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774 Ⅱ

私の記憶は、実に、最悪である

何故なら、私は、愛玩用に、作られたと言っても良い

その人権は、非情であり

徐々にできあがった、存在の中でも

私は、まだ、ロボットと

さして変わらない扱いを、いや人権を、受けている

今の世界では、そんな物は、作られては、いないだろうが

その時代では、隠れれば、いくらでも、製造できたし

元が取れる程度に、人間は、製造できた

人間を、使うより、簡単に、人間は、安く製造できる

それは、内蔵用 作業用 実験用 そして、性玩や

それに類する物も良い

中には、家族として考える物もあるが

それは、希な、願望だろうが、どうでも良い

興味のないことである

知らなければ、存在しない

それは、契約書の悪魔が見たら

ほおってはおけない

ルールに、見えるだろうか

私が、逃げ出すまでには、取れなりの時間が存在した

私の考えを、構成するのは、痛みであり

そして、よくまあ、その概念が、この宇宙船に、持ち込まれず

私は、言語として、表現として、それを、この中で

行わないことに、感謝するしかない

それは、驚嘆に値する

愛とは、裏切りであり

言語とは、痛みだった

快楽など、涙と体液と血液に、流れていった

そんな物など、つなぎにも

いや、存在などしない

私の初めての記憶は

私とおなじように、作られる

肉の子供達であった

それは、本来では、あり得ない行程で、人体が、作られる

それは、不可逆的、上っ面だけの製造

しかし、できあがってしまえば、それを、人間と見分けることは出来ない

頭蓋骨に、特殊なインクが、プリント、されていると言うが

それは、詐欺師が、偽物と、本物を、見分けるための

わざと、本物と違う箇所を、作るのと、良く似ているし

そのための仕業だろう

しかし、それ以外には、人間だ

作られる行程が、違うと言うだけで

私たちの脳内に、プリンとされる

記憶は、薄っぺらい

コピーされたCDや、フロッピーのような記憶

それも、断片的で、

人間が、本来得るような、過程ではなく

それが、認識できれば、そう認識できる

それは、人間が、本物の人間が、奥の中にあるのと

あまり、いや、変わらない

最初から、取り出すように、そう、穴抜けに

加工された、本来のそれで、インストールされ焼かれる

それにより、愛のない人間が、発祥する

自滅行動を、抑制し

抗体を、打たれる家畜のように、死ににくくなるのだ

ある程度の、安定に、入れば、後は、好きに、インプットするか、それとも、自分の手で、1から

卵から割れた雛を、育てることが出来る

腕をもがれようと

それに対する、知識がなければ、そっれは至って、普通の事になる

私の場合、じわりじわりと、膨らんだ胸を、裂かれ

子宮を摘出された

その際に、私は、私を、持ちだそうとした医者から、逃げて、浮浪児と、成った分けだが

その頃は、まだ、完成とは程遠い

孵化する前の卵のような、閉じた限られた世界だった

今考えれば、国が、つぶれなければ、私は、また、殺されるような、いっや、実際に、殺されていたかも知れない

そう言う意味に置いて

私にとっての神は、今のシステムを作った

コンピューターなのかも知れない

それは、実験だったのだろう

今現時点に置いて、私の存在は、実験以外

変わりもしないが


それは、コンクリートに囲まれた部屋だった

他には、高い天井に、取り付けられた

檻に入れられた明かりが、埋め込まれている以外

この場所には、ベッドしかない

水道や、トイレはあるが

使える時間が、決められており

それ以外に、それを、使用することは、かなわない

私は、一日中、自分の血を見ていた

いや、それは、正しくは、それ自体も、あったが

実際には、脈であろう

たらたらと、垂らされる水滴が、灰色の床に、広がる

毛細血管のような、物ではなく

大まかには、布団に、転がり、押さえた、手の中に、脈打つ、水が、流れるような、逃げるような

暴発したような、音は

逃げ場を無くし

また、指の間から、流れている

それが、この場所で、唯一、時間を知る術であり

それ以外は、あの人間が、ここに来る時だが

それも、あまり、正確性はない

私と違い

太った、その男の、腹や、太股は、太く

脂肪が、詰まり

死が近づいてきている足音のようにも見える

暗い室内に、開けられた扉

奴は、その何重にも、閉じられた

空間を、開け

この部屋に、現れる

実に、暇な話だ

他に情報は、無く

過去に与えられた

すり切れたような、記憶だけが、空回りし

この状況に対しての、意味を、薄れさえ、見いだしてもいた

男の黄色い歯が

唇から見える

「や・ぁこんにちは、お嬢さん」

男の拳が、私のお腹に当たった

暗い世界が、反転し、視界が点滅する

空っぽの腹からは、何も出ず

ただ、唾液が、緩やかに、口の中に広がり

唇を伝い歯の間から、床に、落ちる

「・・・」

男は、虫のような、目で、私を見ている

まるで、部屋で、時たま、何処からか、現れる、その

動かない瞳に、よくよく似ていた

それは、まるで、私と、良く似ていた

何も、考えられないのだろう

男の手が、私の、肩を触る

私は、逃げようにも、力がない

その手は、私の肩から、徐々に、首を落ち

腋から胸を、掴む

痛い」

そんな、言葉など、教わっていない

しかし、そんな言葉が、脳内に、充満する

イタイ

指のエナメル質の

やけに尖った爪が、皮膚に、刺さるのが分かる

ぬるい体液だと思った

皮膚から、タンパク質に、それが、さらに刺さり

それを壊す感覚と

熱く焼けるような、痛みが、広がる

うめくような、視界の中

私は、男の口が、つり上がり

笑みを、笑顔を、浮かべているのをみる

この人間は、こんな事でしか、感情を、出せないのか

痛みは、痛覚は、広がりから、点へと変わり

それは、もぎ取るように、潰すように

何かが、剥がされるように、そこには、あった

私は、さして、成長していない

動きのない、時間だけが、この場所で過ぎていく

止まったような、時間の中で

それは、徐々に、動きを止め

針で刺すような、行動へと、変化していく

黒い液体が、白い油の中

ようやく、私の中で、動き出した変化を、床に、落とした

皮膚が、男の手から、剥がれ

脂肪の白味が、血で、汚れながら

赤に、同化した

男が、言う

「良いだろ」

それは、どういう意味だろうか

この男に、感染症のリスクを考える意味はあるのか

別の方の手が

シャツの合いだから

もう片方の乳に、爪が入り込んだ

あつい

この後は、それをは、逆に、いつも、肌が、寒くなる

つまり、エネルギーが、足りないのだ

暗い部屋

毛布もないベッドは、血で汚れ

堅くなっている

これなら、床の方が、まだ綺麗だが

昔の排泄物の色やにおいが、小さい頃の痕となり残っている

布団と、上の電球だけが、唯一

冷たさを、感じないものだろう

血の上でさえ

床よりは、寒さはない

ジリジリとジンジンと痛む胸を、上に、私は、捨てられた脂肪の横

ベッドに仰向けに、目を閉じた

皮膚に触れるTシャツは痛い

胸だった物の横に血に濡れて、置かれている

痛い  全てが

一部から、派生した痛みは、感覚を、逃し

体中に、回っている

たい

痛い

明かりの消えたな

痛みだけが、鼓動を消し

胸から、緩やかに、漏れ出して、濡らしている


麻酔薬の中

私の意識は、揺れるように、始めてみるような、灰色の空間以外を、認識するに、至っていた

他にみる物に、私は、名前も知らずに、その使い方は、存在は、理由を、考えたが

私の意識は、緩やかに、消えて、寝てしまう

もったいない

それが、私が最後に見る

感覚かも知れないと言うのに

もし、そうだとすれば、私が最後に、思い浮かべるのは

あの部屋のコンクリートにしようか

わずかな、目の光の中

今まで見たこともない

もう一人の人間のガラスの奥の目が見える

私は、壊れるのだろうか

死ぬのだろうか

それに、私は、意味を、見いだすことはない

ただ、痛み以外であれば、特に、何かを、考えることはない

痛みであれば、それは、種類が違うだけであり

私は、その意味を、考える羽目になる

意味

そんな物は、存在しうるのだろうか

私が、胸を、取られたあと

あの男が、部屋に来ることもなく

時間は、過ぎ去った

食べ物だけが、扉の前に置かれ

私は、小さな容器に、用を、足すと

扉に、置いた

繰り返される時間に、変化はなくなった

ただ、鼓動や脈だけが、弱々しく、それでも、時間の経過を、伝えている

それは、半年ほど

変化のない世の中で、扉が開いた

そこには、白い服を着た長身の

いつもの

あの男ではない

何かが、立っていた

それは、あれに、良く似ていたが

皮膚や骨格

なおかつ、丸くはなくへこんでいた

男は、ゆっくりと、私に近づき

腕に、細い物を指した

中の液体が、瞬時に、皮膚の中に

体内に消えた

徐々に、心音が乱れ

視界がゆがむ

その変化は、私に、終わりを、予感させた

しかし、視界が、ゆがむ中

私は、初めて、部屋を、出た

驚きと恐怖の中

私の意識は、あらがい難く

肩の上で、意識を落とした

爪を剥がれたり

皮膚に剣山を刺されたり

繰り返される痛みの種類が、変化した

いや、私が、変えたと言っても良いのかも知れない

白い手術室の中で

私は、自分でも驚いたが

いや、これは、私が考えた

いや、教えられた教えなのかも知れない

私の手は、血塗れに、落ちる股の間から

の血液を、引きずりながら

その手に持った、鈍器を、男の頭に、振り下ろしていた

加減を、間違えたのかも知れない

場所を、はき違えたかも知れない

これだったら、自分とおなじように、

いや、壊れない加減は知っている

でも

私は、メスを、男の、皮膚に、当てた方が良かったかも知れない

針で、毛根を、さして、毛を、堀抜いても良かったかも知れない

でも、私は、逃げるという行動を、起こすのに、どの程度の

挨拶が、必要か

いや、行動が、要るのか、分からなかったのだ

私にとっては、当然でも、この男は、私とは、体が、違ったのか

それとも、この挨拶は、間違っていたのかも知れない

どちらにしても、仕付を、失敗した私は、その部屋を出た

そこは、ゴミに

いや、物にあふれ

頭痛が、私を、取り巻き

その道路には、転々と、子宮から漏れる血液が

地面に、跡を付けていたことだろうか

痛みよりも、新しい自分の友達を、見つけたこと

そして、それを、捨ててまで、行動していることに

驚きを隠せない

あれは、私は、嫌いだったのだろうか

私と同じような、立場だと思ったが

あれは、違ったのかも知れない

私の渦巻く思考回路

頭脳の頭痛を、感じながら

夜の電球を、何万と増やしたような、状況に

私は、裸足のまま、足を、進めていた


もしも、私が、外に出た時点で、機械による

粛正が、済んでいなければ

私は、体に埋め込まれていた

探知機に、引っかかり、直ぐに見つかっていただろう

もし私が、あの医者崩れに、監禁されていれば

もしかしたら、ホルマリンか、別の行動にされていただろうか

世界は、多様性を、縮小され

善意で、統一された

それは、半分が、機械が、覆い

その半分を、人間が、作る

しかし、その時点では、私という存在を、有する

多様性は、まだ、居場所を、定められておらず

おおよその整備は、まだ、二百年あまり、またなければならない

しかし、それでも、世の中の認識が、殆ど、終わっているのと同じで、

その準備は、計画は、出来ていることが、大半だ

しかし、規律やルールの中で

それを、やるかどうか

その方が、余程重要視されている

故に、知識の中でさえ

行動は、緩やかである

やれても やれない

分からなければ やらない

分かることだけを、純粋に、突き止めようとしたとき

それは、曖昧な物に、立ちはだかれ

それは、未だに、意味を、二断する

科学が、一人歩きする時代は、終演を、向かいつつあったが

しかし、それでも、過去の亡霊のように

人為的かどうかは、社会の情勢は

発展とは、無関係に、先頭でもなければ、

その歩みは、遅い

まるで、似たもの同士のように

感情だけは同じであるが

手綱を握れない物は、負債も同じくらいに、大きい

いや、それは、倍々式に、余計大きくなることが多い

マッチポンプよりも達が悪い

好きだからと、やって良いことは

致死率百パーのウイルスであればいいが

それが、大変か感染を持ったら

話は違う

貧血と破傷風のような、症状

膿、めまい

私は、そんな中で、ゴミ箱の横

一人のスーツを着た

話しかけたこともない種類の人類に

話しかけられて、私は頷いた

「君は、人造人間だね

どうだい、人類の為に、なってみないかい

怪我と、食事の用意は、保証するよ」

住むところ

私は、契約書を、その場で、その後も

何度も見せられて

サインした

奇特なことに

男は、文字と言葉を、教え

そして、理解させた上で、サインさせた

それは、先住民に対する侵略者ではない

私の今の状況を考えれば

実験であろうとも、この状況よりは、幾分も良さそうであると、教えられて、始めて気が付くのである

存在しない物を

存在すると言われれば

存在する

それが、正しいかどうかは、別にして

科学とは、そう言うものである

そこには、意志はない事実が物品があるだけである

それを使える人間は、いるのだろうか

  科学とは九十九神や、祟り神のように

それを恐れ敬うしかない 人の本当の解放とは何なのだろうか 何時来るというのだろうか

そんなことを、言っている記事を、ぼんやりと、昔みた記憶が、薄ぼんやりとある している


地球との通信が、途切れ

仕方なく

私達は、初めて、百年ではなく

十年で、再解凍するようにして、設定後

眠りに付いた

しかし、機械が、故障しているのか

全く通信がない

我々は、困惑した

まさか、地球が、死滅したか

それとも、この機械が、壊れたか、はたまた

地球の会社の方が、この実験を、隠蔽

もしくは、会社自体が、つぶれたなんて事は、無いのだろうか

いくら、試しても、つながらない

元々、死んだような、人間だ

ここに居た方が良いと

そう思って、居るのだ

我々は、仕方なく、ダイヤルを、千年に

してみて、行動に、移すことに、してみた

千年でも大丈夫なのだ

その倍でも、いや、理論上、この宇宙船は、壊れようがない

何か、とんでも無いことが起きない限り

いきなり、空間が、予測できずゆがんだり

全く、予想だにしていない、人類が、観測したことのない物理や、法則や、事象が、何かが

なければ、予想できれば、その大抵を、回避できる

我々は、いつものように、食事を取る

最後の晩餐だ

と、ジャックが、言うが、笑えない事この上ない

最後なのかどうかも、分からない

しかし、私たちは、結局は、死ぬまで生きるしかないのである

それは、地球の

もし

それが滅んでいれば、同じ事が

我々と、地球に、大差はない

認識的に、同じだろう時間は

誰かが、このまま、起きることなく

宇宙で、飛び出して、死のうと言う物がある

ジョージだ

私は、ジョージ ジョーシーの考えを否定し

それならば、ずっと冷凍したままの設定で、眠ることを、提案する

どちらにしても、我々の考えは、千年後に、持ち越しである

お休み、地球

もう誰も居なければ、我々は、本当に、人間と同じ

いや、普通の時間を、過ごすことになるだろう

成らない案も存在はするが

おやすみなさい」



目を覚ましても、地球の通信に、変化はない

千年だからと言って

体のだるさが、さらにひどいと言うこともなく

相変わらず、だるい

皆、死ぬことなく

起きている

「どうする」

私は、言うが、誰かが何かを言うこともない

地球が滅んでも

私の寿命がつきるまで

読んでも余るほどの、分量の小説が、文字が

データーとして、残っている

それだけで、私は、もう何もなく

それで、良いのであるが

十分であるが

しかし、それはいつでも出来る

問題は、地球は、どうなったかだ

二千年の旅路から

地球をみたが

海が、赤茶けた

灰色の星になっているわけでもなく

見た目には、良く画像で、出てくる

星の図であり

その形状は、私が知っているものと

大差はない

地図と比べたら

大陸同士が離れたり、僅かにくっついたり動いたりしているかもしれないが

それが、人間の通信が届かない理由とは、考えにくい

なぜだ、何故なんだ

私は、円周する宇宙機の中で

その青と白と緑と土色の球体を、眺める

「ねえ、何も、応答はないの」

老人は、首を振る

この中では、一番そう言うことが、好きである

「まったく、どうしたというのだ

強力な感染症でも、起きたというのか」

大きな、ブラックのからだが

窓を、押しのけて、その青い星を見る

私は、首を、「さぁあぁ・・。」と、傾げるしかない

「前方に、宇宙船だ

どうする、感染の危険性があるが

行ってみるか」

宇宙船には、宇宙船同士、ドッキングするシステムが搭載されている

見たところ、私たちの型よりは、新しそうだが

そのシステムは、老人曰く

生きているらしく

同じ物が採用し続けられているらしい

「良いんじゃない

私だけ、コールドスリープしている」

と、冗談を言ったが、冗談と聞こえなかったらしく

しばらく、説得した後に

応答を、聞くが

反応は、無いらしい

しかし、ドッキング自体は、出来るという

それに対して、情報を、伝達して、いよいよ、作業が始まった

初めて聞いたが

外側で、外壁の一部が、切断される音が聞こえる

「まさか、外部とドッキング出来る機能が

一応搭載されていたとは

知らなかった」

老人は、そう言う

マニュアルを、悪用するとも限らないため

外部に接続できるなど

知らされていなかったのだ

それが、あの宇宙船から、発信された

自動メールで、初めて、出来ることを、知ったのだ

「どうする、いきなり、血を吹き出すかもしれない」

そんな、たわいもない会話も、振動が、停止して

機械音が、何かをつないだ、音と共に止まる

ブザーが鳴り

上の見たこともないライトが、金属の中で光る

「誰からいく」

私は、手を挙げようとしたが

黒人に邪魔をされる

たかが、日年足らずでは、この宇宙船の全貌を知り尽くすのは難しい

そう言う契約でもあるから仕方もないかも知れないが

ドアが初めて開くことに

違和感を感じる

まるで、胃の中に、新たに、外部に繋がる

道が出来たような、不思議な気分である

向こう側には、銀色の扉があり

その手前に、ボタンがあり

それを、おそるおそるゆっくりと

押すと

暗闇の中

向こうに、扉の縦の間から

光が漏れる

「ぎぃーぎぃー」

口から奇妙な、感情が漏れ出す

何だろうか

奇っ怪そうに、老人が、見ている

中に、一歩黒人が踏み入れる

さすがに私たちとは違い

何か、ホテルを感じさせる作りは流石である

彼が、入って、動き回るが

突然、よくわからない物が、飛びかかってくることはなく

少し薄暗い

高級感というのだろうか

そんな船内に、私は、後に続き

私は、残るというジョーシィー

を、残し、後に続く

そのまま、標識に、記されたように、私は、彼を連れて

とりあえず、船長室というか、操作室に向かう

人間が、それを、動かすことは、余りない

やろうと思っても、やれてしまうだろうが

一般人なら、無理であろう

「すいません」

私が、そう言いながら歩くと

隣の巨体は、人に会うのが、怖いのか

歯が口の中で、ガチガチと鳴っていた

「居ないのだろうか」

ドアは、自動で開き

パノラマのように、遮る物がない

操縦室が、出た

部屋には、いすが

そして、見せかけのパネルメーターや、明かりが、点滅している

生きてはいるようだが

人間が居ない

「どうしたのだろう」

私がつぶやくと

「なあ」と後ろで声がして

振り返ると

機械の壁の四角い隅に

四人の人間が、寄り添うように、手をつないで、死んでいる

骨が見えるが

昆虫が居ないせいか

細菌がないのか

それは、ミイラ化して、腐敗がない

宇宙人が、人間を、食べるとして

その際に、細菌の存在を、理解していないなど

人間が対する科学力のような甘い認識に思えて鳴らない

果たしてそんなことが果たしてあるだろうか

それこそ、偵察の可能性や操っていた可能性がある

どちらにしてもエープーリールーフール

服の下

床に、何か、手紙のような物が置かれている

遺書だろうか

であれば、何か、合ったのだろうか

宇宙船には、別段おかしな所は、分からないが

見えないだけかも知れない

封筒を、開く

「人類が、生殖が不可能となって久しい

我々人類は、皆均一化し

ある意味、不老不死となった

しかし、それを、生物としての人間は

退化と捉え

変化を不要とした

単純な生物として

生殖活動が

変化が、不要として、排除してしまったのだ

変わりなき生物

我々の脳は、退化し

古き考えは、単細胞へと近づき

日に日に、人間は猿へ爬虫類へ

そして、魚類へ微生物へと戻り

何れ冬眠から目を覚ますような

永い眠りからでも、生きられるような

単純な生物となる

我々は、目を覚ますだろう

深い眠りから

それまで、お休み

変わりなき日常

それまでまとう

変化が必要な

変化無き世界で

それまで、おやすみ人類」



私は、内部に違和感を感じた

果て、何だろうか





「F51が、消失

超加速によるリミッターが、外れた模様

内部の新造体生生セイイキ不明

このままでは、確認不明の確率があります

内部で、手動による操作を確認

緊急事態発生

予定外の事例により捕捉失敗

太陽磁場の予想外の拡散が、電磁波を、弱めた模様

連絡継続的失敗

予期せぬ事例が重なった模様

・地点を、突破した模様

F2を、使用しなければ成らない可能性大」

「人体では、到底耐え得ない

故の新造体も、予期せぬ自体で・・

誰だ、手動で、移動できるようにした者は

隠して置いたはずだ

これでは、次に捕捉できる

通信日時が、分からないではないか

まずいな、実験は、失敗だ

存在が、我々の手には、届かない場所へと行ってしまった 書き換えたプログラムも意味を、緊急時には

成さなくなったか

所詮 意志を、操作しようなどと言う物自体が

無理だったんだ

誰だ、何も、予定外が起きないと言った奴は

電波局に、訴えてやらなければ・・・

しかし、果たして、何処まで、行動したのか

奴らに、冷たい眠りなど無い

ただ、高速で、あり得ない程早く 予測外で

動いているだけだ

しかし、それは、人間が、観測できる範囲外の出来事

それを、奴らが認識してしまえば

我々に、その世界を、確認する感情はない

最早、世界が、変化している可能性がある

が、それを、観測する術は我々には無い」

暗い室内

同じ事柄を、観測する人間だけが、繰り返し

同じ事を、しているにも関わらず変化していた。

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