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ある彼女の消失

作者: YUKI

いつかの夏の夕暮れを、僕はまだ忘れられない。

ずっと続くかと思ってたのに。思ってたのはまるで昨日の夜のようで。

無意識に思い返してる自分は情けないかもしれないけど。

彼女はずっとふわふわとこの世界に浮遊した存在で、さよならだなんて。

彼女は一体どこへ行ってしまったんだろう。

世界の向こう側を覗こうとしても、すぐに遠くなってしまう。

通り過ぎてく季節は君を遠くに連れて行く気がする。

いや、季節なんてもう二度とこないのかもしれない。

パラレルになってしまったぼくらは、もうむこう岸には渡れない。

こわれたままの愛情を、いつまでも持っている余裕なんてないのかもしれない。

今さら君を思い返したって、遅いのかな。

分岐点だなんて、彼女と僕がいちばんよくわかっていた。

常に平行なむこうのセカイに、ぼくはいない。

常に平行なぼくらのセカイに、きみはいない。


Flashback

(だれも、きみを、おぼえていない)

意味がわからないのが第一印象、自分病んでるなっていうのが第二印象。

そんなこんなですが。こんなものを読んでくださってありがとうございます。

これからもどうぞよろしく。

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして、パニック・ノートと言う作品を書かせて頂いています。 春流です。  詩みたいで良いですね^^ 不思議な感じです。 あと、多分病んでいませんよ。 大丈夫です。 真に病んでいる私が言う…
2010/02/17 18:35 退会済み
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