チケットてゅコックリ散withライドは、帰らない
我々の知らない事を、我々は、分からない
故に、我々は、常に、心と、戦っている
が、故に、その屍足り得るのは
長い夜が、開けないのは、長い夜が、開けないからだ
私は、一人、コーヒーを飲みながら、考える
開けない夜は、無いという
しかし、襖からのぞき込む
居間は、いつまでも、暗く
されど、ふと、気が付いたときに、のぞきこめば、
其れは、目が、しばたく、ように、明るいに、違いない
私は、自分の脳味噌を、確認するように、畳に引かれた布団の中に、入る
誰も居ない
居間、家
そして、私の部屋
その上には、一枚の茶封筒が、揺れている
私は、一人、蛍光灯のついていない
天井を、眺めている
夜の静寂は、誰とも無く、しゃべり出す
木の大きな机の上に置かれた
白い紙は、誰の物でもない
強いて言えば、共通財産とも、また
何もない、今だけの存在と言える
元来、ウイジャーボード
ウィッチ
または、コックリさんと言う
手の振動を、使用した、占いめいた遊びは、この世に存在する
其れは、我が学校で今はやっている
死のチッケットと、良く似ているのかも知れない
死のちけっととは、所謂
チェーンメールを、有する
拡散型、もしくは、不幸や死の予言めいた話
例えば、あなたは、この話を知ったら、二十歳まで、覚えていたら死ぬ
とか、何回同じ事を繰り返すと死ぬ
とか、何かと、死にたがる
其れを回避する形として
チェーンメールは、同じ内容を、拡散するという
脅迫めいた、時代の産物である
その他にも、単純に、その話を聞いただけで
見ただけで、感じただけで 思っただけで
知っただけで
もう何も知らなくても、その場所にいるだけで
などなど、エスカレーター式に、其れは、過激になっていく
打ち切りマンガと違い
実際に、人間が、其れに恐怖興味を持つが故に
生き残っていることを考えると
終わる事は、実質的に、存在しない
無いだろう
もし其れがあるとすれば、文字や人間の話が分からない状況にするか
噂を、断絶してしまえばいい
其れが所謂 テコ入れ
もしくは、上書きとして、さらに強力
もしくは、もっと強烈 強力な、話を、持ち込むという手も存在するが
いわば、其れは、不明
手を打てないが故の、恐怖である
其れに対する
対処法が、世に出れば、逆を言えば
其れが、その話の、終わりになりかねない
病気も、撲滅されてしまえば、興味どころか
その存在自体 居る居ないに関わらず
忘れてしまう
現代社会において、ウイジャーボードが、その原理を、解明されたとしても、まだ、その行為を行っているのは、なぜだろうか
其れは、前時代的もしくは、過去の伝統を、重んじる
または、受け売りの受け売り
映画や小説で見たのでやってみたい
と言うこともあるかも知れないが
どちらにしても、まだ、不明りょ
もしくは、オカルトめいた物が、好きだ
と言う感情に、支配されているのかも知れない
もしかすると、これは、一種の遊びとして
オカルトではなく
TTRPGやボードゲームの類に、分類されてしまうのかも知れない
オカルト 恐怖 ホラー映画で
果たして、どの程度が、純粋に、怪談を、愛しているのだろうか
どちらかと言えば、ジェットコースターや
過激というか、努力家と言うか
ハードモードが好きな人間が
痛みも省みずに、行く行為に、思えてならない
私は、目の前の、拭けば飛ぶような、白い
A4用紙の上に
かかれた
黒い鉛筆の跡をみる
其れは、どこに行っても、似たようなもの
されど、全国各国津々浦々
郷土料理のように、些細なバリエーションが
万華鏡や、合わせ鏡のように、延々と続くように
微細な差が、存在するに違いない
しかし、一度も書いたことのない私に対して
其れは、どこかで見た、何かの本で、見覚えるあるような
そんな、文字の配列に思える
鳥居を、上、最上階に、置き
YES NOを、左右に
数字を一列
そして、五十音と
濁点等々
私は、キーボードの配列のように、並べられた物を見るが
携帯の配列も、ややこしいが
もしこの表のキーボードがあったら
実に大変だろうという事は、容易い思案だ
私は、一人、そんな事を、漢字ながら
目の前に置かれた
銅色の十円玉を見る
もしこの十円玉をたくさん集めて
鍋を作ったら
もしかすると、原材料費は、其れの方が、幾分やすいかも知れない
昔の貨幣は、混ぜ物をすることもあり
故に、純度の高い物は、非常に、信用の置かれる貨幣であり
一番よく使われる
故に、其れは、国力
国の強さを、表すとも言うが
今現在において、其れは、どうなのか
紙幣であれば、何となく分かるが
しかし、貨幣に置いては、どの程度の意味が
そして、純度の程は、どの程度であろうか
下の
薄暗い中に、置かれた
ソーセージを、スライスしたような、銅色の十円玉
果たして、これの、純度で、結果が変わるようなことは、あるのだろうか
もしかすると、十円に意味はあるのか
熱伝導率のようなことが、関係しているのかも知れない
が、其れは、一円 五十円 百円 五百円
記念硬貨
いや、その他の素材 金やプラチナ 希少金属
うんにゃ、鉄である必要性は、果たしてあるのか
私の目は、円形の浮き上がる貨幣に、向かう
机を囲むように、数人の人間が
うつむくように、その茶色い机の上に浮かび上がるように置かれた紙を見ている
皆それぞれ、何を考え、何を思うのであろうか
私は、一人、文字列を、意味もなく、繰り返しながら
座布団の上に座っている
「では、始めましょうか」
まるで、手術でも、開始しようとかと言うような、言い方で、おばさんが、一番始めに、その人差し指を、突き出すと、十円玉の上に、置いた
裏の十と、書かれた数字の上に、その指が置かれる
果たしてこれに何の意味があるのだろう
私は、そうも思ったが
その面積の小さな、硬貨の上に、指を置く
プールであったら、実に、喧嘩になりそうな、
狭さであるが
ここに、後二人、指を乗っけるのであるから
その無理ゲー感は
ボードゲームのジレンマのようであるが故に
上に
その人間の感情を、使用した
そして、何が起こるか分からないにも関わらず
何となしに、連想できてしまうような、文字
実に、面白いことこの上ない
はずであるが、趣味ではない
何故なら、これは、誰かが作ったゲームではない
誰が作ったかも分からない上に
さらには、そのルールの上に、何が起こるか、分からないと、来るのだから、何が起こっても、いや
誰が、何を起こしても
何ら、おかしくない
それ所か、それは、ルールに則っているとさえ、言われそうに、感じてしまう
この作業の目的は何だろうか
ヒステリックと言う脱線事故を、如何に起こさないと言う
チキンレースのような、側面を、有しているのか
もしかすると、嘘を、出し合う
ブラフゲームの側面があるのかも知れない
私の手がふるえる
誰かが動かしているのか
それとも、ただふるえているだけなのだろうか
電池も、使っていないのに
人間を、電池に、たとえると、何とも言えないが
ゆっくりと、しかし、確実に、闇の中で、円盤状の
その金属は、有機物のような電気信号と
有機物のような、白いか身の上で
無機物の黒鉛に、まるで、引き寄せられる作用でも、あるかのように
ゆっくりと、確実に、動き出す
手の下の現象
果たして、私は、そのゲームに、
耐えられる物か
暗闇の中
蝋燭が、時代錯誤に、マッチ棒で、付けられて
和室の机の上
人間の顔を、風流に、蝋燭という火により
照らしながら揺れている
私は、ただ
十円玉の行き先を、思案しながら
事の、顛末を、その、目で伺い知る
「こっくりさんこっくりさん
おいでくださいまし」
まるで、どこかの神社の巫女か何かのように
高らかに、そう、おばさんは、叫んだが
しかし、そんな化け物を、呼ぶのは、神社と言うよりも邪道とでも言える物だろう
神社であれば、祈ることはあれど、果たして、呼び出す事なんて言うのが、あるのだろうか
故に、それは、人知を、越えようとする仏教や
それを、守ろうとするキリスト
とは違い、ただただ、傍観するしかないのであろうか
少なくとも、この黒ミサのような、宴を行っている
おばさんは、到底、まともな思考とは、思えない
故に、非現実こそ
ゲームなのかも知れない
物事の答えとは、一体何を差すものだろうか
それの正しさは
朝の占い番組の
星座の答えに、人は、何を、見るのか
そして、それを、信じて行動する意味とは、何だろうか
それは、行動するのが面白いだけで
それの正しさに、何ら、興味がない
もしくは、それに振り回されたいだけなのでは無かろうか
幸せの定義は、難しいが
占いの定義とは、同列なのだろうか
自分以外の答えに、頼るとしても
それが、正しいという保証はない
ましな答えであっても、ましと言うだけで
ぴったりではない
自分の考え以上の存在を、確認した時だって
それは、相手にとってであり
自分にとって、ぴったりとは、考えにくい
されど、外部の答えが、間違っているというわけでもない
女神の裏側は、坊主頭
と言うが、実際問題
そんな物は、存在しない
逆を言えば、女神が居なければ、不幸も、幸福も、無いわけである
では、コックリさんは、不幸か幸福か
何を持って、我々は、幸福と、考えているのだろうか
指の下で、蠢く十円貨幣
その行き先は、のろのろと、ナメクジのように、下の文字を、すれさせ、にじませながら
動いている
私は、ゆっくりと、各駅停車をする新幹線を見るような、目つきで、降りるように、止まる、粗の円盤の下の文字を、数えるように、覚える
初めは、YESと、降臨を、示した
果たして、ここまで来る義務
いや、動機
違うな、対価は、何だろうか
人間の時間
もしくは、遊び
人間が、無意識に動く運転ハンドルのように
十円玉は、動いた
そのエネルギーの対価として
それは、動いている
動いていないのだとしたら
やはり、後の請求書は、恐ろしいものである
もし、神社の神様を、ここに呼んだら、一体
どの程度の支払いが、供物が
犠牲が、付くのだろう
それとも、仏のように、何処にでも、見守っているが故に
手をさしのべているが故のストーカーとも母の愛
とも言える、物であるが故に、プライスレスと言う
人知を越えた価値観が、存在しているのかも知れない
そう言う意味に置いては、悪魔というのも
何処にでも居て、様子を、伺っているという事になる
私は、そうなると、今、大変なことをしているのでは無かろうか
慈善事業のように、何かが、この場に、来ているとして
それは、元から近くにいたのか
それとも、リモートのように、何処から来るような
仕組みになっているのか
それとも、機械音声案内のように、繰り返し
我々は、機械に、挨拶しているだけなのかも知れない
どちらにしても、ご丁寧に、十円玉は、元の鳥居へと、YESの後に、戻って来ている
律儀である
私は、火を噴くように、ゆっくりと、こすり合わせるように、動いた十円玉が、鳥居の中で、止まると、腕を、指を、離す
それにつられたように、腕を皆、離した
ここにもし、何かが居たとして
居る程度は、当たり前だとしてもだ
八百万と言うくらいだ、居てもおかしくはない
じゃあ、神社でやったら
それこそ、本殿の人間が、あがめ奉る
良くも悪くも、何かが、来るかも知れない
いや、それを、さしおいて、未来を、事実を
人間に、伝える
と言う現実的、利益
もしくは、予言の、代金は、いかほどか
科学の予測
嘘発見器が、それの代用になるかも知れないが
量子コンピューター以上の
存在が、もし、今現在稼働していれば
果たして、一分 一千万円くらいは取られるか
もし、神という存在が、それを有していて
それを、金を取る程の事でもない
と言うドラえもん的、市場が、あるというのであれば、話は、変わってくるが
そうで、無いとしたら
その人間が、何かを、納得し
そして、それにより、行動により、起こした、行動
心理、その他諸々を、代金として、徴収していたりしたら
実に、妙な、話である
相手は、神だ
一般人に対してのはかりごとが、我々とは、大いに違うのだろう
何者か、神か何かは、分からない
分からないが故に、それは、神とも言えるのかも知れない
「何か聞きたい事はある」
誰も、このゲームに、チップに、かけようとしない
それは、ゲームの破綻
勧誘失敗とも言えるが
来ることに代金が発生していたら
最悪である
キャンセル失敗
ノットキャンセル
来る前、三分前
「誰も、何も言わないなら、帰って貰おうと思うけど
良いの」
誰も、肯定も否定もしないが
それを、YESと、勝手に、反射的か、身体的、直感か
そう判断した、おばさんは、帰ってくださいと
こっくりさんこっくりさんお帰りくださいと
皆で、指を、四方
東西南北のように、ゲンブ・ビャッコ・シュザク・リュウのように、押さえたが
十円玉は、死んだように、ぴくりとも動かなくなった
「あれ」
おばさんは、その言葉を最後に、動かない十円を前に、言葉を、繰り返す
繰り返し 重複
国語で言えば、同じ事を、繰り返すのは、重要
印象付ける
もしくは、重縁した、物は、意味が、強くなる
しかし、動かなくなった、十円玉は、果たして、どんな意味があったのだろうか
過去に、キューピッド様、と言う存在が、居たような気がする
それは、時代背景的な物なのか
それとも、ただ単に、良く分からない物よりも、可愛い有益そうな方を、選んだのか
だとすれば、海外から来るわけだから
ギリシャからの直通で
さらに、その旅行費は、バカ高くなることだろう
もしも、そのような、ばかげた事が、無い世界であったとしても、その内、コンピューター占いが
流行り、機械が、神のまねごとを、しても、可笑しくはないかも知れない
雨 事故 宝くじ 健康 恋愛
人の心理を、動かす物
それは、人工麻薬を、法律を抜けて
催眠のように、使うことも、可能なのだ
それは一種の脅迫
立ち止まり、動かなくなった
コックリさんは、一体、何を、考えているのだろうか
それとも、これは、誰かの思考実験の結果
であれば、誰が、七並べで、カードを、留める思考に
移行しているというのだろうか
止まった十円は、結局その日
一時間後も動くことなく
おばさんの命令ばかりが、むなしく
畳に響いていた
私の学校には、最近怪談と言うか、都市伝説のような、現代民話が、流行っている
その内容とは、先別述べたとおり
このコックリさんとは違い
切符を渡された、人間は、必ず、死ぬ
と言うものである
実際の実状 現状は、このような、内容であるので、
一応、記しておく
私の住んでいる学校は、比較的、都心にあるが、かと言って、大都会というわけでもない
それでも、電車は、五分に一回は、来るのだから、十分、都会と言うしかない
私は、だからなのかも知れないが
電車に関する
怪談話である
この話の概要はこうだ
ある日、下駄箱に何かの切符が入っている
それを捨てようとしても、いつの間にか、鞄などに入っており
妙だと、クラスメイトや親族に話す
そして、数日後、その人間は、突如
消えるというのだ
その失踪話を、なぜ、死で、括らないのか
そこら辺は、好みの問題であり
その現象に、無理矢理、理屈を、くっつけるのであれば、如月駅と言う、この世に存在しない
まあ、創作なら、可能かも知れないが
つまりは、存在しない
と言うことは、この世の中ではない可能性
別の世界を、示唆した場所に行ってしまったが故の
良く分からない駅名
もしこれが、本人が、ネットに、マジで書き込んでいたら
精神病
もしくは、虚言
創作
または、本当に、マジなら
誰かに、ドッキリ、だまされた可能性も、考えなければならないが
ないだろう
怪談に、無いというのは、無粋きわまりない
演技を、嘘だと言うようなものだ
神でなければ、最低限のYESnoに、答えられない可能性もあるが
しかし、そういう人間は、果たして、その神というのではなく
地球継続を、考える上の、最低限を、行っているのかと問いただしたい
それが自分、人間本意でない事を願いたいが
どちらにしても、どうでもいい話ではないが
置いておく
この話は、それに対する、前段階と、推測することも出来るが
果たして、どうだろうか
どちらも、結局は、その内容
つまり、不明恐怖話で、終わる
不明オチである
世の中には、その他に
無機物可動オチ
そのレベルを、下げ
幻覚オチ
不可思議オチ
偶然オチ
等が、存在するが
良く王道として、
現実描写を、維持するために
継続するために
気絶 夢オチ
と言う物が、存在する
そういう物は、大抵
あれが何だったのか分からない
調べてみると 以前
見覚えのない物が
それが動くのを私は見た
と言う
上から
思考放置
探索 回答編
続き
無機物可動オチと変遷される
その他のオチがあれば、其れは、独創的だと言えるのかも知れない
ただ、これが、実話になると
金縛りオチ
と言う、何とも言えないような、物が起きる
つまり、技ではなく、物理
剣道で、爆弾を持ってくるような、無粋さだ
其れは、ルール違反的に、そうだし
その爆破の美しさは、別の美学に分類されやすいだろう
その他にも
アルファベット地名 人名
は、正直、またかと、うれしさと、もう良いのではと思うことが、半々に、別々に、思うことが、多々ある
其れを意味として、待ってましたなのか
ただ、みんながやっているから、やっているのでは、話にならない
話が違うのである
怪談の基本は、99パーセントの現実と
1パーセント未満の嘘
百パー現実は、返って、嘘くさいのである
それなら、怪談ぽい怪談の方が、真の怪談
キングオブカイダンと、言えるのかも知れない
人に受け入れられる
形に、加工する
人間が食べられない物は、いずれ、その毒性に、耐性を持つ人間がいるかも知れないが
しかし、その時には、もう、別の物になっている事だろう
私は、人間描写
百パーセントの現実に、垂らされた
一滴の嘘が、非常に好きである
最近は、妙な、だばだばが、増えて居るが
しかし、質の低下は、さておき
嘆かわしいなど、最初から、どうでも良く
どんなものでも、そうだが
その純度が、高ければ、其れは、非常に良い
昔ならいざ知らず
最近では、子供の怪談制作も、難しい時代に陥っているのか
それとも、目に触れないだけの話であろうか
私は、一人、そんな事を、長々と、思案するも
問題点の第一は、この怪談に置いて
現実に、一人 人が、行方不明に、なっている点にある
そして、それが、事実であれば、実に、不謹慎きわまりないが
問題点は、その彼女が、実際に、前の話を、しゃべっていたせいで、其れは、噂と言うよりも、危険な
それこそ、熊出没を、考えるような、危険性を、考えるに至るのだ
其れは、存在する
するかしないかは、分からない
しかし、実際に、彼女は、チケットの話をした
いや、切符だったか
問題点は、いつ何処で、電車の話が、出てきたかに寄る
この怪談は、実在する
脅しよりも、現実味を、帯びている
そして、事件が、起こったのは、翌週であった
普段、誰かが、ヒステリックを、起こす事なんて、無い教室だ
しかし、私は、いきなり、泣き始めた
存在を、知っている
授業中
何かの、物音がした
其れが何なのか、私には、分からない
しかし、其れは、普段聞いたことのない何か
そんな気だけが、していた
ただ、妙に、ゆっくりと、ざわめき始めて
ゆっくりと、振り返ると
一人が、机に、突っ伏していた
其れが、怪我の類ではないのが
隣や、その他の行動で、何となく、予想出来た
それなら、何が起きている
私には、分からない
普段から、世間話に、疎い人間であるのは、事実であるが
しかし、明らかに、其れは、何かが起きている
先生が、近づく
私は、その駆け寄る、ゆっくりとした動作を、徐々に早く
見ている
彼女は、先生に、つれられて、教室の後ろのドアが開く音とともに、姿を消した
保健室だろうか
「大丈夫」
そんな声とともに、足音は、遠ざかる
「みなさん、静かに、自習」
と、先生は、言っている
何だろう、大丈夫だろうか
私は、一人、本を、取り出そうかと考えながら
しばらく、呆然と、椅子に、座っていた
ざわざわと、騒ぐわけもなく
ただ、何事かを、考えている
私は、周りの何かを、断ち切るように、本を、取り出すが
読みたかった其れを、どこか上の空で、読む気も無く
表紙だけが、前に、置かれている
その波は、涙をこらえるように、皆静かに、自習を始めた
何だろう
其れは、私が、彼女が、次の日学校に
いや、その存在が、消えた後に
あの噂の関連性を、聞くことになる
彼女はどうやら、チケットを、受け取ってしまっていたらしいと
果たして、本当だろうか
もしも、本当であったのだとしたら
其れは、妙な話だ
実に、妙な話だ
警察が、動いてもおかしくない
話であるが
私が知らないだけで、そのような事実が、本当は、あるのか
それとも全く、そんな物は、一から十まで
存在しない
人の悪い
悪い
噂なのだろうか
私は、教室の椅子の上に、座り
緑の黒板を、眺めている
授業が始まるが
彼女は、風で休みと言うことになっている
おかしい、わざと、隠しているのか
それとも、誰かが、居なくなったと、失踪したと
嘘を言っているのだろうか
もし、前者なら、教師の人格を、疑わざるおえない
本当に、そんな事があるのだろうか
失踪したのであれば、捜索が、もう、開始してもおかしくないのでは無かろうか
詳しくはないが
そうでないとしたら、誰が、その行動を、留めているんだ
私は一人、教科書の入った、机の上で、脳を、ブルブルとゆるゆると、振るわせている
本当の事は、何か
私は、何かを、しなければいけないのか
その時、頭の中に、揺れる十円玉が
紙の上に、蝋燭に揺られながら映し出される
映像が浮かんだ
そんな馬鹿な
私は、その行為に置いて
90パーセント割
信じても、信用もしていない
しかし、其れだとしても、私個人が、出来るのは、ぶらぶらと、歩くか、世の中に、一人、呼び出しっぱなしの
コックリさんに、先の件を、話す位しか
無いように思われた
コックリさんが、視覚や、聴覚によって、話を聞いているかも知れないし
やはり、こんな事は、根本的
抜本的に、もっとも、無意味な
もっともらしく意味のない話なのかも知れない
しかし、私は、潜らせる
頭の中で、一人、考えを、くすぶらせている
分からない事を、分からない事で、濁すのは、どうかと思う
第一、聞いてみればいいのだ
放課後、私は、先生に、例の件を、聞いてみた
しかし、先生曰く
かぜ
だと言う
ほんとうかぁー
私は、そう思うが、そう言い切られてしまっては
どうしようもない
一人、学校帰りに、彼女の家に、向かう前に
運試しに、自己暗示に
自己が、何を考えているのか、分かるかもと
紙に五十音やらなんやら
ノートの切れ端に、書き連ねて
一人空き教室の
だだらんと、並べられた
一つの机を
裏返しを、表にして
椅子と共に、持ってきて座る
外は明るいが、関係はないのではないだろうか
私は、誰かに見つからないように
小声で
「こっくりさん こっくりさん
はなこさんの行方は、何処でしょうか」
コックリさんは、どうやら、居るようで
ゆっくりと、十円が、動く
これは、前回の続きと言うものだろうか
ルールは良く知らないが
呼ばずに、いきなり、時短で、短縮で
行動している
風邪が流行っているのだろうか
接触は最小限に
果たして、これは、細菌かウイルスか・・
ゆっくりと、動く
その十円玉
私は、その行き先に、目を、向けた、その時だった
教室の扉が、開き
いきなり、声がした
「どうした、小林、こんな所で、何やっているんだ」
私は、その大きな声に、一瞬肩をすくませたが
そちらを見ると
別のクラスの担任が、こちらを見ている
「いえ」
私は、休んでいただけですと、言い訳しようとしたが
「そうか、気をつけて帰れよ」
彼は、そう言うと、教室の扉を閉める
また、静寂が、教室を、うっすらと、夕焼けで、染めて
ガランとした感じが、包む
私は、もう一度、そう思った時
ある事に気が付いた
手を離していた
絶対に、離してはいけないと、聞いたことはないが
其れを、私は、知らないだけかも知れない
しかし、その十円玉は、いつの間にか、一つのます
いや、線の上に書かれた
文字に止まっていた
先ほどまで、鳥居等辺で留まっていたが
どう言うことか
「し」に、其れが「さ〇すせそ」と、並んだ、そこに、動いている
どう言うことだろうか
風や、動作で、紙が、十円玉が、動いたか
そんな事は、無いと思いたいが、絶対なんて、到底、思えない
こう言う時は、大抵が、現実的に、納得できなくても、理由がある
私が、触れてしまったに違いない
一人、もう一度、指に、十円玉を、当てて
答えを聞く
何処にいますか
しかし、一向に、動く事なく
やはり、信用していないのだろうと
私は、思っていた
私は、家に帰ろうと、玄関に向かう
靴箱から、靴を取り出して
地面に、置く
足を入れて、外に出ようとした時
何か、違和感がある
仕方なく、靴を片足で、脱ぐと
つま先に、何か、紙のような物が、ぐしゃりと、丸まっていた
まさか、私は、その時、になり、チケットの存在を、強く意識した
手を入れて、其れを取り出すと、其れは、四角い紙であった
しかし、どうも、ノートの切れ端のような、小さく
薄いものであり
開いてみても、恐る恐るであったが
その内容は、薄い鉛筆で、書かれているようで
「放課後、校舎裏に来てほしいという」
校舎の裏が、どこだかは、分からないが
私は、一人、てくてくと、玄関を出ると
ランドセルを、背負って、校舎を、一周し始める
途中、日の当たらない
北側の壁に、背を付けるようにして
一人の人影を、私は見る
彼女も、気が付いたように、私を見た
「やあ」
どうも
と、二人して、挨拶をして、言葉を交わす
「実は、呼んで、すいませんが、実は、相談が、ありまして」
何だろう、私には、絶対に解決できないような気がしてきた
一介の小学生に、出来る事など、技術面をのぞけば
通報位では無かろうか
彼女は、おもむろに、ポッケットから、封筒を、取り出した
嫌な予感しかしない
彼女は、その中から、開くと
一枚の、金紙のような、其れは、ゴールド、に輝く
折り紙のような、光方
私は、其れを見ながら、某存在について
より色濃く確認する事になる
「チケット、なんです」
私は、彼女の答えを聞く
金色の紙に書かれた文字には
「あの世」と書かれている
イタズラだとしても、何らおかしくはないが
しかしながら、その文字は、ワープロと言うよりも
フォントと言うよりも
書道のような、毛筆のような、ゆらぎのある物に私は見える
「警察や、大人に、言うのはどうでしょうか」
私は、彼女に言うが、絶望したように言う
「信用してくれないよ大人じゃ」
そうは言っても
「しかし、実際に、人が消えていたら
もっと騒ぐでしょう
何かが起きていれば、起きていなければ、密閉しうるかも知れないけど」
この前、テレビのニュースで、学校が、いじめを隠蔽した話を、思い出していた
「うん・・でも、どうすれば」
とりあえず、私は、昨日消えた はなこさん
の家に行って、聞いてみる必要でもあるんじゃ無かろうか、漠然的に、そう考えた
彼女の足下にあった、鞄を背負うと
二人して、ランドセルを、背負って
下校する
幸いにして、彼女は、詳しく、山田花子と言う
人間の家を、知っているらしく
私は、後に続くことにした
私は、聞いて、回ることを考えていたので
時短である
「それで、そのチケットは、何処にあったんです」
私は、そう聞くと、彼女は、上履きの上に、合ったという
放課後の靴箱の私のようである
「本当に、其れを信じているの」
私は、試しに聞いてみたが
返答が、芳しくないので、止めて置いた
しかし、謎は、それだけではない
私に、頼る意味が、分からない
他に人間が居なかったのだろうか
そんな事は、無いだろう
歩行者道路を、歩きながら
町中を進む
「ここを、右に曲がって、郵便局を左」
いちいち説明してくれるのは、ありがたいが
心苦しくもある
他に、下校する人間と、すれ違うことはなく
町の人間が、無関係に、その人の
行動を、私たちと同じように、全うするように、進んでいる
其れは、同じでありながら
全く違う現象だ
「ここ」
彼女が、顔を見上げる
一軒家が、立っている
表札には、黒い文字に掘られ
意志の中に、山田と言う文字が見える
警察が来ているように、黄色いテープが貼られているわけもなく
ただ、誘拐であれば、そう言うものだろうとも思う
私は、取り敢えず、インターホンを鳴らして、生存確認と
噂の信憑性を、確かめてみることにした
「出ないね」
何回か鳴らしたが
インターホンが、壊れているのか
それとも、誰も居ないのか
反応無く
誰も出ては来ない
子供が消えたのであれば、誰か一人くらい、残っていそうなものであるが
そうなると、これは、旅行を、風邪として、何処かに行ったと言う事も考えられるのでは無かろうか
どうもあやしい、私は、今目の前の横にいる
彼女に一杯食わされた可能性が、あるのでは無かろうかと思い始めている
しかし、それなら、一応、行くついでに、話していた
事を、実行しても、おかしくはあるまい
「警察に行く」
私は、うなずくとは思わなかったのに対して
彼女は、こくりと、うなずいた
本当だろうか
小学生と言う
子供だから、何か、過度な行動に、出ているだけではないか
しかし、そうだとしても、彼女の顔は、非常に、非常に非常なほどに、人が死にそうな程
暗い
私は、仕方なく
最寄りの交番に、一度も入ったことはないが
行く必要性を、思い起こす
結果として、私は、どうも腑に落ちない
結果を、目撃することになる
警察が、信用しなかったわけでもないが
しかし、だからと言って、何か、行動したという感じもしない
結局、お巡りさんにつれられて
私は、パトカーで、二人で、家に帰されることになる
「ねえ、大丈夫だよね」
私は、何とも言えず
ただ、黙ることしかできなかった
翌朝
私は、妙な感じがした
其れは、遠足のような、早起きであったが
どうも、眠りの途中で、無理矢理起こされたような
倦怠感
私は、ぼんやりとした、暗い空間の中
一人、目を覚ました
朝日は、まだ出ておらず
レースの白い陰が
青白く黒塗りのように、暗く揺れている
訳の分からない嫌悪感
其れが、昨日の事に、起因しているのは、何となく
想像が付く
私は、一人、思案するように、眠りに付いていた
ベッドに、体を、横たえた
暗い
何時か分からない
しかし、頭だけが、妙に、ぼんやりと
昨日の続きを、考えている
あれは、何だったのだろうか
私は、思想を、繰り返す
まだ、昨日にいるようだ
実は、まだ、深夜なのでは無かろうか
私は、まだ、寝ていなかったのかも知れない
私は・・
いま、彼女は、生きているのだろうか
居るのだろうか
その思考が、何となく、さえ始め
私は、起きあがると、服に着替え始めた
確かめなくては成らないかも知れない
私は、そのまま、外に飛び出すと
うっすらと、西の方で、白い線が、しゃへい物の上の辺りに、そう見えるように、浮かび
先ほどよりも、わずかに明るい気がした
やはり、朝だ
かなり早い
五時よりも前かも知れない
そんな事を考えながら
せるように、足を、早めた
車の動きは、聞こえない
どうも、異質な空間だ
誰も道を歩いていない
私は、一人、記憶を頼りに、さして、親しくもない
家に、行こうとしている
ここから、15分程だろう
何かの折りに、知ったが
そこまで詳しくは知らない
私の頭の中に、こっくりさんの、白い紙が、浮かぶ
あれは、答えを、教えなかった
私は、その答えを、いや、願望さえ、持っておらず
興味も、無かったのかも知れない
いや、生物的に、何か、おかしいのかも知れない
あれは確か、体の微弱な振動により動くのだとすれば
何かが、動いていないのかも知れなかった
私の歩測は、15分程で、付いたのだろうか
青い屋根の家が、暗くとも、はっきりとは見える
しかし、ここに来て、インターホンを、鳴らすわけにも行かず
ただ、馬鹿な子供か、亡霊のように、家を見るしかないことに気が付く
そんな事は、薄々感づいていたのかも知れないが
しかし、私は、何か、些細な違いがあるかも知れないと
何かあるのではないかと、ここまで来たが
一人、考えを、緩めながら
思案する
彼女は、生きているのだろうか
大丈夫なのだろうか
私が言った所で、何かが、どう反転するかも分からない
しかし、私に出来る事であれば、出来る可能性もあるのだ
私は、一人、ここまで来た
不審者のように、家をのぞき込むが、何か私に分かるような物はない
電気もついていない
彼女の安否も分からず仕舞い
私は、一人、家の前にいたが
このままここにいても、何ら意味がないのではないかと、考え始め
しばらくして、家に、戻る事にした
帰路の途中
いよいよ、朝日は、辺りを、包みながら
私の歩く道は、青白さから、色を、徐々に重ね始めた
私は、一人、考える
やはり、全ては、幻だったのでは無かろうか
そう思うが、事実、昨日の事がある
今日学校に行くまでは、曖昧なままだろう
玄関の戸を開けて、鏡の上の時計を見ると
六時前
五時五五分であった、まだ誰も起きていないのか
物音も、明かりも見えない
私は、トイレに行った後
自分の部屋に、向かう
一人、机に向かう
昨日用意していた
白い紙が、置かれ
その横には、茶色い見慣れない封筒
私は、驚愕する
ドッキリだろうか
出来過ぎている
奇跡なんて言う物は、良くも悪くもおきにくい
戦争は起きるかも知れないが
非現実は、置きにくいのだ
故に、人は、戦争物よりも、ファンタジーを、良く好む
数の差から言えば
図鑑の次くらいには、人気があるのは、大人も子供も同じであろう
しかし、其れは裏を返せば
置きにくい
ちょっとした奇跡と
全く、非現実的なもの
その両方が、どちらも、いい加減なほど
この世には、存在しない
コインが、十回表に連続して、出てくることは、合っても
時計を見ると、いつも四時四四分四四秒四四であろうとも
天井から、血は垂れてこないし
カーナビは、勝手に、墓地に案内しないし
捨てても、入り込んでくるヤンデレの日本人形も存在しない
故に、其れは、世界のゆがみを、計るように
この世の中には、反転して、非現実が、存在する
其れは、先程も述べたように、逆転しているが故の存在
つまり、存在しないから
存在する存在なのだ
存在していれば、この世に存在していない
つまり、今の現象に対して、二つのことが言える
一つ
ここに存在するが故に、もはや、怪談は、怪談ではなくなった
二つ
存在しないはずの物が、存在している、現在この場所に置いて、つまりは、これは、摩訶不可思議不思議な
事が、あんな事こんな事あったらいいな
と言う、そのままではなく
誰か、人為的に、マジシャンのように、そう見えるように、
そう勘違いさせるように、そこに存在させているのでは無かろうか
つまり、これは、そんな物は、存在しない
嘘ダと言う事になる
でも、誰が
子供が、こんな事を、出来るとも思わなくもないが
しないだろう
しかし、もしも、奇跡的な、偶然的な観測で
誰かクラスメイトが、両親に頼んで、私に分からないように、置いた可能性がなくはない
それに類ずる事もあるかも知れないが
そうでないなら、何か、別の行動
誰か、私達とは、別の部外者が
何らかの意味を持って、これらの行動を、起こしている可能性
なまじ、テレビとか
今頃、消えた、二人は、もしくは、三人は、ハワイか
温泉街で、旅館で、宿の温泉やビュッフェ
ビーチで、泳いでいる可能性も、無くはないのだ
なまじ、なさそうであるが、やれそうな話ではある
そうなると、しばらくして、事を説明され
私は、パスポートを持って・・・
海外に
そんな話は、さて置き
もし、其れを、肯定すれば、徐々に人間は、クラスメイトは、消えていく事になるが
そんな事が、あるとも思えないが
もしも、もしも、あるとすれば、其れは、実に、妙ではあるが、そうなっていく可能性がある
ニュースで、このような、ちんけな噂を、流しているところはない
ネットも、探しても見つからない
電車や関連であれば
猿夢
と言う、毎日、電車の夢を見て
その都度、物騒な、名前の駅で、降りようとするが、引き留められる
しかし、ある時、自分が持っているチケットの駅名で
降りることになる
と言う話だった気がする
夢と現実が、クロスする
現実にある切符
そして、夢に、浸食されていく非日常
私は、一人、今回の事件なのか
ドッキリなのかについて、考えてみることにした一人
一人、一言、独り言
私の感情 一重に 一人 酷く 孤独に
一人 久しく
私の脳内に、チケットが浮かぶ
目の前の、茶封筒のような、色合いの封筒から
糊付けもされていない
封を、開くと、
ちらりと、三角に合いた中から、黄金色の
紙が、見える
なんと言うことだろうか
実際に、現物を見ることによって
其れは、逆に、非日常を、感じる
つまりは、嘘くさくなる
嘘は、存在しないから嘘として、存在する
其れが存在してしまえば、それは、ただの嘘なのだ
ゆっくりと、紙をさわり、手に取ると
其れは、つるつるとした、光沢のある物であり
後ろは、普通の紙のようであったが
裏返してみて、疑問に思う
なぜか、文字が、びっしり書かれていた
どうやらこれは、普通の紙ではない
いや、其れは、印刷という面にしても
会社の作るような、きっちりとした、文字が、意味ありげに、置かれているようなものではなく
無秩序ではないが
びっしりと、書かれていた
しかし、よく見ると、電気をつけて、いよいよ其れは、しっかりと、目に見えるのだが
どうやら其れは、良く見慣れた物であり
そして、その日本語ひらがなの五十音 濁点
数字 はい いいえ
そして、鳥居のマーク
どうやら、やはり、いや、これは、どうも、こっくりさんのように、見えなくもないが
しかし、違う
ここまで来ると、実は、その存在自体
別の物なのではないかと言う気がしてくるが
もしかしたら、全く違う物なのかも知れないし
その前かも知れない
もしも、これが、本物であれば
世にある
あの存在は、果たして
この存在が、何かは、私には、さっぱり分からない
しかし、良く目にする
存在であるのも、また事実
何なのだろうか
これは、本当に、例のあれなのか
それとも、全く別の意味を有しているのか、分からない
分からないが、もしこれが、事実であれば
私は、もうすぐ消えかねない
今日は、消えないかも知れないが
しかし、そうでもないかも知れない
私は、試しに、十円玉を置くが
大きすぎて、何に置かれているのか、全く検討が、付かないこともないが
分かりにくい
「こっくりさん こっくりさん
おいでください」
それが、本当に、正しい作法なのか、いよいよ分かりかねる
しかしながら
私は、十円玉に手を置いて、
そう言うが、ぴくりとも動きもしない
やはり、どっきりか
私は、そう思い、手を、離そうとした時
封筒の中に、小さな玉のような物が入っている
事に、気をつけた
これは、何なのか
そう思った時
封筒から、何かが
転がり落ちると
独りでに、転がると紙の上に、回る
それは、進転しながら
一つの文字の上に、置かれた
「し」
その文字は、まるで、ゲームのセーブデーターのように
本の栞のように
そこに、ぴったりと、染みか
ピンで、刺したように、止まっていた
朝早く起きたにも関わらず
私の思考は、窓の外のように、曇天の曇り空をしたような、考えで、停止していた
雲の何を持って、停止と考えるかは、不明であり
何だったら、変化が、これ程までに、起こっているのだから、非常に、活発な物と、考えることも
晴れという物は、晴れという状況を、作り出しているだけで、活発ではない訳ではないとも言えるが故に
それは、心象風景として、雲を出したという事に、しておこうと思った
でだ、私は、そんな、どんよりとした、鈍い
油の中を、歩くような、思考の中
何を、考えていたかと言えば、逆に
何を考えているが故に、それ程までに、思考が、鈍っていたと言うべきか
この場合
思考が鈍る程に、考えが、まとまらない程に、頭を・・・とも、考えるが、それもひとまず、置いておいた方が、幾分も良い事だろう
私は、一人、この現象について、考えてみる
目の前には、黄金色のチケット
そして、皿の上に置かれた
小さな玉
全く持って、意味不明であることは、どうしようもない事実に思えて仕方がない
ただ、現時点に置いて、それが、現実として、そこに存在する以上は
どうしようもなく、仕方もなく
私は、一人
点のような玉を、見ながら考える
事の発端が、あのコックリさんだとしたら




