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あのメ

あのメ



私の学校には、噂がある

校長は、どうやら、ハゲらしい

そのことを隠すために、カツラをしていると、もっぱらの噂だが、しかし、そんなことを、気にする奴は、

誰も居ない、興味が、無いからだ

私も、ご多分に漏れず

いつも、校長を、見張っているが、それ以上に何かを、考える事もなく、単なる、調査対象と言うだけである

私の調査の始まりは、私が、入学式、誤って、調査中に、学校の更衣室に、入り込んでしまったのを、皮切りに、そこで、校長が、頭の上で、何かを、ごそごそと、いじくっていたのが、非常に印象深く

まだ、六歳時だった、私の脳裏に、しがみついている

故に、その刻み込まれた、何かを、払拭するために、私は、毎日、欠かさず、校長を、休み時間に、一度程度は、観察するようにしている

故に、校長が、来客するときの動き

そして、その前触れとして、菓子が、職員室の冷蔵庫へと、移動させられるのを、その物を元に、私は、考えることが出来る

毎日の数学の中、私は、自分の

木の枠で、区切られただけのロッカーから、計算用の

オハジキのような、玩具が、四角や丸・三角の

紙のタイルで、作られたそれ、を、後ろから、持ってくる

その質だけで言えば、ボードゲームの箱のようである

私は、その他大勢と、同じように、木と鉄で出来た

混合した、机の上に、それを置いて、木のイスに、腰を、かけた

授業が始まる

無機質な時計が、一分遅れで、時間を示し

チャイムが鳴る

その程度に、この学校のチャイムは、古く

狂っている

いくらなおしても、また戻してしまうと、教師が、愚痴っていた

私は、紙のタイルの中から、仕切られた、タッパーの中の

オハジキを出す

私は、校長を、調べだして、一ヶ月ほど

新学期が、過ぎているのを知る

時間は、授業が始まって、まだ一分ほど

時計が、2を、指し示している


私の思考は、ぐるりと、給食まで行き

その後、お昼の休憩時

一人、ゴミ捨て場にいた

ひんやりと、涼しい、この場所は、多少の悪臭をのぞけば、給食時、非常に、有意義な、優秀な、場所に、変化する

妙な物を、持ってきては行けない、学校に置いて、ここは、唯一、それを、自由に、私物化のように、行動できる

教室の内部にある

いや、学校全体の檻の中で、備品を、好き勝手出来る物など存在しない

しかし、この空間のみ、捨てられた、ここに置いては、

そのルールを、犯す物は、いや、そのルールを、適用する場所ではない

この場所で、個人情報など、つまらない、無粋な物を、探すほど私は暇ではない

私は、おもちゃを探すのだ、こんな、小難しくつまらない物など

さっさと、焼却処分されるか、この世から、その存在事、消えてしまえば良い

この世は、エコなのだ

使い捨てるような物は、不要だ

どちらも

まあ、注射器は、勘弁してほしいところだが

私のお目当ては、その目的が、固定化されていない限り

おおよそにして、燃えないゴミに、集中する

それは、粗大ゴミ、鉄、エクセトラ エクセトラ 

えくせとら えくせとらと、

私は、ハンガー、乾電池

の中に、使われなくなった、あかさびた、ペンチを、見つけた

良い収穫だ

ちょっと、多少隠して置いて、放課後、帰るときに

持って帰ろう

そう思いながら、目線を、移したが、今日は、余り、それ以外には、めぼしい物というか、昨日と、大差ない、物が、同じような、同じ物が、陳列されている

幸いなことに、ここに近寄る人間は、掃除の時に

ゴミを捨て来る以外、生徒は存在しない

興味が、無いのだろう

私は、この学校で、滅多に人の入らない

電気室の物置に、置かれている以上に

この場所の掃除用具のさびた凹んだ

ロッカーの後ろに、赤いペンチを、隠す

他には、グラウンドに、使うのか、置かれているだけなのか

もう一つ、最汚ロッカーが、存在するが

それは、内部が、埃だらけであり

まるで、野球部の倉庫のようであるが

このロッカーとは、別の質が違うことだろう

私は、一人、それを、隠した後、部屋を出る

時間は、15分を、過ぎた頃

もうそろそろ、昼休みを、終了であった



放課後、私は、もう一度、校長先生の、後頭部を、観察しようと、こっそり、ゴミ捨て場で、ペンチを、回収後

ランドセルに隠し

一階の校長室の窓から、その背後を、確認するつもりであった

もし人が居ても、こっそりと、端から、眺めれば良いし

その確認も、帰るフリをして、花壇から、窓を、見れば、来客があるかは、確認が出来る

私は、一人、ゴミ捨て場に向かっていた

教室は、あわただしく、遊ぶ 帰る

などを選択している

こういう、混沌とした場所で、図書室に行ったり

適当にぶらつくのは、実に、有意義だ

決まっていないと言うのは、決めないと言う

実に、幅広い考えを生むことだろう

決めない事を、半ば、決めた、私は、一人、ランドセルを背負い、教室を出る

普段であれば、少々して、すぐ帰るが

今日は、何となく、適当に、時間を、つぶすように、歩き、ゴミ捨て場に向かう

こんな時間に、さらに、こんな場所に、行く、生徒は居ない

居ても、ちょっとした、肝試しに、前の廊下にある

トイレに、入って、花子さんと、言う程度で、私には、さして関係ない

怪談とは、歩いて来ないから怪談なのだ

もし来たら、それが、たとえ、本当だとしても

ひどく

嘘っぽい 嘘くさい話に、写る事だろう

事実とは、作られたものだ

故に、作られていない、野生の怪談など

見れたものではない

ひんやりとした、一階は、夏場としても、涼しいものだ

ただ、ずっと居たいかと言われると、

絶えず、声がする学校に置いて、まるで、群からはぐれた、鰯のように、無防備、きわまりない

わざわざそんな事を、こんな、危険きわまりない

場違いな、場所に行くほど、暇ではない

私は、やることがあるのだ

肝試しなら、本を読んでいた方が、いくらか、質が良い

冷たい廊下を通ると

次第に、陰になる、廊下が見える

トイレを、過ぎると、次のガラス戸が、ゴミ捨て場、ないし、グラウンドからは、ゴミステーションと、白いペンキで、書かれ

普段は、シャッターが、閉まって、内側からしか、入れない場所になる

私は、そこに一人居る

普段でさえ、ただでさえ、人が居ないのだ

こんな放課後では、先の給食室に、行く人間など、存在しないだろう

私は、一人、ロッカーの後ろに、手を伸ばすと、

ザラツいた

錆びた鉄の感触が、手に付く

それを、握りこんで、引き抜くと、相変わらず

そこには、先ほど、まで、見ていて、自分で、隠したというのに

何か、あれとは、同じはずであるが、違う物体のように、その鉄屑が、見えた

鞄に、戻そうとするが、緊張のためか、大きさが違う気がする

同じはず

誰かが来て、私を叱るよりも

この妙に、薄暗い空間に、一人で居ることの方が、余程問題に、感じられた

いやな感覚

無味無臭の油の中を、泳いでいるような

私は、一人、扉を閉めて、廊下を出た

先程と同じはずだが、暗い気がする

何だったら、ゴミステーションの方が、グラウンドへと、向かう通路に面した

明るい窓硝子の差す

その廊下の方が、幾分も、明るいはずだ

しかし、それは、最終地点、分岐点であり

それに行き着くまでは、多少なりとも、薄暗いのだ

現代建築は、非常に、明るいことが多い

しかし、その校舎や玄関

その他の要因で、その場所は、暗く

そして、ひんやりと、涼しさを、マイナスにするほどに、怖いのと違う

妙な、違和感

いやな感じを、感じるのだ

かといって、さりとて、私は、駆けることもなく

同じような、歩速で歩く

グラウンドからは、声はしない

壁を隔てた、靴箱のドミノのような、鉄の箱が並ぶ

空間からも、音がしない

妙に、音がしない

私は、そのままやることもないので、仕方なく、玄関に向かう

何もない

そうだ

あと、十メートルほどで、

グラウンドが見えるT字路だ

その前にも、二階へと上がる階段がある

密封された場所ではない

はずだ

小幅は、変わらない

何か、自分が小学生ではないような、気がする

馬鹿だからだろうか

私の足には、白と黄色のゴム底の紐のない靴が、はいている

どこかで、子供の声だ

この空間を、低俗に、騒がしい声が、する

いきなり、トイレのドアが開いて女子達が、廊下に飛び出ると

花子サンダー

と、叫びながら、二階に、駆け上がっていく

私は、ゆっくりと、自動ドアのように、閉まる、トイレのドアを見ながら、ふと

疑問に思う

男子も女子も変わりは無いだろう

日陰になり、薄暗いトイレだ

私は、何故か、暗闇の中

真っ黒な、空間に、二つの赤い光を見た

見間違えだろうか

私は、下駄箱へと、向かうと、脱いだ、上履きを、ネームプレートの二段ある内の上に入れた


私の住んでいる家の近くに

空き家がある

なにかいわれが、ある訳ではないが

しかし、誰かが、住んでいた試しがない

ただそれは、その家が、貸家で無いというのも、大きく関係しているのかもしれないが

どちらにしても、そこに住人は居ない

夜中に、道を歩くと、人の気配を、考えることが出来る

あの家は、明かりがついていない

あの家は、明かりがついている

等々

しかし、その家で、明かりを、私は、見たことがない

こう言うと、まるで、お化け屋敷のような、言い方であるが

そんな物の、噂を、聞いた事も無ければ、また、見たことも実際に、無い

ただ、ここが、いわゆる

山の中の別荘や、コテージのような、場所でもなければ

かと言って、都会のように、人間が、入れ替わることも、余りない

下町であれば、そうなのかもしれないが

しかし、こんな、ど田舎であれば、

それこそ、新しい人間は、珍しいのであろう

大抵が、親やその親 おじいさんのまたそのまた

と、どんどんと、続いていく

それ故に、断片的な、移入者は、もっと、田舎の方でも、工業地区に、存在して、こんな、ど田舎ではない

私は、一人、買い物帰りの自転車を、漕ぎながら、狭い村中を、チャリで、走る

所々、抜けたように、明かりが点り

人間の活動限界を、越えている

深夜に、明かりや、車のエンジン音を、聞くと

その人間の活動範囲の、深さを知る事になる

私は、かごの中で揺れる、白いビニール袋の中を、見ながら

ギヤを入れて、ペダルをこいだ

こんな深夜であっても、煙草や、犬の散歩

ストックランニングに、遭遇するため

全く持って、気が抜けない

通行人同士が、ぶつかるならまだしも、

自転車というのは、そう言う意味で、車よりも小さな

化け物とも言える

大抵が、懐中電灯や、反射テープを、肩から、反対方向へと、かけているが、しばらく無心で漕いでいると

相手の存在が、分からない時がある

私は、目を凝らしながら

丸い点が、円柱状に、広がる光を、見ながら

道順を、考えることもなく

こぎ続けた

一応、きょうはこっち、あっちと、考えているが

こうも近所では、それは、許容範囲内であり

考えずとも、ふらりと、動いてしまう

月や星は、雲に隠れてしまったのだろう

十五夜も、台無しである

私は、十字路を、越えたあたりで、二度見する事になる 私の眼前に、窓硝子から、明かりを、捕らえていた

一瞬、別の家を、とっさに、惚けていたが故に、勘違いしてしまっていたのでは無かろうかと

思うも

確かに、それは、あの家であり

そして、振り返るも、それは、点灯している

泥棒か、それとも、かなり珍しく、家主か

それとも、変わりの人間が、別荘として、休日でもないが、そこにいるのかも知れない

私は、興味心が、むくむくと、イタズラ心のように

わき上がり

一度通り過ぎた

道を、引き返すと、ゆっくりと、元来た道を

ハンドルを握って、降りると、今度は歩き出す

曇り硝子からは、明かりが見える

誰か居る

それは、どうも、現実的、ではない

さして、綺麗でもない

汚い家だ

しかし、それは、夢の中のシャンデアリアのように

幻想的であり、舞踏会にも似た広間を見ているような、違和感を、こんな、田んぼの道のすぐ近くで、私は、幻惑した

その幻想も、私が、近づくにしても、相変わらず、綿飴のように、溶けそうで、溶けないことを、繰り返し

現実に、そこには、電気を通して、ライトが、点灯しているが故に、私に、明かりが、肉眼を通して、関知している

それは、夢でなければ、ワットを、使用して、通電

し、点灯している事だろう

が、しかし、だれだ

まさか、余りにも、誰もいないが故に、

化け猫達が、首吊りし死体を、魚に、宴会でもしているのでは無かろうか

そうでなければ、単なる、機械トラブルで、機械が、故障し、蛍光灯か、何かが、点灯してしまった可能性がある

どちらにしても、生まれてこの方、この家の住人にも

そして、この家の、明かりが、毎晩毎晩毎晩毎晩

365日とは行かないが

休日を、含めたって、それに近い日数を、私は、この場所を、通過することで、確認済みである

故に、私は、普段余り大抵のことに、興味が、無いが、

しかし、どうしても、その失せた、消えたような、感覚が、ゆっくりと、その明かりの方へと

虫か、砂糖に寄る蟻のように、少しずつ寄っていく

何と言う夜だろう

私は、独りでに動く

スニーカーに、乗せられるように、寄せられて

動く道のように、この世の無意味さを、感じずには居られないように

その先の窓硝子へと、吸い込まれていく

今夜は、満月 十五夜だというのに

やけに、暗い


仕事から帰った、私は、部屋の中に、明かりをつけて、靴を、脱いだ

狭いタイルの上に、二足の靴が、置かれる

直径四メートル程の廊下が、この家の

いや、部屋の直径を、言い表している

実に、窮屈である

起きて、半畳

寝て一畳

しんでしまえば、塵となる

故に、始めと終わりは、ループする

私は、適当に、買い込んだ食材を、適度に、調理する

繰り返しという物は、おかしな物で、同じ料理を、365日

繰り返すと、多少なりとも、他の料理を作らないせいか、巧くはなっていく

逆に言えば、それは、店の料理の、底が、知れると言うものであり

手品という物が、いよいよ、夢ではなく、人間の肉体と血と技術が織りなした

現実だと言う認識へと変わる

すごい物は、凄いとは分からない

心臓を、ほめたたえる人間が、どの程度居るだろうか

私は、一人、ニンニクと、ショウガを、サラダ油で、炒めながら、考える

油が、赤いのは、最初に入れた、調味料のせいだろう

たとえば、ジャズが、クラシックとは、逆の音の取り方をするように

中華料理とは、日本料理とは、逆の味付けをする

その仕方は、ある意味、インド経由なのかも知れないが

大抵が、インドから流れてくることを考えると

日本という物は、流れ流れて行き着く

最果てなのかも知れ無いが

それさえも、また別の方に行くのだから、

人間とは、アメーバのようだ

海外の料理で、油を、非常に、多く使う場合が、見受けられる

これを、ギャップと言うべきか

しかし、日本では、あまり、料理として使うことは少ないのでは無かろうか

鉄板物は、焦げ付かせないが為に、仕方がないとして

油を、多用しないのは、ひとえに、収穫量の問題なのか

それとも、肉をあまり食べなくなった日本人にとって、油物は、うまみと直結しなくなったのだろうか

削るが故に、別の物が、より強く浮き彫りになる

回答案とは、正解ではなく回答案だ

私の目の前には、赤い油が、ギトギトと茹だり

その中で、なすが、溺れている

茶色い粒々が、油の中に埋もれ、赤黒く呻いている

私は、手早く、鉄鍋から、白いさらに、それを移し替えて、水であらい、布巾で拭く

それようの物を、使用しなくては、この狭い空間は、油まみれになるだろう

ただでさえ、狭い空間を、まるで、中華料理のような、においが、充満するが、其れに対して、幸いなことに、苦情が、来ることはなかった

私は、専用にしてある、布巾で、コンロ周りを、拭くと

そのまま、木のテーブルへと、乗っけると、コップに麦茶、茶碗に、白飯を、よそい、席に着く

一人の部屋

白い壁紙

茶色い床

私は、麻婆茄子を、前に、箸を置いた

部屋の気温は、料理後にも関わらず、比較的冷たい

しかし、年中、季節感のない、狂った

野菜は、目の前で、年中無休で、存在している

茄子 そして、調味料 油

私は、其れを前に、ふとしたことに、気が付いた

山椒の粉がない

っあ

私は、つぶやいたが、もう遅い

今から行くのも、非常に、骨が折れる

第一、もう一度、帰ってきてから、火を通したくない鍋も洗ってしまった

私の、綿密な、計画なんぞは、山椒の一瓶に

いとも簡単に、崩れ去るのだ

私は、仕方なく、一人、表に飛び出した

クリーム色の茶色いコートを、羽織

一応、何度か、見はしたが、買ったことのない

コンビニの調味料理場の確認していた山椒

あれば、存在するし、なければ、売れなかったのか

私のような物が、其れをすべて買ってしまったに違いない

私は、仕方なく、白い息を、せっつかせながら

黒い中に、息を吐き続ける

それは、街灯の明かりが、私を、照らす度に

色濃く、白い乳白色の埃を、明かりに透かしたように

蛍光灯の下に、映し出す

私は、一人、せっつき、ながら、坂道を進む

やけに暗いのは、私が今まで、狭い部屋で、明かりに、囲まれていたせいか

それとも、もう外に出なくて済んだと思っていた、

私の心の精神の電池が、切れてしまったせいか

私は、黒い沼のような、アスファルトに、足を、突っ伏した


誰も居ないはずの家に、明かりが付く

私は一人、その窓硝子の前に、隠れるように、横から立っていた

周りに、人は居ない

ただ、私の存在だけが、現実味を、希薄にして、立ち止まっている

私は、硝子の中

黒い、何かを、確かに、見たような気がする

其れは、黒い中に、何故か、赤い丸が二つ

光っているように、感じた


「AB36号 捕捉

どうやら、被験者を、捕まえたようです

今回の実験に置いて、現段階で、目標の観測なし

今日の被験者、36名

噂の段階に置いて、拡散例2001例

内継続的な物が、260例

内変質的、異変種 12

今現在、継続して、先ほどと同じように、実体例無し

継続して、AB36号と確認できる

実体験の継続的、実験を、継続

ファイル名 実体化実験

今日の報告を、終了する」

暗い室内に、やけに明るい、モニターが、夜空のように、点灯する小さな機械類の明かりに、照らされている

私は、その中で、書類を、まとめながら、考える

いつも同じ仕事であり

故に、これは、どんな人間でも、どこでなにをしようと、同じである

ただ、内容が、少々、ほかと異なってはいるが

しかし、麻婆豆腐を、作るのに、目分量や、その他が、あるだろうが、しかし、紙に書かれた、空想じみた事を、人は、現実化、する事が出来る

では、その設計図

が、存在しない

口伝めいた

非現実を、現実化、するために必要な、行程とは

何だろうか

例えば、設計図が、存在すれば、作れるのか

その思想があれば、行動できるのか

ドラえもんが、存在すれば、ドラえもんという存在を、現実に、存在させることが出来るのであろうか

そこには、作る意味は、とか

倫理的、問題が、ぶつかることもあるだろう

では、現実には、存在しない、犯罪は、犯罪なのか

幽霊は、ストーカーなのか

イムホテップは、世界を、征服するのか

ゴジラに、人格があった場合

損害賠償 刑法により投獄されるのか

それとも、害獣なのであろうか

もし、不明な物

裁こうにも、形容詞出来ない

口に出来ない

確認できない物が、犯罪を、犯したら

其れは、弊害として、犯罪を犯しているだけの存在

あまたま、適当に、言葉に、該当しない

その存在その物が、人間を、超越していたら

神が、存在していたら、人は、どのように行動するのだろうか

神は、果たして、人間に、微笑み返すのだろうか

笑うのだろうか

神  其れは、人知を、越えた存在

其れを、もし、作り出すことに成功したら

それは、ウイルスを、世界にまき散らすよりも、

はた迷惑な事かも知れない

しかし、神を、取り締まる機能は、この世に存在しない

なぜなら、分からないからだ

世の中の原理に反する存在  物

其れを生み出すのは、人間的理解の範囲外を、日常としての行動として認識させる

空想上の物は、空想として人間は、理解する

しかし、其れを、現実だと、手品ではなく 魔法だと、現実だと、理解したとき、神は、産み落とされる

其れは、存在しない

物理法則を、否定した存在

しかし、存在しない、存在を、存在させるための

存在理由とは、存在しない方法で、実験を、存在させることで

新たなルールの上に、その存在は、存在しうる

故に、存在定義を、はずれた物の、存在を、言い表すのは、存在定義をはずれた、存在でなければならない

この世に、存在しない存在

それを、生み出すために、我々が、行った、実験

それを、非現実的実正生物認知化生誕実験

通称 ひせたん

我々が、この世に、存在させようとしている物の

容姿は、闇の中に、赤い目が二つ

そんな、シンプルな、情景

光る赤い目を

人は、何と誤認するのだろうか

現実に、マジックは、存在する

しかし、其れは、マジシャンの起こす奇跡

近い程ではない

現実に、沿った程度であり

奇跡に特化などしては居ない

しかし、それでも、多かれ少なかれ、其れを行う人間と、其れを、矜持する人間に、誤差は、存在する

こんな事じゃなかった

そんな意見こそが、妄想じみた、非現実とも

其れに対しての、切り捨てとも取れるが

しかし、問題点は、現実、非現実的なことを、非現実と、認識できない形で、存在させた場合

それを、嘘だと、ネタバラシしなかった場合

人は、其れを、現実と、認識するのだろうか

認識したとき、何が変わるというのだろう

人は、空を飛べると、信じた人間が、本当に、空を飛べるのか

其れは、ダウウィンにたいする

進化論への反逆か暴虐か

意志とは、何を持って、固定化するか

石のような、固定化される物なのだろうか

我々は、全国各国津々浦々

不幸の怪物の種を虚像を、まき散らした

其れは、蝋燭の揺らめきよりも、確かであるが

しかし、その裏側は、最新技術の嘘と嘘

機械は、本当かも知れないし

其れを認知する人間に、其れを嘘だと見破る

視界は、視覚は、存在していない

脳で、其れを否定しても、目からはいる、その情報は

現実的に、否定など出来ない

化け物とは、それ故に、曖昧であり

それ故に、信用も、確証も、不要なのだ

見間違いに、等しく

されど、信用できない程に、人間は、無機物には、成りきれない

それを、積み重ね

そして、伝説上の生物のように

それを、存在させる

ジャイアントパンダのように

噂だけの存在

しかし、其れは、未確認生物のような

曖昧なものではない

確実に、現実として、存在させる

視覚の中だけは

其れを繰り返すことにより

人間は、認識の中で

その存在を、許容し始める

反転させた、めがねをかけ続けた人間は、ある日世界が、逆転すると

無い物を、見せられ続けた人間は、其れを、正常に戻そうと、其れがある世界へと、認識を変化させる

消去すれば、其れは其れで、その間を埋めるように、別の物が生まれる

其れは、本来存在していた場所が、開く

事になる

その事象こそが、神足り得る

不明りょな物なのでは無かろうか

私は、モニターを見ながら、考える

神の足音は、近づいている

誰も、逆らえない存在

そんな存在 其れを、

怪談と呼ぶ


「それでさあ」

私の目の前に、女子高校生がいる

私も、例に漏れず、そうだが、彼女は、未だに、怪談話なんぞ

よく分からない事が、好きだ

実に、無意味である

世界は、戦争や、飢餓により

均一化が、まだ測られていないと言うのに

まだまだ、恐怖を、欲しているのは、滑稽としか言いようもないが

其れが、生物としてあらがい難いことなのだろう

きっと、別の国の人間を、彼女と同じように育てたら

同じような人格形成を、持ちやすい人間なら

たとえ、ロシア人だろうが、アフリカ人だろうか

変わりはないだろう

私は、彼女の、噂話に耳を傾けながら

パンを、かじった

「それでさあ、ハンバーガー何て、食べてないで、話を聞いてよ

ちよっち」

その名前の、由来が、私は、未だに理解できていない

私の名前に、其れは、漢字にしても、アルファベットにしても、音読み訓読みそのたにしたって

たまに、暗号解読を、時間を使って

試みる程に、考えた所で

その明確な、答えを、私は出していない

なぜなら、聞くのもめんどくさいからだ

「其れでさ、私、姪から、無理矢理聞いたんだけど

何でも、学校のゴミ箱から、物を漁るような、変人だから、信用は出来ないんだけどね」

私としては、この人間の持ち出す情報のソース二度の程度の正当性があるか、実に吟味がしたい

其れに、私のあだ名の由来を、しっかりと教えてはほしいが、言う気もしない

「でね、彼女が、ゴミ捨て場から、足を引いて

一人、校舎の廊下を、歩いていたらしいの

放課後と言っても、人が居ないのが、何か何とも、おかしいんだけどね」

彼女のしゃべり方の方が、少々不安をかき立てるが

私は、パンをもう一口かじる

店内のbgmが、変わる

いわゆる企業が、自社で作っているラジオ番組のような放送だ 

「でね、廊下を、歩いていると、不意に、声が聞こえたらしいの

見ると、いきなり、トイレのドアが

バッン

って、開いて、子供たちが、飛び出してきたらしいのよ」

私は、無言で聞く

何だったら、マミムメモの店内放送の

ラジオパーソナリティーの当たり障りもない

つまらない会話を、優先しかねない状況下だ

戦況は、劣勢である

私の眼下に広がるのは、茶髪の長い髪に、リボンが、二つ見える

彼女の、口紅を、塗っているのか分からない

二つの唇が動く

「それで、驚いて、其れを見ていたら

彼女らは、騒ぎながら

逃げていった

彼女は、また肝試しかと思ったんだけど

よく見ると、トイレの閉まる扉

その一瞬

暗い内部で、黒い物が見えた

いや、黒一色かも知れない

その中に、光る赤い目を二つ見たらしいの」

目は、大抵、二つだ

「彼女は、其れに対して、興味もなく、下駄箱に向かったらしいけど

あり得なくない

調べるでしょ」

普通其れが怪談であったなら

其れは、存在しなかったと探しても出るだろう

もしくは、その正体が、猫なり

昔の事件なりが、表沙汰になって、かも知れない

と、あれは、と、前置きして、終わるのが、通例であり

恒例行事だ

しかし、それを、私は、本当か嘘かを、考える事はしない

其れは、調べないし

それ以上を、求めても、余り面白くないからだ

しかし、トイレと言えば、学校の花子さんだが

赤い目というのは、彼女の服装からのインスピレーションだろうか、それとも、赤い手 青い手

いや、赤、自体が、其れを、連想させるが故に、行う

赤嫌悪体制か

赤というと、朱もあるが

基本的に、血を、連想させるのは、さもありなん

しかし、ヘモグロビンの赤は、

人間に、重要な存在を、循環させる浮き輪のようなものだ

故に、其れを、畏怖し

赤とは、尊敬でもあり

そして、どうにも成らない絶対服従の色とも取れる

生物的危険性

それ故に、怪談のように

人は、それに、引き寄せられる

引きつけも、られる

私は、話し終えて、ハンバーガーを、口にほおばり

その間から、赤いケチャップを見た

黒いハンバーグの間から漏れる其れは、目のように、見えなくもない



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