ナナナナ4
世闇を切り裂く
ゴリャギンゾーラの鳴き声は、
三千世界を、振るわし
和室の障子という障子を、振動させた
誰も目を覚まさないのは、恐怖のためか
それとも、その音で、心臓が、止められたせいなのか
其れは、起き出してくる者が、居ないが、故に
分からない
私は、死んでいるのだろうか
生きているのだろうか
其れさえも、ゴリャギンゾーラの鳴き声のせいで
分からずじまいのままである。
永い眠りから覚めた私は、機械に埋もれた
右腕を出し
空気の悪いカプセルから
何とかは出すように、腕で、透明のふたを、押し上げた
辺りは、銀色のパイプが、長い蛇のように、通路を囲み
まるで、春先の蛇の川のように、道の奥まで、続いている
外途中で、壁に切断されては、居るが
その先も、扉は閉まっているが
その鉄製のパイプは、遮断されることなく
内部の存在を、奥へと、送っていることだろう
この星の住人の年齢は、非常に高い
もし、生きた年齢で言えば、其れは、さして、地球の冷凍睡眠を、使用している人間との平均寿命と、さして代わりはないだろうが
しかし、この機械の中で過ごしている人間は、平均して、千年を、越えていることもザラである
私は、今年で千年を、越えている
もしこれが、昔話であれば、私は、魔女か化け物の可能性があるが
実際は、機械による生命活動の停止でしかない
なにか、マジックが使えるわけもなく
そして、なおかつ、二度と地球には、戻れない
其れは、免疫が、変わりすぎて、とても、ワクチンを、撃った程度では、仕方が無く
大抵が、数時間で、吐血して、皮膚から、血をにじませるようにして、死んでしまう、それ故に、渡航は
許可されて居らず
こうして、箱の中に、閉じこめられているわけだ
つまり、地球にいきたい人間の
心は一つ
ただの自殺願望か、帰還本能が、一人歩きしてしまったような場合だろう
私の脳は、まだ現実を認識しているが
しかし、年を取った人間は、時として、記憶が、混濁し
しかしながら、操作だけは、覚えており
宇宙船で、地球へと、帰った事例があるが
しかし、今の時代、その全てに、頑強な、セキュリティーが引かれ
人間が、一人
どうこう、出来るような、物ではなくなってしまった
それは、核爆弾を、良く分からない人間が、押せないのと同じで
れっきとした、審査の上で、許可されるのだ
私は、こんな、不毛の大地の上で
何をしているのかと言えば、其れは、実に単純な話であり
実験だ
それも、私が、実験をしているわけではない
私が、実験をされている
其れは、長期スリープしたときの
人間の変化の観察であり
地球上ではなく
どうして、宇宙でやっているのかと言えば、
それは、ひとえに、長期的探索の場合
地球と違い
単純な物を、単純に考えれば
それを、距離だけで、示したとき
人間が、その場所に、行くには、あまりにも遠く
平気で、百年なんて言うことは
ザラであり
なおかつ、食費等を、浮かす為には、その方も効率がいいのである
昔であれば、細胞と、コンピューターに、脳内情報を
書き込む提案もされたが
細胞を、一から作り上げるよりも
コスト面で、冷凍させた方が、効率が良く
さらには、記憶媒体を、機械に、記憶させるくらいであれば
機械を、そのまま、探索に送った方がいいのである
故に、この探索は、人間が、行く
と言うこと自体が、主体であり、そこでの行動は、特に意味を、成していない
この仕事に選ばれた物は、どれも、然したる権威も
なければ、地位や金 学力もない物が、おおよそ選ばれた
しかし、度の途中で、良く分からない事を
起こされても、問題というわけで
品行方正または、精神力の強い物が、選ばれた
つまりは、活きの良いモルモットとして
学位あるものではなく
使い捨ての潰しとして、私は、志願した
私としても、三食食べれるという状況ではないが
しかし、苦しい思いをするよりは
ここで、こうして、生きて居る方が
地球にいるよりは、幾分もましである
この計画では、二千年を目処に、地球に、帰還することになっていたが
地球との免疫問題は
如何せんともしがたく
ここ二百年で、改善が、見られない
もしかすると、実験を、継続するために、わざとそういうことを、言っているのかも知れないが
しかし、その確証を、私が、する事はない
19歳で、旅立ち
今、生きている細胞活動時間は、丁度五年で20歳くらいだろう
一度起きあがれば
活動時間は一ヶ月
その後百年眠るのだから
かなり、長い睡眠だ
しかし、脳内活動は、行われて居らず
私の感覚では、すごく長い睡眠を、疲れるくらいに
したという程度であり
感覚的には、昨日の今日である
その後は、徐々に、リハビリを初め
大丈夫だと、考えれば、採血され
運動を、させられたりする
その後、普通の食事が、初めの頃のように、離乳食に、なり、やがて、絶食を、二日程度したのちに
また、睡眠を、する事になる
我々が、向かっている先は、ダバメ銀河と、言われる
もしかしたら、生命体が居るのではないかと
噂されていたようだが
しかし、今現在、その確認は、されて居らず
どうせ、デマだったんだろうと、そのほかの情報と、同様に、信憑性が無くなってしまう一つに、揚げられているし
第一、私たちが、その銀河に行ったからと言っても、
その生命が、噂された星に、降りるような、計画がない故に、ただの通り過ぎた人程度の認識でしかない
宇宙移住計画のもっとも、重要な課題の一つとして
其れは、金持ちや夢の道楽ではなく
一つに、地球が、人類にとって、生存できない環境へと、変化したときに、人類を、逃がすという、計画がある
過去幾度も、地球の表面上の生物は、絶滅
及び、それに近い、時代を、経験し
その全てが、隕石に、依るものであった
今現在、宇宙に、発射する
レイザー及び
宇宙から、発射する核弾頭が、存在しているが
其れが、失敗したときの保険として、
我々が、行われているような
移住計画が、存在している
そういう意味を、込めて
そのミニマムな、環境として、一応の
設備は、存在している
たとえば、排泄物を、固形化して
昆虫を育て
其れを、食べるシステムとか
このシステムで、もっとも問題点は、寄生虫の駆除であったことは、過去の問題として、何とか解決し
一応、この舟にも、そのシステムと
そして、昆虫の卵は、存在する
しかし、我々は、そのシステムを、動かすことはあっても
昆虫を、食べる物は、今のところ、存在していないはずだ
会話をしても、それに対して、していると、聞いた話がない
たいていの場合、其れは、宇宙に、廃棄している
共食いの場合
問題が、発声する場合が、ほ乳類の場合多く見受けられ
昆虫だけが、例外とは、されていない
そして、なおかつ、我々が、昆虫を、食べない理由の一つとして
このシステムの開発が、丁度、この舟ができあがった時期と
重なり
その安全性を、疑問視している部位がある
百年も、それに対して、試行錯誤を繰り返していたのだ
其れが、出来立てほかほかのものを、乗せられたからと言って、信用は、難しい
幸いにして、これは、テストには、含まれていないのが、救いであろう
私の他のクルーも大体が、同じような、理由で、選ばれた物が多い
唯一
地球で、私たちを、管理する名目で、存在する
人員が、一人居るが、其れが、映像だという保証はない
精神安定のため
必ず、一人くらいは、同じ人間が、地球にいることにより
疎外感を、なくすことが、目的であり
クルーが、起きる時期に合わせて、地球で、解凍
される、人間だ
もう、おばさんであるが、そのせいか、全く顔が変わらない
いや、実質、私としては、毎日会っているようなものだ
変わりを見つける方が、難しいと言うものだろう
人員は、宇宙船に、全部で、三人
五十代が、一人
三十代が、一人
そして、私が、一人
其れが、この宇宙船の全てである
ただでさえ、古くさく、そして、小さな
この宇宙船は、
自己再生能力を、有している
ある一定の期間で、磨耗したと思われる物が
空気中で、別の物を、取り込む
そうすることで、外見は、さして変わりはないが
しかし、それ自体が、変化をしている証拠となる
つまり、劣化がないのだ
しかし、其れは、生物のように、巨大化することなく
常に、同じ形を、維持するように、プログラミング
されている
これを、神の創作
と、言われ
食べ物
服
家
様々な物に、応用された
何かから、何かを、作る
自己修復は、主に、宇宙船や、家
に多く
食べ物は、作ることにだけ、主眼が置かれていることが多い
物を、構成する、材料 設計図が、分かれば
後は、其れを、構成すればいい
なおかつ、それに、酷似していれば、
その品質を、著しく変えても、人間が、其れを認識することができない
故に、人間が、摂取しても、大丈夫な、ラインを、決め
実験を、繰り返し
製品は、製造されている
水は、空気中から、製造できるし
食べ物も無機物から、有機物を、作ることだって出来る
しかし、新たな、生物の生成だけは
今現在の千年経った現代でさえ
昔と変わらず
行われては、居ないらしい
ただ、人間に、再生機能を、搭載したり
器官の復元を、したりする辺り
何とも言えない
人は、若い内に、DNAを、採取し
其れを、保管することが、義務づけられ
遺伝子を、国に握られたことになる
それは、何か事故があった場合
其れを元に、体の一部が、復元されることがあるためだ
国は、寿命を、延ばすために、行動するのを止め
健全である必要性を、考え始めた
つまり、病気に、成らず、最後を、迎える必要性
と言うことだ
そうすることにより、医療費を押さえられ
なおかつ、国民からの不満が、取り除かれる
人は、遺伝から、病気に結びつく物を
切り取られ
健康という存在として、存在している
逆に言えば、それは、優秀遺伝子世界とも、とれるし
妙な、噂では、病気にならないのではなく
病弱な物は、殺しているのではないかとするような
比喩さえある
が、こんな、おんぼろ宇宙船に置いて
そんな、高機能な、システムはない
私が、如何に劣等
であったとしても、それを、優秀に、作り替える
機能は、備わっては居ない
せいぜい、大まかな医療行為は、行っていても
細胞レベルの変化を、いじる物は、無いだろう
冷凍睡眠に、関して言えば
其れは、アイスクリームのようなものだ
凍らせた物に、賞味期限がない
それを、生物が、起きられるように、調整したものと
説明されている
細胞が、単純な生物であればあるほど
それが、種のように、過酷な状況下で、復活する例は
暇がない
それを、人間用に、調整して、行っている
熱帯で生える高山植物のように
雪国で見るバナナのように
人が、生物が、培ってきた、存在は、
何かを、入れ替えることで
意図も簡単に、存在が、変化する
この施設の食べ物は、三種類ある
虫 空気中で、採取された分子 私たちと同じように、
冷凍保存された食物
と言うことになる
最後に関しては、出来るだけ、外から得られるであろう
物を、排除し
後から、其れを、注入する事で、完成する
サプリメントのような、存在だが
上の三つの中では、一番おいしい
二番目に関しては、細長いクッキーのような、物が、主に出る
何を食べれるかは、その場所によるが
このおんぼろでは、レシピの幅は、狭い
最低限、人間が必要な物しか作られず
そこに、おいしさは、不要であり
あくまでも、食べれる程度を、主眼に置いた
味覚である
それでも、私の生活に比べれば、生ゴミを、食べるか
コンビニや、ファミレスのゴミ箱を、漁るかくらいの
違いがある
宇宙船の見た目は、丸を、引き延ばしたような形状で
オウトツは、無く
つなぎ目でさえ、極力存在していない
出入り口に関しても
出ることが、想定されていないため
内側から、あけることは、無い
それ故に、外部から、発射時に
入り口を、再生素材で、ふさがれており
この宇宙船の見取り図が、まだ地球に残っていれば、
再度そこを、切り開くことになるのでは無かろうかと思うが
私たちが、地球に戻ることはない
なぜなら、先ほども言ったとおり
先住民を、殺すのは、移住者と言うよりも
小さな細菌やウイルスのように
戦争で、もっとも大きな被害をもたらすのは
大抵が、それであったように
先住民であった我々が、戻る場所は、
いや、もはや、戻れる場所ではなくなってしまったのだ
幸いにして、この場所には、ストレス軽減のための
娯楽システムが、満載だ
本 ゲーム 映画 等々
全てが、現実のように、存在しているように見える
本も、其れは、ただの紙の本のように見えるが
しかし、全てが、機械仕掛けであり
ほとんど、いや、紙と、見分けが付かないにも関わらず
常に、最新の本が、追加され
殆どの読書家は、これに、移行しているらしい
私の時代であっても
わざわざ、物量を、要する
紙を、二倍の金を出しても、購入している物も居たが
しかし、それも、ついには、少数派に、成ってしまったようだ
こうなってしまえば、これは、たばこに類する趣向品に、近い
パイプ 葉巻
のような、別の物を、有するようなもの
盆栽のような鉢物が有する
必要以上の存在
ただの草ではなく
それを、鉢の中に、存在させる意志
水槽でも、同じことが、言えるのかも知れないが
それを、別の物と、認識出来なくなったとき
その境目は、何処で
もしそうなった場合
人は、どちらを選ぶのかというアンサーのようにも感じる
植物と、全く同じ動きをする
映像
もしくは、植物ではない無機物
が、あったとしても
未だに、植物を、愛好する物は多い
それは、植物で、あるが故なのか
それとも、特別な、希少価値を、それに、見いだしているからか
価格も、適当であり
何処にでも生えているもの
其れさえも、愛をかければ、一級品という物さえも
りょうがする
さて、では、本の場合
どうなのだろうか
元々、読むための物だ
そして、質感 手触り
全てに置いて、本と、変わらない
薄いパネルは、発光しない
させることもあるが
殆どが、しないだろう
背表紙も、本の其れである
私が、ここにいる時点で、本と変わらないと
認識しているのだ
もしかすると、認識のずれが、本物の本がないことにより、より際立っている可能性を、否定は出来ないが
しかし、私は、これを、本だと認識するし
たぶん、行くことはないだろうが、地球で、本を、隣に出されて
さわったり、シャッフルされても、違いは、分からない
いや、無いと思うのではないだろうか
この本も再生能力を、有しており
壊れることは、無いだろう
映画に関しても、今の時代
受動的、完璧さを、見せられる物と
ゲームのように、非現実を、歩き回る物がある
そういう物は、大抵が、重量級として、非常に、疲れる物がある
それこそ、ただただ、短期間で、区切られた場所を、連れ回されたり、なりきることもあれば
場面をわけることなく、鉄道に乗ったり、ご飯を食べたり
全てが、時間通りに、動く場合もある
そうなった場合
ヘルメットを、かぶり
部屋を、スキャンして、トイレの位置
冷蔵庫等を、内蔵して、世界が、再構築され
実際の、危険に関しても、世界に、組み込まれる
人が通れば、人だと認識するし
過激な内容の場合
相手に危害を、与えないように、行動できないように、制限される
しかし、稼働当初は、現実と、非現実を、区別できない
役者のように
事故が、多発したが故に
ある一定のテストを、合格したものでないと、プレイできない、高嶺の花と、なっている
大抵は、機械が、人間が、起こしそうな行動を、先読みして
この映像を見せれば、相手はこの程度動く
であれば、この距離でこれを出せば
けがをすることがないと、予測するわけだが
この宇宙船に、搭載されているのが、恐ろしく
古いせいで、私は基本的に、画面に、写して見るような形式が、多いし、上の人間も、慣れないのか
それに、準じているように見ている
この場所に置いて、犯罪行為は、起きない
国民は、すべからず、今現在
体の中に、機械を、埋め込まれている
何か、犯罪行為を起こそうとすると、電極が流れ
行動を、阻害する麻痺状態になる
つまり、動こうにも、動く命令が、出されることなく
阻害されるので、実質、止まってしまうのだ
其れは、殺害行為 悪質行為 強姦 イジメ
他者が、嫌がる行為に置いて
其れをした物は、隔離され
その行為の原因を、究明される
大抵は、ストレスにより、相手に、暴力的
行動を、起こす場合が多い
そういう場合は、隔離されて、治療される
その他にも、身体的異常
危険な場合の救助等を、必要とされ
故に、予防できた病気に関しては
殆どが、治療される事により
大きくなる前に、関知することになる
虫歯が、根絶されて
もう、早いこと経つ
新しいウイルスも、拡大が、非常に、困難なほど
早い内に、隔離される
人は、はじめこそ、人権の無視だと、必死に、騒いだが
しかし、それも、世代が変わる頃には、遠い昔
其れが、当然とし
なおかつ、其れにより、戦争や、病気 イジメ
自殺等が、非常に、少なくなった、データを、持ち
自ら取り出そうとするようなもの
付けない物を、軽蔑する程度まで成っていた
結果として、其れは、自分の意志や、他者では、取り除かれないほど複雑化した
遺伝子のような物と化していた
それは、無機物であったが
しかし、遺伝子と、何ら変わりない存在
故に、この
いや、地球上に置いて、犯罪は、珍しい物となった
これを、完璧な、法律と、言うべきか、どうかは、分からない
しかし、世界の国境は、廃止され
仕事も、撤廃された
仕事が出来る物は、非常に、厳しい試験を、受かった物だけであり
それは、名誉のための職業とさえ言えた
物に、価値が、消失して、久しい
故に、わざわざ、アナログに拘る物が多い
別の素材で、見分けの付かない物が、出来る
先ほどまで、飛行機だった物が、次の瞬間には、高層ビルに、変化することも容易だ
しかし、容易だからと言って、する人間は居ない
法律で、そこまでの大規模なことは、許可が居るからだ
故に、高級品は、消滅した
あるとすれば、機械ではなく、手作業と、うたわれて居るもの
その制度は、機械以下だ
しかし、そのあやふやな制度の下
人は、其れを欲しがる
この世に、偽造品や詐欺が消えた
故に、疑う必要性が、無い
いや、そもそも、それを、する理由が無いのだ
金は、不要だし
悪意を持てば、矯正させられる
故に、刑務所はなく
改善する施設があるだけだ
もし、エラッタが、見るかれば、世界の学者は、狂喜乱舞して、機械と一緒に、同じく
その原因を、調べることに、躍起になることだろう
其れほどまでに、世界は、言語を、二つ持つほどに
癒着し共生していた
それ故に、変化は、珍しいのだ
私の頃は、そんなことはなく
宇宙船に、乗るが為に、わざわざ、装置を、埋め込まれた程であり
一般的には、人権的にも、それは、実験だから
そうされたと言うべきか
今だったら、このような実験は、行われないだろうか
それとも、名誉ある仕事として、考えられるのだろうか
其れは、分からないが
最近の、流行は
世界の秩序を抜けた殺人鬼が、現れ
学者と知能戦を、繰り返す話が、世界的ヒットを
とばしている
人間の根本的感性が、同じなのか
それとも、国境が消え
言葉の差が消えたことにより
近くなったのか
其れは、不明だが
皆、好きなようで
リークで、次回作が、行われるらしい
と言うような、現場の声が、あがっている
空想的犯罪は、許容されて
現実的実際的犯罪は、取り締まられる
過去に、知識による犯行と言う
概念が、存在した
それは、犯行とは、犯行を犯したと言う前知識があって、其れを、模倣すると言うものだ
故に、そういう知識が、この世から
根絶されれば、犯罪を起こさなくなるのでは
と言う、話であるが
今のところ取り締まられる予定は無いようである
それどころか、犯罪とは、犯罪を、犯す物が問題であり
分野は、同じでも、其れは、取り締まる術はない
として、今まで、禁止されていたものでさえ
自由に、成った物が、多い
もちろん、危ない思想に関しては、一応の年齢による
禁止もしくは、それに影響されやすい人間に関しては、それから遠ざける
もしくは、訓練を、受ける事になる
非人道とは、何を指すのか
それは、非常に、難しい
話だ
機械が、許容するとすれば、それは、何処までも
許容される
しかし、否定されれば、其れは、許容されるまで、本人が、望むように、訓練を、実施される
誰かは、大丈夫でも、そいつは駄目だと言う事は、おうおうにしてある
故に、人は、機械のことを、先生ともビッグマザーとも揶揄する
機械が、何かを、決めることはまず無い
なぜなら、人間が、決めたことを、機械が、遵守
するからだ
そして、其れは、必要最低限であり
人間の感性を、否定するものではない
しかし、行きすぎた物は、それを、考えなければならないと言うわけだ
ただ、機械という物が、全てに置いて、与えられた物だけを、繰り返すわけではない
なぜなら、人間が、感覚的に、関知できない
計算、もしくは、現実に置いて
いくつか、機械は、世界を、構成し
また、認知している
我々は、我々が、認識出来ているから、それを、認識することが出来る
しかし、其れ以外の感覚の存在を、計算上でさえ
見抜けないことが、ご多分に漏れず
存在する
其れは、機械という存在により
人間が、考えるよりも、高度に、存在していることが、
機械を通し、提示される
そう言う場合
人間が、何の成果を上げようと考えても
その世界が、機械しか認識できない以上
機械に、意識を、与えなければならないのだ
ここの空間の流れは、非常に、不確定である
私が、まだ、千年以下と言う時間
この場所に、閉じこめられているとは言え
実際は、一年にも、満たない時間しか
経過していない
其れは、認識の差である
地球の時間
と、私の感じている時間は、果たして、違うのだろうか
私が、ここまで、長い間、過ごしている間に、人間は、変化しているように見えると言えば、見えるし
見えないと言えば、見えない
人間が、解明できる範囲は、もはや、決められているように見えるし
また、其れは、ほんの、小さな隅をつついているだけなのかも知れない
体の変化にしても、ばらけた、交配実験では
所詮、その違いは、さして、変わらないだろう
もしかわっているのであれば、生活に支障をきたす極度の劣性遺伝子の排除
及び、その遺伝子の冷凍保存が、揚げられている
地球人が、知らないだけで、今後、其れが、役に立たないとも言えず
小さな、肉の箱での
本来であれば、行われていたであろう
遺伝子継承の真似事が、行われているという
この時代において、生物の生態においての
発見された物に関しては、殆どが、完璧なまでの
野生に近い、生育方法が、確立されている
例えば、家畜に関しては、
ある一定の大きさになれば、帰還するように、プログラムされ
山に放たれるし
狼のような、捕食者も、万が一に備えて、山には、生息している
農作物に、関していっても、雑草だけを食べるように
改良された動物が、歩き回っていたり
それらを、食べようとする物は、この世の中に、あまり存在しないのは、番犬の
おかげもあるかも知れない
また、猟も盛んであり
殆どが、食肉に関して、畜産ではなく
其れられに、依存していると言っても良い
ペットに関しても、常に、完璧な、飼育が求められ
人体に埋め込まれた、機械が、それに、異常を感じれば、没収されるという事は、良くある話だ
こんな宇宙においては、其れは、ゴキブリのような
昆虫に、私たちでは、なってしまうのかも知れないが
どちらにしても、見る生育と、育てる生育
見る生育は、育てる生育の上に、なければ成らず
動物園に行っても、動物がみれない方が、多い
其れが出来るのは、盆栽や、水槽の中だけだろう
我々は、もはや、死んでいるともいるし
しかし、生命的には、まだ生きる可能性がある
どこかで、隕石に、発見するプログラミングが、失敗して、死ぬことがあるかも知れない
しかし、正常に、作動し、なおかつ
この宇宙船は、常に、健康な状態を、保つように、指示され
其れは、続いている
この宇宙船は、進化を、必要としていない故に
変わることなく、同じ形状を、保ち続けている
つまりは、
死による、世代交代が、
不要なのだ
プログラムを、変えれば、徐々に変化するかも知れないが
今更変える気も起きないし
本社も、そんな、途中で変えるような、実験結果が変わるようなことは、しないであろう
スリープまで、後、十五日
私としては、百年と15日後に、また起きるのだろうが
世間は、同じように、過ごしている
そして、私の体感も同じである
ただ、社会の動きが、ズレている
私の感じる時間と、社会が、動く時間
もしかすると、次ぎ目をさましたときには、
私のしゃべっている言語は、本の中だけであり
知識だけ知っている
共通言語でしか、人はしゃべっていないかも知れないし
本社が、国諸共消えている可能性も、無くはない
ただ、私は、任務遂行として、百年眠らなければならない
私が、カプセルに入れば、自動的に、コールドスリープへと、ふたを閉じて、私を、眠らせるだろう
その間、この宇宙船では、少量の昆虫が、生命活動を、繰り返すだけで、後は、有機物が、動くことなく
停止することだろう、それだけ長ければ
お休みという言葉も、意味を、成さない
人一人が、生まれて死ぬ時間
私たちが、起きないと言う可能性だって、隕石にぶつかるよりも、少ないが、存在はしている
果たして、誰のための挨拶だろう
私は、それでも、15日間
データーを、採取するため
生命活動を、おなじように、繰り返すために
普通に、何も変わらないように、繰り返し
生命活動を、継続しなければならない
中には、地球上で、未来をみたいが為に、コールドスリープする者もいるが
全員ではない
いや、少数派であろう
別段、知り合いが居なくなることに、忌諱している人間ばかりではないだろうが、それでも、人は、其れを、望まない方が多い
病気の治療のため、眠った者の治療は、全て済んでいる
そのどれもが、殆どに置いて、遺伝子操作により
健全であろう者へと、変化する
しかし、その全ては、生殖器を取り除かれている
何が、起こるか、分からないからだ
其れを引き替えにしても、手術を、受ける者も多く
その反対に、死を望む自由も、存在した
死は、自由であるが、其れが、苦しみからくる場合
非常に、慎重に、行動を、制限される
この世の中で、苦しみを、解放できない術は存在していない
もし、苦しみを望むのであれば、別であるが
それを、懇願しない場合に置いて、其れを取り除く方法は、ある
肉体的、精神的
其れ以外の苦しみは、この世には、存在しない
そして、その二つでさえ、自然に類する形で
それに近い形状で、その願いが、かなえられるように
なっている
そのままを、形容受するような、出来る形で
それ故に、整形やおしゃれは、非常に、簡素に、成っている
其れは、せいぜい、相手を、不快にさせない程度
例外は、あれど、攻撃とまで、行くことは、希である




