆破処理してくれた責任は誰が取るのよっ!」

 ふたたび巻き起こる責任のなすりつけ合いと貶し合い。

 仲がいいんだか、悪いんだかわからない。

 だけど、あたしもいつかこの輪に加わりたいと思った。

 同じ仲間――本当の意味の友達として。

 そんなとき病室のドアが開いた。

 突然の来訪者が訪れたため、不意に言い争いが中断される。

 病室の入り口には、奈々ちゃんの姿ともう中肉中背の少年の姿があった。

「奈々……」

 ソージがその姿を見てつぶやく。

「あのー、僕もいるんですけど……」

 気まずげに嘆いてみせたその少年は、どうやらソージたちの知り合いらしい。

 さっぱり心当たりがないあたしは思わず、

「どちらさま?」

「その……。一度だけちらっとお会いしたはずなんですけど……」

 むぅ。

 この中肉中背でありふれた容姿の少年。

 どこかで見たかもしれないし、見ていないかもしれない。

 うーん、どこかで…………あっ!

「あーっ! もしかして奈々ちゃんの彼氏っ!」

 おもわず幅をきかせた声で、あたしはそう口にした。

 そういえば虚幻世界で一緒に行動していたのを見たことがある。

「……よしてやれ。その少年は、わたしの知り合いだ」

 努めて冷静な時雨の声が割って入り、北村は声の主のベットサイドへ寄る。

「久しぶりだな、いったい何の用だ?」

「あの時雨さん。今日は相談があってきたんですけど……」

 なにか重要な相談なのだろうか。

 どこか言いづらそうに北村はもじもじとしている。

 そんな彼の機先を制するかのように、時雨が自由に動かせる左手を差し出した。なんだろうか?

「……その前に貢物です」

 どこか冷や水を浴びせられた顔をしながら、北村は鞄からポッキーを取り出し、彼女の手にそっと渡す。

「聞かせてもらおうか」

こころなしか時雨の声が弾んでいる。

「(はい……。じつは好きな子がいて、その子がいじめに遭っていたんですよ。それで僕が割って入ろうとしたら、その子がいじめっ子に対して、いつの間にかやりかえすようなたくましい子に成長していたんです。僕としてはその子に振り向いてもらえるくらいの強さがほしいんですけど、どうすればいいですか)」

 中学生らしい素朴な相談ごとに、時雨はおもわずにやりとする。

 強いおとこになりたいのだな。それは問題ない。だが、おまえの好きな子とは、おそらくソージ妹のことなのだろう。残念だが、貴様の恋は叶わない。なぜなら彼女はわたしの妹にするのだから……。

 時雨は小声で、だがはっきりとした口調で告げる。

「(……あそこにいるシスコンのお兄さんの急所を捻り潰してこい。――そうすれば少なからず、おまえの好きな子はおまえのことを見直すだろう)」

 ソージのベットでは、兄妹水入らずでシスコンを演じている真っ最中だった。そのことが時雨はひどく気に入らないらしい。本来なら今日は、ベット脇に置いてある痴漢撃退スプレーを奈々にプレゼントし、いつ北村が暴走してもいいように備えさせるつもりだったが……。

「(え……っ)」

 当然のことながら、時雨の発言の意味がわからず、北村は首を捻った。

 ソージと北村の共倒れを狙う時雨としては、それっぽい理由をつけてみることにする。

「(わたしがパートナー契約を解約させられるかもしれない、という窮地に立っているというのに、あのロリコンがにやついているのが実に腹立たしい。病院内は発砲厳禁だから、狙撃することもできない……。おまえがわたしの代わりに、ロリコン野郎を成敗してきてくれ。そうすれば、お互いのメリットに繋がるだろう。……いや、なぜだか知らないが、お互いのメリットに繋がりそうな気がする……)」

「(でも……。それはちょっと)」

「(問題ない。凛も協力してくれている)」

 なんのことかよくわからない北村が目を凝らすと、窓際に置かれていた花瓶にそなえてあったしらユリの花が急にもぞもぞ動きだした。そしてそれは、けばけばしいピンク色の花弁をした、摩訶不思議な植物に変わっていく。

「なんですか、あれ?」

「おそらく幻覚作用をもたらす花粉だろう。おまえはアレを嗅がせるだけでいい」

 それなら簡単なことだ。ふたつ返事した北村は、花瓶からその植物を抜き取ると、ソージの鼻もとに近づけた。その瞬間、ソージは俯くように脱力する。そして次の瞬間、リミッターが外れたロリコンが北村に襲いかかった。

「ふふふっ……、ふっふっふっ、ふははははははっっっっ――――………………っっっ!」

「ちょ、ちょっと、ソージさん、……ま、待ってください。き、聞こえてないんですか?」

 巻き起こる狂乱の嵐。

 花瓶が倒され、ベットシーツが揉みくちゃになり、枕やかけ布団などはすべて床に落ちて、ソージの歓声と北村の悲鳴と病室内に響き渡る。そのあまりの惨状に春奈は開いた口がふさがらず、事情がわからない奈々は小首を傾げた。

「ふっ、あいつはゲイボーイだったか」

 誰にも聞こえない声で、したり顔の時雨が口にする。

「ちょ……、なんでこんなになっちゃったのよ」

 春奈が慌てて状況を把握しようとする。

「あたしはすこしだけ悪戯いやずらしようとしただけよ」

 笑いながら凛が自己弁護する。

「問題ない。わたしがソージ妹と仲良くするためだ」

 北村を生け贄に捧げたことに、時雨は微塵も罪の意識を感じていないようだ。

 そんな中でさらにトラブルが巻き起こった。

 床に散らばっている謎の植物の花弁をいぶかしんだ奈々が、なにを思ったか手に取ってその匂いを嗅ごうとしたのだ。地球上に存在しない得も言えぬ香りをかいだ奈々は、ふらふらと春奈のもとへ寄って行く。

「それは聞き捨てならないわね。奈々ちゃんはあたしのものよ」

「ちがう。ソージ妹はわたしのものだ」

 いがみ合う二人を差し置いて、奈々は春奈のもとへと真っすぐ進んでいき、


『あああああああああああああああああああああ―――――――――っ!』


 絶叫が病院内に木霊した。

 なぜかわからないが、奈々が春奈に抱きついていきなりチュウをしたからだった。

 さきほどまでいがみ合っていた二人は一瞬硬直し、そして我を取り戻すと口々に叫んだ。

「ちょっと奈々ちゃん、あたしにもチュウしてよっ!」

「ま、まて……。凛にキスをすると、猛毒に犯されるぞ。その点、わたしなら衛生状態も極めて健全だ。お勧めだぞ」

「黙りなさい。あんたにキスしたら奈々ちゃんがミリオタになっちゃうじゃないの」

「貴様に接吻せっぷんしたら、ソージ妹がオカルトに目覚めてしまうだろう」

 いつの間にか正気に戻ったソージも叫ぶ。

「奈々……。お兄ちゃんにはないのか。お兄ちゃんには――」

『黙れ、ロリコンっ! (異口同音)』

 このバカ騒ぎは留まることを知らず、この日の春奈はココロから笑っていた。久しぶり馬鹿みたいに笑って、腹筋がよじきれそうになった。結局のところ、復讐から生まれたのは、なにもなかった。誰かを守ろうとする気持ちこそが、仲間を生み出した。そう彼女は信じている。詳しい事情は彼女にはよくわからないが、この三バカトリオはみんなつまるところは自分のために戦っている。それでも本当の意味での仲間というものを持っている。わたしもいつか撃滅師になりたいと志す春奈だった。


 ご愛読いただきありがとうございました。


 夏は二カ月ほど被災地へブランティアに行くので、投稿をすることができません。


 もどってきてから十月の初めごろから投稿生活を再開します。

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