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怪獣

怪獣


夜の闇を、引き裂く、雷や落雷のような、砲口は、

ビルの窓ガラスを、いとも簡単に、空気圧により、破壊し

道は、瓦礫の上に、きらきらと、ダストのように、粉砕された

鉱物の破片が、停滞した

道行く人間は、突然の恐怖と

そして、半分ほど、麻痺したライフラインの中

道行く人間は、パニックになる人と

停滞する人間に、分かれる

信号は、動くと所と

止まる所が、混雑を、更に加速させ

普段見慣れない

興味のない空は、普段とは違い

やけに、澄み、上空に、雲を、見ることは、出来なかった

平成 最後の年

日本は、一時 滅びかけていた。



私は、こんな、真っ青な、夜を、見たことがあるだろうか

稲妻のように、走る、その曲線は

空を、照らし

その明るさが、闇を、薄く

青色に、変色させていた

私の居る場所には、左右に、血にまみれた人間が、倒れ

背後のコンビニから、狂ったような、スピーカーから

音声が、垂れ流されている

ただ、問題は、そこではない

私は、向こうに見える

線の根元

全ての狂元でもある、根本的、問題を、その闇の中で

目視した

白夜のように、照らす空

周りの雰囲気に、私は、めまいを覚えた

うだるような、暑い中で

汗だけが、だらだらと、肌を、蝕む

暑い

コンビニからは、異音しか無く

クーラーが、利いているようには、見えなかった


「其れで、せんせい

あなたが、仰るとおり

あれは、到底、現代兵器では、倒せない ちゅうーん ですな」

関西弁を、話す男は、わざとなのか、遺伝なのかはしらないが

やけに高級そうな、灰色のスーツを、着込み

歯は、口を、閉じていないときは、常に、前に、せり出しているように、付き出して見えた

「しかし、せんせい

私が、思うにですよ、せんせぃ

あの怪物・・いや、怪獣は

原子力の科学力で、人間が、倒せると、思うんですが

どないですかいな、せんせいー」

果たして、この男が、どの程度の、権限

そして、意味を持ち出しているのかは知らないが

その怪しげな、関西弁を、さしおいて

原子力の原爆の

力を、持ってしても

あの怪物に、対して

時計の秒針を、変える程度の衝撃も、与えられるとは、思えなかった

果たして、あの存在は、この世の中に、ある存在なのか

全く別の分子構造でもしているのではと模索

するが、ここ、三十日で、全く、傷を、付けることが出来ず

今ただいま、絶賛中で、都市を、破壊、されている

三十日で、何の成分も、あの存在から、採取することが出来ない

これは、異例で、異常なの事である

あれは、何なのだろうか

少なくとも、核爆弾如き

いや、水爆だとしても、何か、効果を、期待出来ないのではないかと

今までの、計算を、元に、考えられた

度の数式よりも、あの存在の硬度

いや、頑丈さは、異例であり、そして、この地球上で、考えられる

どの数式よりも、あれは、堅いことを、示している

少なくとも、計算上の上だけであれば

あれを、傷つけられる法則は、見つからなかった

驚くことに、其れは、どの分野の教授 専門家

及び、企業に、尋ねても、同じ回答が得られる

其れが、高学歴 高実績であればあるほど

知識があればあるほどに、その答えは、同じ計算を、示し

あれを、破壊する術を、見いだすことが、出来ずにいた

そして、今日である

あれの、発見は・・



あれは、発見から、1ヶ月と10日

すなわち、日にちに直せば、40日と言う計算になる

我々が、其れを、観測したのは、地中深くでも

海の底でも

空の上からでもない

其れは、どう言うわけか、そこにあった

其れが居た

未だに、其れが、無機物なのか

生物・・有機物なのかの判断が付かない

判別が出来ない

もしかしたら、有機物でも、無機物でもない

別のまだ、観測史上されていない

何かなのかも知れないが

其れを測ることは、出来ない

分からないからだ

その存在は、日本の中心

に、位置するように、存在し

山々が、連なる

長い長野県北部の田んぼに、それは、昔から、遺跡が、その中に、存在するように、突如現れた

台風が去り、翌朝、早朝に、村人の田んぼの所有者、田に行ったときに

それは、存在していた

形は、鋭く、鏃のようであり

黒一色のように見えたが

陰が出来ず

どうも、影を見ているように思える

その写真を見たとき、空間に、下手な3Dで、黒い透き間を空けたように、写ったが

その信憑性の上昇と共に

我々は、そのときはまだ、大変な発見をしたのではないかと言う喜びの感情が、少なからず存在していた

その直径は、田んぼに、刺さるように、存在しており

その下が、どの程度の深さまで、あるのかが、分からない

そして、これが、もしも、隕石であれば、とても、妙な、不可思議な話である

もし、この石の大きさ

即ち

二メートル五十×四五CM

のこの存在が、

宇宙からの隕石であれば

周りに、衝撃により、土が、飛び散っても可笑しくはない

しかし、相手は農家である

すぐに、田んぼの修復をしても、何ら可笑しくもない

しかし、どうだろうか、これが、本物であれば、何なのか

行動は、結局、時間が合く

三十日前、前まで、大学からの旅費を、捻出するかどうかも、あり

十日かかることになった

結局、休日を、利用する形で、私は、家族を連れて、本当に、旅行という形で、その場所に赴いた

妻の実家も、長野に近いこともあり

ちょっとした、里帰りになる

私の他に、ゼミの中で、好きそうな人間が、四、五人

集まり、我々は、前日から、新幹線に乗り

近くの街まで、向かい

そこから、市電で、一両編成に、乗り込むことになった

とは言っても

宿の関係で、新幹線の停留駅の付近に止まり

妻と子供は、そこから、別行動を、取ることになった

我々は、次の日に備えて、とりあえず、軽いミーティングを済ませた後

課題を、折角ここまできたのであるから

生徒に、何個か最終確認として、出す

これガセだった場合にしろ

調べる物は、ごまんとある

生徒には、その一端を、知って貰えば、多少なりとも、多少は、ましな考えも浮かぶかも知れない

私は、布団の上で、明日の行動を考えながら

眠りにつく

結局、その日は、駅前の赤提灯で、魚類の出汁の利いた

あっさりした、癖のないラーメンを、皆で、汚い外装の店で、食べることになる

中々美味しい


次の朝

ボケーとした、顔の

学生と共に、コンビニで、食料を買い込み

食パンに、マヨネーズと、ハムチーズレタスを

はさみ

適当に、配って

食べていると

市電の緑色の線の入った

電車が、駅舎に、入ってくる

今現在は、使われていないらしいが

昔は、新幹線が出来る前に

近くのもう一つ、別の駅があったらしい

しかし、そこは現在使われて居らず

新幹線の下に、その乗り場が存在している

ちょうど、×のように、クロスする形で、それは、道が、通っている

「これは、雪国の電車ですね」

一人の学生が、止まった、電車を見ながら

そんなことを言っている

撮り鉄だろうか

車内に、乗り込むと、しばらくして、電車は、動き出す

多少あった町並みも、すぐに、緑色の田んぼに変わり

左側は、山が、覆っている

みな、それぞれ、トランプでもすればいいのにとも、思うが

ほんの20分程度では、そんなことをする暇もない

乗り過ごしては、事である

今回、メールをいただいた、人が、好意で、場所まで、案内してくれるという

調べていた駅で、降りる際

切符を見せ

外に出ると

まばらに車が止まっており

その中で、青いダンプカーが、近くで工事があるのか停車している

「ああ、どうも 起動大学の皆様ですか

こんにちは、どうも、えんどはるばる

私は、田中と言います

さっ、どうぞどうぞ」

私は

「ああ、あなたですか、田中ひさしさんというのは

今回は、情報を、ありがとうございます

私、青島 猫太郎と申します

よろしくお願いします」

私の挨拶もそこそこに、その姿は、遠く

駐車場の両サイドが、四方向座席ほども高い型の

ダンプカーの所に、小走りのように、一直線に向かう

「せんせい」

生徒の心配そうな声がする

近寄ると

「やけにきれいですね

これは、場所的に言って、米の運搬用でしょうね」

と、誰かが言った

「すいませんね、なにぶん、今、ではからっていまして

倉庫から、これ、持ってきたんですよ、さっささ」

と、簡単に、手早く、荷台を、あける

貨物のような、長方形の空間が、上部を除いて

存在しており

良く晴れた空を見ることが出来る

「これ、犯罪行為なので、ご内密に」

いきなりとんでもないところに来てしまった

そう思ったが

生徒は、荷台に乗せると

私と、田中を、連れ

運転席に向かう

「田中さん、良く、メールを、くださいましたが

何か、変化は、ありましたか」

田中さんは、乗り込むと、ギヤを、操作しながら

ブレーキレバーを、素早く戻す

「ええ、まあ、クレーンで、取り除こうとも、思ったんですが

何か分からないもので、中には、良くないもの

悪い物、何て、言う物もいまして、祟り何じゃないかと、さわったりすると

で、まあ、こういう物は、しっかりと、数字に元づいて、行う人間が、必要と思いまして、メールを、打たせて

させていただきました」

エンジンがかかる

ディーゼルなのか

粘りのある動きだ

「それじゃあ、出発します」

男は、窓を開けると、荷台に、叫んで、車を、エンジンを、吹かし始めた

ゆっくりとした、振動が、油のように、動き始めた


「それで、何だったんです

お偉い学者先生が、三十日もかけて

この世界の技術の最先端が

分からず、傷も付けられなかった

それは、何なんです

三十日で、分からなかったと言うんですか」

灰色のスーツが、こちらを、いやらしい目で見る

私は、ため息を付いて、うなずく

テーブルの長い

その板の上には、大量の資料が積まれ

A4用紙が、崩れかけの廃墟のように、詰み上がる

姿は、高層ビルのようである

男は、ため息混じりに、嫌みに、こちらに聞く

「それで、先生方は、何を、使用して傷つけようとしたんですか

あなたが傷つけられないなら

重機 爆薬 その他 自衛隊でも、難しいことでしょう」

男は、白い紙を見ながら言う

態度が成っていない

私は、一番はじめに始めた、順に、手短に、まとめた

「ハンマーで、削ろうとしましたが、何一つ

それどころか、傷さえ目視できない

仕方なく、様々な、物で、試しましたが

それは、 考えられないほどの何か

それが、強度なのか 硬度なのかは、知りませんが

まるで、水を叩いたように、それに対して、傷を

見つけることは、出来ませんでした」

男は、懐から、茶封筒を出して、中から白い紙を取り出すと

「感触は、鉄のように、思えたと、ここには、かかれていますが

しかし、それは、本当に、そう思ったんですか

いえ、それは、本当に、鉄だと、今現在も、お思いですか」

私は、思い悩んで、一秒ほど、間を空ける

あの後・・

「物理的、打撃が、一切利かない事に、

我々は、驚くと同時に、これが、今現在、地球上で、確認されていない

発見されていない、未発表の何かだと言う

疑念と、それと同時に、これは、何かと

まだ不明な存在に対して

何が起こるか、分からない事を、強く示唆していました

我々は、その足で、すぐに、二三人残して

東京に戻り、出来る限りの薬品

そして、大学に、車を出させて、無理矢理、その日のうちに、出発し

付いたのが、翌朝でした

それからです、すぐに、学会

国、他国に、連絡を入れ

この正体を、つかむために、行動を、最大限開始しました

まさか、宇宙人なんて

そんな、考えが、調べていく課程で、やんわりと、ちらつきましたが

しかし、まさか」

白い紙の横

男が立っている

「つまり、分からないと」

私は、またしても考える

どんな強力な、薬品でも、それは、全く何の反応も示さない

それが何で出来ているのか、それさえも、分からない

ブラックボックス

そんな言葉が、一人で歩きして、現実に存在してしまった

そんな、存在が、あれ

全く、傷を付けることが出来ない

まるで、空気を、殴るような 物だとして

エアロゾルと、いつしか、名付けられた

「しかし、せんせい

あれは、本当に、傷が、付かなかったんですか

そんな、よく分からないもの、実は、傷を、

行為的に、傷つけなかったんじゃないですか

貴重か、もしくは、危険だと」

男は、書類を、本当に見たのだろうか

無理だった

そして、科学者という物が、常に、行き詰まりを

感じているのを、知っているのだろうか

もし、その打開策があれば

それに、人命など、あまり意味がない

そのためなら、突っ込みかねない

私も、そして、周りがどうなろうとも

知るとは、知らなければ分からない

「先生、あれは、どうすればいいんですかね」

男は、テレビを付けると

もうもうと、土煙か

白い霧のような物が、巻き散る中

その中で、何かが動き

空中には、地上から、雷が、打たれるように、線が

空を、走る

「二日前から、突如として現れた

存在

空想上と、考えられていた怪獣が、目の前にいます

それは、非常に大きく

100メートルは、優に越すのではないでしょうか

粉塵を、まき散らし

かなり遠くにいる我々でさえ

のどが、いがいがするような状況です

国が、どう動くのか、日本国民のみ成らず

外国の主要人も固唾を飲んで居る所です」

番組が切り替わる

今度は、政治家だろうか、見覚えがある

木の台の上に、マイクがあり

その前にお辞儀をして、進む

「ただいま、あの存在を、エアノゾール

と、命名しました」

そういって、白い紙に書かれた

横文字を、画面に映し出す

「先生」

男が、こちらを見る

記者の一人が、命名理由は、と、聞くと

そんなことを言っている場合じゃないと言う中

政治家は、汗を拭きながら

「学者先生方および、国民の皆様方の中で、そう呼ばれている場合が、多いための命名となりました

今後、この名称を、継続し使用

及び、一刻も早く、あの存在を、沈静化させるために、目下、行動しております」

別の記者が手を挙げる

「しかし、防衛大臣

その目処は・・・」

スーツの男が、言う

「それで、目処は、立っているんですか」

そんな物は、ないと、報告書に、書いた

故に、私は、お手上げなのだ

情報を、得られない

得られないと言うことから、得ても

それは、確実なる、少なくとも、科学的に、当てはまるものではない

私は、悩む、どうすれば、あれを、破壊し

情報を、採取出来るのか

あの存在は、何なのか

「りーんりんりんりん」

電話が鳴る

黒い受話器を、取ると

部下の一人からだ

「先生、まずいですよ」

何がだ、有害物質か

それとも、核反応か

そんな物は、観測されていなかったが

「粉塵が、限りなく、ゼロに近く粉砕されています

このままでは」

電話の向こうで、咳の声がする

「どうしたんですか」

スーツ姿の男がこちらをみる

「まずいかも知れません」

これ以上に、と男

「もしかしたら、あれは、街を、物理的に破壊するのが、目的ではなく

いえ、目的どうこう、ではなく

あれが、動き回ると

様々な物が、どうやら、粉砕 分解され

粉となり、地中に舞

それが、人体に、入れば、余り、よろしくないかも知れない」

男は、失礼しますと言って、電話を、懐から出す

あれは、打撃ではない単なる

あの粉塵の中で、何が行われているのか

あの中に、工場でもあるのか

そんな、微細な存在に、粉砕するような

そう言えば、あの振動

もしかしたら、あの放射する何かも

地上 地下の物質を、粉砕するために

それでは、何故だ

なぜ、そんな事をする

私は、思いを、巡らせた

何故だ


「それで、先生、一度、東京に、お戻りに、なられるんですか

田中が、そう言って、私と、田圃の中の端

馬入れから、三メートルほど

中程に、突如として、仙人島のように、付きだした

その黒々とした

物体を前に、私に、もう一度、目線を、見る

「大丈夫です、戻ってきますから」

私は、何を求めているのか、今一つ、判断しかねたが

違っていたらしく

「いえ、そうじゃなくて、ね

稲に悪影響でも出たら、事何で、引き出そうかと、考えているんですが

、どうでしょう、引き抜いても、大丈夫そうですか」

私はこの時点になって、男が、田んぼを、私という

他者の言動により、言質を、取り

それを、撤収するだけの意味を、見い出そうとしているという事に、今更、思いだし、気が付いていた

「ああ、それなんですが、もう少し待っていただけますか

何があるか分からないんで」

男は、麦藁の下

「何かあるんですか」

と、私に聞くが、首を傾げる

「有毒物質は、持ってきた物の中で、確認は取れていませんから、無いとは思いますが

ある場合にしても、それなりの、対処が必要かと思いますので、少々、お待ちになってください」

私は、そう言うと、生徒を残して、もう一度、東京に向かう

幸いにして、送って貰った先で、ちょうど、新幹線まで、30分の発車時刻であったが、為に

私は、チケットを、切符売り場で、買うと

そのまま、座席に着く

こんな田舎に、こんな物、山を開けるほどでもないだろうに

そんな、無意味な未来を見ながら、私は、一時的な

眠りに付く

これは、妙なことになってきた

それさえも、また、夢のように、感じるが


駅に着くと、大学の物が、着ており

早速私は、出来うる限り

知りうる限りの人間に、連絡を、開始した

薬品 土木 地質 宇宙 生物 歴史

滅多に、電話する方ではないが

知り合いの知り合いという風に

その、良く分からない物は、私という末端でありながらも

それを通して、徐々に、その存在は、拡張を始め、

大きな、それこそ、国にその存在を、公認させるような、事態だと言うことが、現実的に、認知されていた

しかし、そう、しかしだ

ここまで言うのは、簡単だが、問題は、その後だった

どの土木機械も

壊れ停止し

誰も、その認識に、その物の記憶 知識はなく

そして、推測さえ、出来なかった

ある物は、狂ったのか、話しかけたが

それは、黒い闇に、吸い込まれるばかりであり

独り言に等しかった

実験から、十日が経った頃

どうしても、これな何なのか確かめたく

劇薬と、言うような物を、数種 あれに、垂らす

実験するかどうかの、議論が、行われた

その争点は、二つ

田んぼの中で行うべきかどうか

そして、それをすることで、その何かが、何かが起こるのではないかという事であった

五日程、前に、重機をしようして

田んぼから、抜き出すために、ロープやワイヤーを駆使して許可を取り、作業を開始したが

ワイヤーが、切れるほどに、引っ張っても

それは、恐ろしいことに、動きもしない

重機が、壊れる前に、そのびくともしない

何かに対しての、引き抜きの実験は終了した

その後、様々な器具を、要居て、実験が行われたが

それを削る作業は、ことごとく、失敗し

外部から、内部を、調べるための物は、驚くことに、その内部を、目視

いや、観測できなかった

それは、遮断しているのか

それとも、存在していないのか

どちらにしても、未確認の何かであることは、間違いない

確実なことである

それは、夢や希望なのか、それとも、悪夢の始まりなのか

その両方を、まるで、科学のように内包している

いや、これは、それ以上に、妙なものかも知れない

まだ知らない言語 物質 存在

それは、裏聖書なるものが、存在するような、いかがわしさがあるが

それが存在してしまえば、どうしようもない

ただの、伝説が、実は、真実では、どうしようもない

まるで、私が、小説の中の登場人物か、映画の中の

それに等しい、世界バランスを、崩しかねない

存在

ドラえもんは

この世にはいない

しかし、それが、出来てしまえば

車が出来たことにより

交通事故と物流の流れが出来た

医療の発展により 大規模な感染が、昔よりは、確実の元に、白日にされたが

その一方 ウイルスの変異 及び

作られた進化による途中経過は、まだ、実験の中である

発展とは、進化ではない死なないだけである

進化とは、死ぬことにより、現状を、把握できる

雲のようなことである

何かが起こるからこそ、そこには、雲が目視できる

真の自由とは、自由ではなく

不自由の肯定である

「それで、下に、受け皿を、取り付けて、数滴

垂らすのでは、どうでしょうか」

おおよそ流れは、可決へと向かう

私は、薬学部の連中に、許可を貰いに行く

この田んぼは、国が買い取っており

一応の万端の準備は整っている

「本当に、いいのか、こんな物を、持ってきて」

アタッシュケースを、開きながら、一人の男が、うきうきとしながら

それを見ている

持ってきた物は、四種類

硫酸に、置いては

今回、もっとも、その破壊力が、小さな物だ

しかし、その小手先調べの物を置いてしても、

当然のように、それは、何の反応も示さない

つまりは、無機物である可能性が、ある

試しに、超酸 マジック酸 フルオロ酸を、投与

してみたが、結果は同じだった

これは何か、高価な貴金属か宝石なのか

垂らした、主任が、そんなことを言っている

まだだ、後は、それらを、溶かしてしまうような、物を、投与して、調べねばならない

あれは、何なのか、種類だけでも

知る必要がある

午後、全ての実験が終了して

近所のそば屋に着ていた

場所は確か、富倉とか言っていた気がする

偉くずいぶん山奥だ

そこで、そばと、ささずしと言う

クルミと、卵、紅ショウガとかんぴょう巻きが、薄臭さの上に盛られた酢飯にそれぞれ並べられて

見た目的には、派手である

「それで、あれは、何だと思いますか」

徐々に、人が増えてきている

カメラは、一応、遠ざけてはいるが、コーンが、張られた車道の奥では、人が、何か何かと、押し掛け

反対側の田んぼからは、双眼鏡を、片手にした

撮鳥みたいな連中が、大砲みたいなバーズーカレンズを、こちらに向けている

「しかし、これは、大発見ですが、問題は、そこではありませんよ、これは、間違いなくとは、言い切れませんが、確実に、良く分からないものだ

とても、空中から、落下したとも思えない

で、あれば、地中から、生えたと、考えることも出来るでしょうがでも、

ありゃ、何で出来ているんですか

あれは

引き抜け無い事に、関しては、あの

農家が嘘を言っている可能性も、ありますが

しかし、何にも、反応さえ、示さない

あの物質は、明らかに、そう言う説明の範囲外だ

私は、それに対して、大変な、疑問を、有するわけです

これが、世の中に、良くない事を、巻き起こすのか

それとも、単なる、新しい物が発見されたのか

どちらにしても、その発見の仕方が、歪すぎる

これは、意図的な物が、存在するのかも知れない

発掘 採掘 したわけでもない

明らかな、異質としての存在

誰かが見つけて、放置したようにも感じる」

男は、そう言って、出された、そばを、シャキシャキと飲み込んだ

「しかし、国には、何と、他国で、誰か分かる者が、来るかも知れないが、それに対してだって、まず

説明する段取りや、おもてなししなければ行けない

今日で、十五日

来るのは、二十日頃か

どうする、その前に、何をやるか、書類が、来ているじゃないが

どれを、優先して行う」

誰かが言う

「あれは、本当に、実験して良いものだろうか」

皆が黙っている

店内では、そばのすする音が、する

「良く分からないものと言うことは、何がだめなのかも分からないと言うことだ

あれが、生命体だと言う否定も出来ないだろ」

一人が口を開く

「有毒物質 放射能 その他、人体や周りに危険が及ぶような物が、何一つ検出されていないのだ

何を、危険視するんだ」

先ほどの男が

「じゃあ、君は、あの物体が、何か分かるのか、言ってみたまえ

我々が、分からないと言うことは、

あれが安全かどうかの、分かると思っている範囲での

価値基準でさえ、分かっていないと言うことになるのではないかと思うが、どうだ

あれは、安全なのか」

言い返すように、先ほどの男が箸を置いて、コップを一口飲んで、言う

「我々は、科学を信奉している

そしてそれを信じるが故に、先に進むのだ

そして、それに裏打ちされた

機器が、あれを、危険な、数値として、出していない

つまりは、人体に、とって、安全だと言うことに、他ならない

我々、人間にとって、危険だと思われている

そして、人体に影響を、及ぼす反応に対して、それを測る機器や薬品

すべてに置いて

ここ三日ほど、調べて、そこから、実験に移ったではないか」

男は反論した

「君は、人の話を聞いていないようだな

聞きたまえ

それは、分かる範囲であり

分からない物が、目の前にある以上

分からない物が、未知の災厄が、そこにあるのと、同様の危機管理をするべきだと、私は、切に思うよ

しかし、それより、そばが伸びる前に、食べた方が良いのではないだろうか」

皆、そうは言われてもねーと、これからの事を、

考えながらも、そばを、すするのであった


「分からない」

それは、まるで、目の前に、ブラックホールが、存在するような、存在だった

ワールド ワッツ

良く分からない物

世界を、前にしても、これは、不明りょな、物として

まるで、カードの出し惜しみでなければ

みな、ブタとして、流されることになる

つまりは、打つ手がない

それどころか、この存在

まるで、堅すぎるが故に、製品として、使えないような、これに対して、各国の反応は、様々だ

もしこれが、兵器に、利用できれば、実質的、矛と盾の盾が手には入ったことになる

それを、何とかするには、毒でも その一体に

巻けば、さすがに、密閉するわけにも行かないだろう

し、内部の人間を、殺すことも出来るだろう

しかし、問題は、これが、何か分からない

そのうち分かるかも知れないが

しかし、現時点に置いて、この存在は、ブラックボックス

通称 触れないもの エアロゾールと、陰うちされた

ニックネームのように、言われたが

それは、物体であり飛沫ではなない

もしこれが、そこまで小さく

それが、たくさん存在するとすれば、そうだろうが、そんな物は、確認が、取れていないし

我々から見た視点ではない

時間は、刻一刻と過ぎ去り

結局、各国は、それぞれ、数人の研究員を残して、一端 引き上げた

抜け駆け防止要因だろうが

しかし、向こう百年で、これを、判明

もしくは、破壊する事が出来るのだろうか

破壊に置いての科学は、ある程度、終了している

今現在は、分からない物への探求は、主に、良く分からないものであり

良く分からない物が、こう、っででんと表に出て、そこに存在する例は、暇がないにしても

しかし、こうも、ロマンチックな物ではない

「これは、何ですかねー」

学生が言う

私は、それには答えず、秋晴れになりそうな、空の下

鏃のような巨大な物体が、刺さる、田んぼを、見ていた

それは、そのときだった



四十日を、過ぎた辺り

ー私は、着替えを取りに、東京へと、向かったー

そんな折りに、あれは、起動した

それは、南進を、開始し

飯山を、出発

県道の千曲川沿いの堤防を、破壊しながら進行し

中野を過ぎアップルロードを更に、南進

その進行は、直進し

まるで、国道を、通るように、人が、いる方へ、居る方へと進んでいるようであった


世界の異変は、あれが、他国へと、渡る心配とは、

別に、世界の気温が、減少し始めたことが、原因であった

それと同時に、人は、硝子風邪と言う公害に、悩ませ始めていた

体内に、入った、その微細な無機物は

徐々に体に蓄積して

体の中で、鬱血 化膿 または、肉体を壊死し始めた

そして、さらなる問題は、その母胎から産まれた子供にあった

子供の中には、小さな頃に、破損した物が、そのまま大きくなるにつれ

目のない子

口の歪な子

背骨が曲がる子 一つ欠損している

半身が、成長できず分かれて産まれた子

など、それは、放射能よりもひどい状態として

存在してしまった

それすべては、あの怪獣厄災

エアロゾールの暴れ続ける

際に、噴出し

舞い上がる

微細なカリ長石や建物の粉末が

地上に、留蔓延し

それを、知らず知らずのうちに、体内に

として、肌から、内部へと、浸透させた

更に、それは、上空に、停滞すると

それは、地上に、落ちることなく、蔓延を、続け

太陽光を、遮り

寒冷化を、促進した

人間が、使用した、兵器は、ことごとく、無意味に終わった

最後 ロシアによる

最後の水爆核弾頭が、投下されたが

それは、日本の中心を、破壊したのみで、後は、

放射能が、いくら、押さえられてたとは言っても

風により、世界に、放出されただけである

そのころになり、ようやく、確認できる生物以外の知的存在を、意識し始めたが、しかし

その正体や、目的を、認識することが出来ない

中には、過去地球が、大絶滅した、のは

この存在のエアロゾールのせいだったのではないかという

意見もあったが

では、それが終わるのは、いつなのかと聞かれたとき

人類に、為す術は、余り残されていないように思われた

その最悪は、まさに、天災と言うに、災害と言うに、ふさわしく

我々人間が、太刀打ちする術は、存在していなかった

ただ、その世界で、唯一、生存し

その存在を、変化していない生物が居た

それは、小動物でも、もちろん人間でも、植物でもない

それは、微生物と言う、エアロゾルの粉末でさえ

その肉体に、大きすぎるが為に、進入しない

実に、小さな生物であった

我々は死ぬだろう

しかし、また次の世界で、ミジンコよりも小さき物が、進化するその日まで、地球の地上は、しばらく、闊歩する物はいないと思われる



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