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か・か・か・

か・か・か・


私の住んでいる

町は、非常に、海に近い

過去何度も、学校の授業は、元より

様々な折りに、その伝説を、民承を、聞く事になる

私は、そんな町に、産まれた

その町は、非常に、近く

海に面している

私は、空と、海の青を見ながら

ぼんやりと、雲の流れを、観察していた


車と言う物は、非常に危険きわまりない存在である

その事故数は、言うに及ばず

道路を、小型の隕石が、走っているようなものだと思っても差し支えないだろう

幸いにして、流星のように

軌道を、ほぼほぼ同じに、進んでいるおかげで

それが、何の因果か、こちらに吸い寄せられるか

いい加減に、突っ込んでくる

比率は、そんなには、多くはないが

ゼロでは、全くない

非常に、危険な、代物である

意識しなければ、それは、危険だし

意識していても、それは、必ずしも、安全とは、到底言いにくい

しかし、物流と言う交換は

無茶の通せ無くなり始めた

現代に置いて、少々血圧が高すぎるとも、言えなくもない

私は、黒い道に、海苔にかかる

白い何かのソースのように

点々と垂れる、白線の跡を、目で追いながら

歩行者道路を、歩いている

横では、白い砂浜に、波が、ザップリザップリと

音を立てている

私がいる場所は

防波堤を、隔てた道路側であり

そろそろ、台風が、来るような事を

皆も、また、テレビでも、噂

いや、現状的データー観測を、放映放送発信

している

私の眼下に広がる

海は、徐々に灰色に、変色を、行っており

近くに生える木々が、ゆっくりと、やわらかに、風に揺れはじめ、それが、途絶える事がない

私は、その、いつものような、台風や、嵐の兆候を、感じながら

一人、惚けたように、歩道を、歩いている誰も居ない

道は、時たま、他県のナンバープレートが、通り過ぎていく

私は、サンダルを、歩かせながら

県道の脇を、テルテル歩いていた



夕暮れの時間帯を境目に、湯売れの看板が、遠くで点灯を、始め

空気が一気に、湿り気と冷気を、はらみ始める

涼しげな

外の空気は、草が、息を、吐き出すように、昼間の仕事を終え、一息付いたように、様々なにおいが、混じり合う

その中で、一人、家の前で、鉢の水を、あげていた

私は、ぽつんと、部屋の中を、覗いている

誰かが、帰ってきているのだろう

小さく上がりが見え

黒と赤が混じり合ったような、時刻

外でさえ、いよいよ、暗くなり始めているのだ

家の中では、光源も、限られる

電気の明かりは、窓ガラスを、通して

私の元へと、ぼんやりとキラキラと

曇りガラスの文様を、通して

その、切ったような、線に、反射して

雑多な地面に、光を、落とし込んでいる

全ての鉢に、水を、あげ終えた

私は、じょおろを、元の位置に、戻すと、玄関に、入り

靴を脱いだ

電気は、家の奥く

お勝手等辺から、見えるから

おばあちゃんか、母親の居る可能性が

ある

私は、それを通り抜けるように、廊下を歩き、自分のあるかないか分からない

二畳程の自分の部屋に入る

壁に、収納されるように、ベッドが、裏手に、紐の付いたシーツで、縛られ

壁に、持ち上げられ

それを、倒すと

下の四つの足場を、支えに、ベッドになる

部屋の大半は、本棚であり

押入には、主に、服や過去の物が、詰められていた

もっぱら勉強は、お勝手を使うのが、ほとんどだが

窓に、奥行きを、持たせ

そこに、小さめの机が、設置された箇所で、勉強を、出来なくもない

そこから見える光景は、絶景とは言えず

杉林が

暗く、その殆ど、藍色に、変えた光景の中

黒く、その姿を、ぼんやりと、見ることが、可能であった

私は、部屋に入ると

畳の上

そのベッドを倒して、網目状のスチールの面を、床にして、見えなくなり

その横を、ぎりぎり歩き

本棚から一冊の本を取り出す

「可夢偉達の岸」

その分厚い黄色い本は、薄っぺらい表層のカバーを、しており

それを、手に持つと、私は、布団に、腰掛けた

上では、電気が、黄色く光ってる

いや、白かも知れない

私は、その電灯の下で本を読む

気難しくもない

内容であるが

ファンディスクのようなそれは、

全国の伝承を、題材にして、ミステリーというか

推理小説が、メタ発言を、時たましながらも

本格な話を、ねじ込みながら、やっている物の

ファンが、作った、公式の同人誌のような、存在であり

時たま、原作よりも、秀でた物が、あると言うが

そんな、宣伝文句も

15巻も行うと、まばらというか

趣味に近くなることを、示している

近くの劇団も、社会的な、評価は、あれど

しかし、趣味が合わないと言う事は、存在する

もう一つ

グランギニョールと言う

劇団サークルが、存在するが

それは、非常に、同人誌的であり

ここら辺の人間よりも、都会の偏屈な人間が、来ることが、主に多い

その理由は、まさに、万人受けしない

残虐性に、あるのだろう

この本の内容は、ギャグから推理物 伝承 冒険活劇と言う

ゲームならではの、とっちらかったものさえも

または、ゲームという決まりきっていない世界を、示すのには、実に、正当性を、持っている気がする

小説と、鬼ごっこ

その違いを、考えれば、さもありなんだろう

私は、ページを、めくる度に、文字を、追いかける

その都度、疑問が、浮上する

共通認識とは、何だろうか

私は、文字を追っているが、どの程度、人々は、同じように、それを考えるのだろう

たとえば、囲碁で、あれば、必勝法はなくても

うまい下手は、存在するだろう

其れは、ゲームが、誰もが出来るが・・・

と言う事も、出来るが

しかし、小説に置いて、うまい

とは、読む

書く

どちら側の意見だろうか

そんな物が、存在するのか

うまい読み方とは何か

其れを楽しむ行為か

それとも、考察か

これを、楽しみと取るべきか

勉強と、取るべきか

暇つぶしと取るべきか

皆が見ているからと取るべきか

正しさに何もないにしても

其れが、心だとしても

ある意味、洗脳行為に、発展しないとも限らない

人間の限られた知識の中で、出てくる

主に、存在する言語は、圧倒的に、本の方が多い可能性がある

其れは、普段使わない事もあるが

しかし、もし、現実という物の質量を、言語化ではなく

その他の物で、対応しているとしたら

其れは、何とも言えないが

言語化して、口から出る

に置いては、一度、言葉としてか

文字化としてかは、知らないが

一応の変化を、有している可能性が、大いにある

しかしながら、つまり、人間の知識量は

必ずしも、原語化に、優れていないとしたら

それに、特化していないとしたら

其れが、うまい人間に、傾倒して仕舞いかねない

言葉の捜索と

其れを、理解すると言う物は、得てして、全く別の分類である

本を作る

本を読む

辞書を作る

辞書を検索する

辞書を、楽しむとなると

其れは、趣味に傾倒する

では、私が読んでいる

この本は、果たして、何だろうか

私は、知らず知らずの内に、データー量を、圧迫しているのか

それとも、データーが、増えているのか

データーが増えたとき

私は、人としての心の上達差は、下がっているのか上がっているのか

心とは、なんじゃいな・・・

「ごはんよー」

母親の声がする

今は少なき、本の紐の栞を、分厚い中に、読みかけのページに、挟むと、まるで、セーブデーターのようだ

復活の呪文の簡易版とも言えるが

そうなると、ゲームとは、本の系譜にも見えなくはない

私は、ぼんやりと、布団を、あげると

部屋を、本を本棚に戻し

部屋を出た

暗闇の中、本棚の本の上に、置かれた

あの本が、

一瞬、脳裏に、焼き付くような、気がした

私は、電気を消した部屋を後にすると

暗いような、廊下を

外の音を聞きながら

床から漏れ出す風の風圧を、辺りを、風で、舞い上がらせるのを、見ながら、お勝手へと、進んでいる


夕食のカレーは、汁が少ないが

ドライカレーというわけではない

どちらかと言えば、食材の水分が、ある程度であり

水を、わざわざ入れる程の事もない

故に、味が、薄まらず

それ故に、美味と、感じる

異国情緒ある

日本とは、少々、少なからず

違う味であり

海外という物は、どうも、油という物を多用する

日本は、油がそこまでとれないのか

それこそ、油ではない味を、追求したのか

最終的に、味を、決めることがある

其れこそが、日本人の遠回しとでも言うべきか

奥ゆかしいとも、状況把握に、終始務める姿勢という

どちらにしてろ、油という物を、使わない料理とは、案外、調理的に、後で、味を決めることが、吉なのかも知れない

真っ赤なカレーの中に

チキンが、鶏肉が浮いている

其れを、白いご飯にかけながら

思う

辛くはあるが、辛くないのは

きっと、油で揚げたからに違いない

私は、それを、銀色のスプーンで、すくいながら

背後の冷蔵庫を、テーブルを、越えて、見ている

味は、カレーだ

小麦粉を使わないが

タマネギやトマトが、水を、水分を

使っていないが故に

其れが故に、それらが、崩れただけで

スープとなる

ドロリとした物になる

こう見ると、

そう言う物は、煮物ではなく

焼き料理といって差し支えないのかも知れない

私は、真っ赤なスプーンから見える

金属片の光沢を、眺めながら

さらに、スプーンを、差し込んだ

頭上では、油に、まみれたような、電球が、同じように、光っている

天井は、脂ぎっているが

暗い部屋の中で

其れは実に、正当性が、あるように見えた


車のエンジン音が、響く

それだけで、其れが、その大きさには似合わず

重機や、馬鹿みたいな大きな発電器を、有していることを

感じさせた

つまりは、エンジンが、大きいのだ

大きい物は、鍋でもそうだが

味がしっかりして、安定感がある

船もそうかも知れない

小さい船は、少々の事で、衝撃を受けやすいが

大型号客船では、大抵は、揺れを感じないだろう

それでも、陸に上がれば、足は、その感覚を、全うするように、右に左に、左右に後ろ前に

動いて、しまいかも知れないが

最近では、そう言うことも少ないのでは無かろうか

どちらにしても、助手席に乗った

私の振動関知により、これから起こることが、何となく、予想できるように思える

これは、エンジンが、大きい

プロ用とは、何かしら、ミニマムではなく

正当性

無理のない構造であることが多い

対して、家庭用とは、無理だろうとも、安全を第一に

取り敢えずの形を、模しているだけの物が多いし

其れは、値段的にも仕方が、無いし

利便性を重要視して、継続を無視しても

仕方がないのかも知れないが

しかし、求められているからと言って、そう言う

怠惰な行いは、リサイクルを、絶叫する

遅すぎた現在に置いて、致し方が無いとは

言いにくい時代へと変化していくのかも知れない

化学戦争は、終演を、迎え

これからは、環境問題に、取り組まなければならないような、切羽詰まった状態

死んだ親が、アホみたいな借金を、こさえていたような事を弁護士に言われたようなものだろうか

問題は、其れが、法律を、どうこうではなく

一生逃れられない

孫曾孫その先まで

つきまとう借金だと言う事である

つまり、人間の浅はかさが

もはや、馬鹿では、居られない時代が来ようとしている

すぐそこまで、崖は、近づいている

果たして、いつ人間は、生態系から落とされるのか

絶滅する日は、何日後か

百年

五十年

私は、エンジン音に、耳を傾かせながら

心地よい

安定した振動を、感じている

まだ発進はしていない

しかし、車体の背面が、蛍光色に光っている

事を、思うに、エンジンが、付いたら、それらも、付くのだろうが、一体 どのような効果があるのかは、分からないが、無駄に思えて仕方がない

エンジン音だけが、キーの回された

車の中で、鳴り響く

私は、ぼやけた、視界の中

体の芯を、揺さぶる振動だけを、ただ、揺らしていた


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